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- 【企画担当者の旅日記】世界有数のパワースポット!「地球のへそ」エアーズロックの迫力に感動
2018年7月9日更新
エアーズロック空港
日本からエアーズロックへの直行便はありません。
日本を出発して、ケアンズで乗り継ぐ場合は国内線で約3時間、午前中にエアーズロックに到着!とても小さい空港です。
空港の周りは赤土。降り立った瞬間、エアーズロックに来た!という気分になります。
エアーズロックリゾートの全景
エアーズロックリゾート(そう、リゾートなんです!)は、空港からバスで15分くらいのところにあります。ウルル(先住民族アボリジニの言葉でエアーズロックのこと)までは約20km(25分)、カタジュタ(アボリジニの言葉でマウントオルガのこと)までは約55km(50分)。
リゾート内の道は舗装されていて、エアーズロックを見渡すようにホテルやショッピングセンターがあります。
リゾート内のショッピングセンター
ショッピングセンターはスーパーマーケット(都市と比べると小さく品ぞろえも少ないですが、飲み物やお菓子などを買えますよ。)やお土産屋さん、カフェなどがあります。郵便局もあるので、ポストカードを買って日本に送ってみてもいいですね。
カタジュタ(マウントオルガ)
まずはカタジュタ展望台へ。
カタジュタはアボリジニの言葉で「たくさんの頭」という意味。名前の通り、36個もの大岩が!エアーズロックとは少し違った雰囲気です。(ちなみにウルルとカタジュタは地中で繋がっている一枚岩だと考えられています。)
展望台で全体を見渡した後は、カタジュタの2つの巨大岩の間にある「ウォルパ渓谷」を散策します。
さかさウルル
その後はシャンパン&カナッペと共に、本日のメインイベント「ウルルサンセット観賞」です。夕日に照らされて、オレンジ色から赤褐色、紫と色を変えていく姿は神秘的!シャンパンをかざして「さかさウルル」を写真にパチリ。
エアーズロックのサンライズ
サンセット観賞の後はぜひ早寝を。翌日は、日の出の約1時間前にホテルを出発。朝食を取りながら、朝日に輝くエアーズロックを観賞します。
太陽が昇るにつれ、だんだんエアーズロックのシルエットがはっきりと姿を現します。この感動は本当に言葉では言い表せない……!写真でも伝わらない、ご自身の目で見てほしい景色です。
マラウォーク(ふもと散策)
サンライズ観賞後は登山またはマラウォーク(ふもと散策)に出発。当日どちらに参加するかを決めます。
ただし、登山はいつでもできるわけではないんです。気象条件やアボリジニの方の祭事など、登山できる確率は年間平均なんとたったの32%程度。。。登山できない場合はマラウォークに参加となります。
「せっかく行ったのに登れないなんて……」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご帰国されたお客様からは「登らなくても素晴らしい景色が見れた!」とのお声をいただきますので、ご安心(?)ください。
エアーズロックにあるハート型のくぼみ
ちなみに登山率が高いのは5〜8月で、それでも40〜50%くらい。エアーズロックに2泊すると、もし登山口が閉鎖されていても翌日再チャレンジが可能なので、ホリデイツアーでは2泊をおすすめしています。
私が9月に行った際は運よく登山できましたが、風がとても強く、もう少しで登山口が閉まるところだったようです。あまり体力に自信のない私でも頂上まで登れましたが、最初の3分の1はチェーンをつかみながらの登山で、けっこう疲れました。頂上からは遠くにマウントオルガの姿も!
※ウルルはアボリジニの聖地であるということを理由に、エアーズロック登頂は2019年10月26日から禁止となります。
星空バーベキュー
エアーズロック周辺は人工の光が少ないだけでなく、乾燥していて空気が澄んでいるので、本当に星空がきれい!天気が良ければ天の川まで見えるんです。高い建物もないので、見上げなくても地平線まで星があるんですよ!4〜9月は南半球を代表する星座「南十字星」を見ることができます。
そんな星空の下でエアーズロックを眺めながらディナーを楽しめるプランも。オーストラリアならではの食材を使った野外でのバーベキューは、これぞアウトバックという感じ!
「ボヤージズ・セイルズ・イン・ザ・デザート」
一軒、おすすめのホテルをご紹介します。
「ボヤージズ・セイルズ・イン・ザ・デザート」は、リゾート内で一番のデラックスホテル。砂漠の中にあるホテルとは思えないほど、プールやレストランなどの施設が充実しています。
ですが一番のおすすめポイントは“日本語デスクがある”ということ!やっぱり気軽に質問したりできる環境がリゾート滞在を充実させるコツだと思います。
軍手&ハエ除けネット
紫外線が強いので、帽子や日焼け止めは忘れずに。
砂漠地帯なので朝晩と日中の気温差が激しく、脱ぎ着できる服装がベストです。特に6〜8月の朝晩は冬服が必要なくらいですが、日中は20度近くまで上がったりします。
靴は滑りにくい履き慣れたものを。赤土だらけなので、赤く汚れても問題ないものを用意してくださいね。靴下も赤土が付いたらなかなかとれません。
登山をされる方は軍手もあった方がいいです。11〜3月はハエが多い時期。水分を求めて人に近づいてきます。この時期は本当に鬱陶しいくらいハエが多いので、ハエ除けネットの利用がオススメ。ホリデイのコースでは現地でハエ除けネットをお渡ししています。現地でも$10くらいで買えますが、この時だけのために買うのはもったいないですもんね。
アボリジニ
リゾート内ではアボリジニガイドによる無料アクティビティがあります。民族楽器「ディジュリドゥ」の演奏などがありますよ。(なかなか独特の音色です。。)
ホテルから歩いて行けるところにエアーズロック展望台もあります。
リゾート内は無料のシャトルバスが各ホテルとショッピングセンターを回って、20分に1本くらい出ています。
それから夏期(南半球なので11月〜3月頃)に行くならぜひ水着を持っていて見てください。え?エアーズロックで水着……?と思われるかもしれませんが、暑い砂漠地帯でホテルにあるプールに入ると気持ちいいですよ〜。
フィールド・オブ・ライト
2016年4月から始まった、日の入りとともに5万以上の球状のガラスに光が灯される期間限定のイベント「フィールド・オブ・ライト」。
当初は1年間のみ開催予定でしたが、好評につき2020年12月31日まで延長されることになりました。ライトの間も歩けるんだそうですよ。
実はイベントが始まってからまだ行ったことがないのですが、開催されている間にぜひ行ってみたいです!