第24回日本健康教育学会学術大会

学術大会関連集会

会期中、以下の関連集会の開催が予定されています。

交流集会「保健医療データの活用とAmos分析の魅力」

日時:
2015年7月5日(日) 14:30〜15:30
会場:
E会場(511学習室)
世話人:
中山 直子(聖路加国際大学)、瀬在 泉(防衛医科大学校)、伊藤 千春(一般財団法人京浜保健衛生協会)

本交流集会の目的は、保健医療現場におけるデータの分析、特にSPSSやAmosを使用した解析に関する知識、技術の紹介のほか、2011年より開催しているAmos研究会※)の活動の紹介を主とする。

保健医療関係の現場では、多くのデータがあり、それらのデータをどう分析して、どう発信していくか、またどう施策化へつなげていくかなど、重要なことであり、今後の実践現場での課題でもある。また、現場の実践から蓄積されたデータについて、「どんな分析をしたらよいのかわからない」や「本は見たけど、わからない」など、日ごろ感じている現場の保健医療職も多いと思われる。

今回は、共分散構造分析の魅力を中心に、Amosを使用した分析についての紹介と、現場のデータの活用の仕方などを含め、参加者とともに情報交換をしていく予定である。また、それぞれの現場や研究において、地域の大学の研究者などを活用し、現場のデータを活用し還元できるようになるための基礎を築き、今後のまとめや情報発信につながる活動にしていきたいと考えている。統計の知識の有無にかかわらず、気軽に参加していただきたい。

※ Amos研究会とは、保健医療職のほか建築、学校保健、栄養、スポーツ分野などに関わる教員、大学院生などの研究者、現場の実践家が月1回ほど集まり開催している学際的な研究会である。

「Health Educatorの養成と研修」研究会企画
「我が国におけるヘルスエデュケーターのビジネス機会の開発」

日時:
2015年7月5日(日) 14:30〜15:30
会場:
G会場(509学習室)
世話人:
大津 一義(日本ウエルネススポーツ大学)

本研究会は我が国の土壌に見合ったヘルスエデュケーターの養成に関わる研究開発を行ってきている。その中核的課題は養成カリキュラムの開発であり、これに基づいて、NPO法人日本健康教育士養成機構では実践健康教育士、専門健康教育士を輩出してきた。しかし、昨今、資格取得者及び取得希望者にとって、資格を生かす機会・場が無いなどの活動の場の開発・確保が大きな課題として指摘されるようになってきた。この課題は養成カリキュラムとも深く関連していることから、昨年の12月の定例会では、ヘルスデュケーターの活躍が著しい米国でのヘルスケアビジネス界での取り組みを範として、インターネットからの情報ではあるが、その紹介を試み大変好評であったが紹介に終始した感があった。

そこで、今回は、その第2弾として、米国及びわが国のヘルスケア業界の動向を踏まえ、我が国におけるヘルスエデュケーターのビジネス機会の可能性等について検討する。

講師は鈴木紀秀氏(有限責任監査法人トーマツ アドバイザリー事業本部パブリックセクター部/ヘルスケアコンサルティング、認定実践健康教育士、認定医療福祉情報連携コーディネーター)

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