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環境への取り組み

 「環境」とは、自然環境をさすだけではなく、身近な生活文化、歴史的伝統を含む私たちを取り巻く総体であり、「環境学習」は教科の枠を超えた総合的な学習であるといわれています。その意味で修学旅行をはじめとする特別活動は、自然や歴史・文化が豊かな地域を訪れる集団的旅行行事であり環境学習にふれる絶好の機会といえます。

 環境学習の到達点は、図に示すとおり環境を守るためになんらかの行動を起こすことにあると言われています。私たち近畿日本ツーリストのご提案する「環境学習旅行」は、さまざまな環境学習素材にふれ、何かを感じて関心を呼び起こすことをまず第一義に考えています。
【自然環境学習】


 植物や動物などの固体観察や生態系の観察を通じて、自然の摂理を学ぶことを目的とする学習です。バードウォッチング、アニマルウォッチング、植物観察などを幅広く実施できます。この学習では、単なる知識の習得だけではなく、体験を通して自然環境を守り、生命を尊重する心が養えることでしょう。


 人類が直面している最大の課題である環境について学ぶ機会はたくさんあります。たとえばエネルギー問題。また、公害問題が発生した地域でその歴史と実態をしるとともにそれをどのように克服してきたか、学ぶこともできます。


 伝統的な生活文化にふれる貴重な体験です。具体的に、農林漁業などの実作業体験、伝統工芸や民具があるほか、実際に生活者の家に分宿して、生活すべてを体験する活動も実施されています。


 自然のすばらしさを、楽しみながら実感しましょう。陸ではマウンテンバイクや乗馬、川や湖ではカヌー・フィッシング、海ではマリンスポーツ、空では熱気球など、大自然すべてが活動の舞台となります。

【歴史文化遺産学習】



 私たちの祖先が、長い歴史の中で守り育ててきた有形・無形の文化遺産は、自然条件・風土と時代的背景、そして人間の生の営みが調和して今日まで伝えられてきたもので、私たちの精神生活においてかけがいのない大切な「環境」です。


 城下町・町家・宿場町など何百年も前からの町並みは、生活文化と密着し、長い歴史の風雪に耐えて今日まで残されてきたもので、歴史文化環境学習には格好の素材といえます。なぜこのような町並みができたのか、どういう条件下で保存されたのか、家の構造と自然条件との関わり、人々の生活など、さまざまな観点から学ぶことができます。
 
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