シンポジウムは以下の要領で実施いたします。
- 日時
- 2017年8月7日(月)の13:00〜15:00
- 会場
- 和歌山県民文化会館 大ホール (和歌山市小松原通り一丁目1番地)
- テーマ
- 新学習指導要領,どのように授業実践を進めるか
- コーディネーター
- 金本 良通(日本数学教育学会研究部長 日本体育大学)
- シンポジスト
- 池田 敏和(日本数学教育学会渉外部長 横浜国立大学)
夏坂 哲志(日本数学教育学会研究部副部長 筑波大学附属小学校)
鈴木 誠 (日本数学教育学会研究部副部長 東京学芸大学附属世田谷中学校)
荻野 大吾(日本数学教育学会研究部副部長 東京都立日比谷高等学校)
福井 規之(和歌山市立有功東小学校)
〔シンポジウム趣旨〕
新学習指導要領は,教育課程の歴史において大きな転機となる改訂となっている。学校教育の教育課程全体において「生きる力」とは何かを資質・能力として構造的に明確にし,教科等を学ぶ意義を大切にしつつ,教科等横断的な視点にも立って,それらを育んでいこうとしている。そのことは,中央教育審議会答申で各教科等の目標に期待されている「〜見方・考え方を働かせ,〜(活動や過程)を通して,〜(に関わる)資質・能力を育成する」という記述の一貫性に典型的に見ることができる。このことを踏まえた上で算数・数学科の改訂状況を見る必要があるとともに,授業実践に取り組むに当たっても留意していくことが求められる。
本大会シンポジウムでは,新学習指導要領について,国際的な動向とともに我が国の算数・数学教育の実践に視座を据えて議論を展開したい。