今回初の試みとして、若手作業療法士の抄録作成をサポートするシステムを作りました。
このシステムは、「学会で発表してみたい」という想いを「抄録作成を支援する」ことで応援する試みです。
具体的には、過去の学術大会で数回抄録を作成し発表されている方々が、メールによる個別指導をします(3回まで)。
学会発表未経験の若手の方で、学会発表のはじめの一歩を踏み出したいという方は、どうぞ当システムをご利用ください。
目的
- 「学会に参加する」次のステップとして、「学会で発表する」経験を支援する。
- 学会発表未経験の若手作業療法士の「抄録作成」を支援することで、学会発表の はじめの一歩のハードルを下げたい。
方法
<対象>
- 1)日本臨床作業療法学会の正会員および賛助会員である。
- 2)学会発表未経験者かつ経験年数3年未満である。
- 3)日本臨床作業療法学会第7回学術大会にて、学会発表予定である。
- 4)当システム利用者の登録演題も、演題査読対象とする。
<手順>
- 1)システム利用にあたり、利用希望者は事前に利用登録する。
登録内容は以下の通りとする。
- 名前、所属(病院・施設など)
- 経験年数(OTとしての臨床経験年数)
- 臨床分野(身障:急性期・回復期・維持期、精神科、訪問、通所、小児、その他)
- 返信用メールアドレス(PCアドレスに限る)
- 2)抄録作成支援担当係より、利用登録完了メールが送信される。
- 3)利用者は、所定期間内に抄録作成し、抄録作成支援担当係宛にメールにて抄録を送付する。
- 4)抄録作成支援担当係より、利用者へ抄録受取メールが送信される。
- 5)抄録作成支援担当係より、抄録作成支援者へメールにて依頼抄録を送付し、添削依頼をする。
- 6)抄録録作成支援者は、抄録受取後、演題審査基準に沿い、概ね1週間以内に 抄録を添削し、抄録支援担当係へ返信する。
- 7)抄録支援担当係より、添削済み抄録を利用者にメールにて送付し、概ね1週間以内に抄録を修正し、抄録支援担当係へ返信するよう依頼する。
- 8)利用者は、演題登録期間内に抄録を完成させ、演題登録を行う。
抄録作成支援
- 1) 演題に付き、添削指導は、演題登録期間内に3回迄とする。
- 2) 抄録作成支援は、日本臨床作業療法学会演題査読基準に沿い、実施される。
問い合わせ先
第7回日本臨床作業療法学会学術大会 事務局 作間
e-mail:7thjscot@gmail.com