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ニュースリリース

“スマートツーリズム” & “ユニバーサルツーリズム” 推進
ライブ配信による遠隔旅行体験サービス実証実験
~新たな旅のカタチ、旅に出ることが叶わない方への旅の提案を目指して~

広報No.08
2017年(平成29年)6月1日

 近畿日本ツーリスト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田ヶ原 聡、以下KNT)は、ウェアラブル端末ゴーグル型ヘッドマウントディスプレイを活用したライブ配信による遠隔旅行体験サービス実施に向けた実証実験を行います。6月3日(土)福島県営あづま球場にて開催される花火イベント「ふくしまミュージック花火2017」の会場と福島県内及び宮城県仙台市の各1か所を映像と音声で結び、実際に行かなければ味わえない現地の花火の醍醐味を楽しんで頂きます。
※福島県営あづま球場=東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のソフトボール会場



<ライブ配信イメージ>

【実施概要】
(1)目的
この実証実験を通じ、新たな旅の提案として、ヴァ ーチャルリアリティ(VR)と通信を駆使して各地をリアルタイムでつなぎ、その場に居ながらにして旅行体験ができるライブ配信遠隔旅行体験サービスの提供を目指します。本サービスの実現により、旅に出ることが叶わない方でも、バーチャル体験を通じて旅やライフイベントを体験でき、心も体も元気になるユニバーサルツーリズムとしての活用や、訪日旅行促進に向けた自治体・企業などのプロモーション、さらにはビジネストリップにおける出張者削減・働き方改革への貢献も視野にプラットフォーム化へ向け事業構築を目指します。

(2)内容
福島県内では、花火のイベント会場から約40km離れた飯舘村「特別養護老人ホーム いいたてホーム」で、当日会場に行くことが出来ない入居者及び職員の方々に体験頂きます。今回、飯舘村がイベントに協力しており、「花火=復興の象徴」と位置付けられた壮大な花火ショーを、会場で鑑賞している村民と同じ時間で体験を共有します。
また、宮城県仙台市では、会場から約90km離れた「au SENDAI」の店舗内にある「VR体験エリア」にてライブ配信の花火を鑑賞して頂きます。


<没入型ウェアラブル端末>

■視聴内容 : 客席から360度パノラマ動画撮影による花火の映像と音。
■視聴方法 : 使用機器=ウェアラブル端末機器 :ゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ。
■体験機器 : ボディソニックチェア。チェアに座ると音の振動が体に伝わり臨場 感を増幅。


<ボディソニックチェア>

■特別養護老人ホーム
いいたてホーム(福島県相馬郡飯舘村伊丹沢字伊丹沢571) 生活感あふれる暖かい家庭を目指す「いいたてホーム」は、震災発生から一日も 休むことなく今日に至ります。飯舘村は震災1か月後に村全体に避難指示が出さ れ、住民/行政が移転していくなか、避難に伴う長時間の移動や、生活環境の変 化が高齢者の心と身体に深刻な負担を及ぼすと考え、スタッフが村外から1~2時間かけて毎日通うことで利用者がホームに残れることが出来、現在34名の入 居者が暮らしています。

【KNTのスマートツーリズムの取り組み】
KNTは2014年11月以来「スマートツーリズム」を推進してまいりました。スマートツーリズムとは、ウェアラブルやパーソナルモビリティをはじめとする最先端技術と旅の融合による次世代ツーリズムです。 今後、KNTはワンストップでウェアラブル端末、コンテンツ、プロモーションをトータルな形でご案内するとともに、スマートグラスを核に様々な「最先端技術と旅」を展開し、新たな付加価値を生み出し、地域活性化の提案を進めて参ります。

今後スマートツーリズムについては、様々な展望が期待されます。
① 実空間・仮想空間の複合型観光
失われた文化財や街並みを復元・再現をはじめ、アニメ・映画のロケ地、震災・防災など様々なシーン 仮想世界と現実世界が融合する複合現実感を味わうことで観光と学びを体験する手法提案。
② 多言語対応
2020年に向け、各地に訪れる訪日観光客への言語対応と、観光地や日本文化の解説を行うことによる、 日本への理解の深耕。
③ ユニバーサルツーリズム、サスティナブルツーリズムとの連携
旅に出ることが叶わない人達への仮想旅行体験や、環境・文化保護と観光を共生させるなどの新たな 切り口として、国籍・年代を超えたあらゆるお客様への旅の提案。