第27回日本健康教育学会学術大会

ご挨拶

第27回日本健康教育学会学術大会を,2018年7月7日(土)〜8日(日),兵庫県姫路市において開催致します。

大会のテーマは,「健康教育,ヘルスプロモーションを“見える化“する社会的意義−プロセスはいかにして結果に至るのか?−」としました。健康教育やヘルスプロモーション(以下HEPとします)の“見える化“によりHEPの機能や特徴を明らかにすることは,研究のみならず実践上も必要性が高く,その社会的な意義は大きいと考えられます。またテーマには,プロセスと結果の関連性の検討を含めましたが,それは取組の改善に寄与するものと期待されます。大会が,テーマに関わる議論の機会になれば幸いです。

大会では,口頭発表,ポスター発表,ラウンドテーブルに加えて,特別講演では,近藤尚己先生(東京大学大学院医学研究科准教授)に,「健康格差に対する方策」について,教育講演では,阿部修士先生(京都大学心の未来研究センター特定准教授)に,心理学・脳科学の視点から「意思決定」について,お話しいただきます。シンポジウムでは,「HEPに関する評価」,及び学術委員会との共同企画である「がん患者サバイバーシップへの支援」について行います。さらに,若手の会等による企画などを予定しています。

会場のある姫路市は兵庫県の南西部にある中核市であり,新幹線を使えば東京駅からは約3時間,博多駅からは約2時間のアクセスです。会場周辺には,世界遺産「姫路城」とそれを囲む公園や庭園(好古園)が,足を延ばせば書写山圓教寺などあり,神戸,大阪,京都とは異なる風情をお楽しみいただけます。

 皆さんのご来場,ご発表を,大会関係者一同,心よりお待ち申し上げます。

 

学会長第27回日本健康教育学会学術大会
学会長
西岡 伸紀
(兵庫教育大学大学院学校教育研究科)

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