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奨学金

海外大学進学の奨学金について

留学にあたって、“学費や生活費の負担を減らすために奨学金を申請したい”という場合ですが、奨学金には返済が必要なものと不要なものがあります。日本国内ではJASSO(日本学生支援機構)がよく知られていますが、そのほとんどは返済が必要です。一方、海外には返済が不要な奨学金が多数存在します。このところ毎年のように授業料が値上がりするため、留学費用が以前よりも高額になりつつありますが、アメリカのハーバードやイエールなどのトップ大学では、家庭の年収に応じて返済不要の「Need-blind」という奨学金制度を採用しています。このシステムを使うことで、ある一定の世帯収入以下の場合、学費、寮費を合わせて年間800万円程度もかかる費用が無料になります。もちろん、希望する全員がこの奨学金を受けられるわけではありませんが、優秀な学生が資金不足で学ぶ機会を奪われることがないように、このような返済不要の奨学金制度が存在するのです。

また、上記のアイビーリーグ大学以外でも、留学生のために奨学金を授与している大学も多数あります。アメリカの南部の私立大学などでは、留学生を受け入れることで自校の国際化をアピールする目的もあり、授業料と寮費の50%以上が授与される奨学金システムを採用するところもあるのです。

そのほか、各大学で個別に奨学金を授与している場合もあります。成績優秀者に対して、返済不要の奨学金を出しているケースが多いですが、入学時に留学生に対して無条件で一定の金額を授与することもありますので、“留学生では奨学金を獲得するのは無理……”とあきらめることなく、留学準備を進めていきましょう。