第13回バイオ関連化学シンポジウム特別企画:市民公開講座

第13回バイオ関連化学シンポジウム特別企画:市民公開講座

主催

市民公開講座「生活そして人生を豊かにし、社会に貢献するバイオ関連化学最前線」講演会実行委員会

共催

日本化学会、日本化学会・生体機能関連化学部会、日本化学会・バイオテクノロジー部会、日本核酸化学会、日本化学会・フロンティア生命化学研究会、高分子学会・バイオ高分子研究会、東北大学大学院工学研究科、東北大学多元物質科学研究所、ネットワ-ク型物質デバイス領域共同研究拠点、人・環境と物質をつなぐイノベーション創出ダイナミック・アライアンス

後援

公益財団法人 仙台観光国際協会

開催日時

令和元年9月6日(金) 13:30~17:10

場所

東北大学青葉山キャンパス 工学部中央棟 2階大会議室

プログラム(敬称略)

13:30-13:40
「趣旨説明」 東北大多元研 和田健彦
13:40-14:40
「基礎研究から医療現場に届いたポリマーバイオマテリアルの開発」
東大院工 石原 一彦教授
(生体親和性高分子材料の開発によりバイオ関連先端技術の限界を突破した開拓者)
14:40-14:50
休憩
14:50-15:50
異端は認められた瞬間に先端に変わる
‐ 特殊ペプチド創薬イノベーション、創薬の革命 ‐」
東大院理 菅 裕明教授
(バイオ関連先端研究により世界中の製薬企業に革新的薬剤開発戦略をもたらした革命児)
15:50-16:00
コーヒーブレイク
16:00-17:00
「COI東北拠点の取り組み: 健康幸福社会を実現するデータ・インテグレーション」
東北大 イノベーション戦略推進センター 末永智一教授
(バイオ関連先端研究により健康管理の常識を打ち破る日常人間ドックを目指す先駆者)
17:00-17:10
「総括」 東北大院工 珠玖 仁

演者プロファイル(抜粋):

石原一彦教授
東京大学 教授 大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻、バイオエンジニアリング専攻教授を併任、多数他大学客員教授等、ご専門:高分子科学、ポリマーバイオマテリアルの創製等、ご受賞:第2回日本医療研究開発大賞 厚生労働大臣賞、平成30年度全国発明表彰 経済産業大臣賞、平成29年度文部科学大臣表彰科学技術賞、平成27年度高分子学会賞、日本バイオマテリアル学会賞、 米国バイオマテリアル学会クレムソン賞他多数。生体親和性の材料であるMPCポリマーを開発し、日油(株)での工業製造プラントの設立とバイオ・医療関連市場の開拓に尽力されている。
菅 裕明教授
東京大学 教授 大学院理学系研究科 化学専攻 ご専門: ケミカルバイオテクノロジー、触媒機能を有するRNA開発、特殊ペプチド創薬、ご受賞:2001年日本学術会議会長賞、2015年文部科学大臣表彰科学技術賞、2016年読売テクノ・フォーラム ゴールド・メダル賞、2016年マックス・バーグマンメダル、2016年日本イノベーター大賞特別賞、2017年名古屋メダル賞シルバー、他多数: 東証一部上場 バイオベンチャー企業「ペプチドリーム」の創始者。「特殊ペプチド」という創薬開発プラットフォーム技術を確立するため、20年以上研究し続け、このプラットフォーム技術で「日本発の新技術で世界初の創薬を」との夢を叶えるためぺプチドリーム社を創業。現在新しい会社も設立され、ますます御活躍中。ぺプチドリーム社は、2013年日本バイオベンチャー大賞、2014年ビジネスモデル大賞等受賞、革新的な独自技術で成長を続ける。
末永智一教授
東北大学イノベーション戦略推進センター 特任教授 COI東北拠点 副拠点長・研究統括、東北大学 名誉教授 ご専門:マイクロ・ナノテクノロジーをベースとし, 環境,医療,食品などの分野で使用できるバイオセンシングデバイスやシステムの開発、バイオイメージング等、ご受賞:2011年電気化学会 電気化学会論文賞、2011年日本化学会 日本化学会学術賞、2006年、電気化学会 電気化学会技術賞、2002年電気化学会 電気化学会学術賞他多数
センター・オブ・イノベーション・プログラム研究統括として、さりげないセンシングと日常人間ドックを実現する自動と共助の社会創成を目指した研究を推進されている。

連絡先: 東北大学多元物質科学研究所 和田健彦

E-Mail :hiko@tohoku.ac.jp; TEL: 022-217-5608;FAX: 022-217-5609