ご挨拶

日本生薬学会第60回年会(北海道)開催にあたって

このたび、日本生薬学会第60回年会(北海道)を平成25年9月7日(土)、8日(日)に北海道医療大学(北海道当別町)にて開催する運びとなりました。日本生薬学会の会員の皆様にご案内申し上げます。

生薬学は、伝統的な生薬素材、天然物、構造解析、生物活性、薬理、生合成、形態、栽培などに関する研究、バイオテクノロジーを駆使したインフォマティクス、オミックスなど多岐にわたる事象の解明を通じて、生命科学の理解と、人類の健康・幸福に貢献してきております。また、さらなる科学の探究とともに、あらたな社会変革への対応、次世代の生薬学研究者の育成、生薬関連分野の教育・啓蒙の任が生薬学に期待されるところであります。

本年会では二日間の期間中に、一般口頭発表、一般ポスター発表、会長講演、特別講演、各賞受賞講演、シンポジウムなど例年通りの進行構成とすることを予定しております。一日目の夜には札幌市内ホテルにて懇親会を予定しており、北海道ならではの魅力的な料理、飲物も計画しております。本年会に会員の皆様が一堂に会し、大いに議論を深めていただくことを願っております。

また本年会に引き続き同じ北海道にて、第31回日本植物細胞分子生物学会大会(平成25年9月10日〜12日:北海道大学にて)、日本植物学会第77回大会(平成25年9月13日〜15日:北海道大学にて)の二つの植物系学会の大会が連続して開催される日程となっています。薬用植物を研究対象とする会員の多い日本生薬学会とも関連する両学会との交流をはかる絶好の機会であるといえます。

本年会会場の北海道医療大学・当別キャンパスは、札幌の中心街から北東に約20kmに位置し、広大な田園地帯の雄大な景色(まさに“the北海道”)の広がる自然の中にあります。しかしながら札幌駅から大学の目の前まで直通の列車で結ばれており、アクセスも比較的容易となっています。さらに北海道は様々な生薬の生産地として長い歴史を有し、生薬国内生産の拠点でもあります。生薬の育つ大地に立ち、生薬学研究をあらためて見つめ直す良い機会ではないでしょうか。

是非とも多くの生薬学会員、生薬学に興味を持つ方々に北海道にお越し頂き、本年会にご参加下さいますことを、実行委員一同心からお待ち申し上げております。

日本生薬学会第60回年会
実行委員長 高上馬 希重
(北海道医療大学 薬学部)