
この度、第37回日本植物細胞分子生物学会大会を京都・洛北の地で開催することとなりました。会期は、2019年9月7日(土)から8日(日)の2日間、会場は京都府立大学(京都駅から地下鉄・徒歩でおよそ25分)にて開催予定です。日本植物細胞分子生物学会会員の皆様におかれましては、奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます。
本学会は、植物組織培養、分子生物学、細胞工学などの基礎研究とその応用開発研究の発展をめざし、理学、薬学、農学、工学の各分野の研究者・技術者が一同に集まり、基礎から応用に至る幅広い分野での研究交流を図ることを基本理念としております。そのため、大会・シンポジウムは各参加者がホームとしている学会の壁を飛び越えて、研究内容を発表し自由闊達な議論を行う場と位置付けております。
京都市は国際観光都市であり、有名寺院などは特に海外からの旅行者で大変賑わっております。開催される場所は、洛北と呼ばれる景勝の地で、上賀茂神社と下鴨神社の中間点であり、近くを流れる鴨川にかかる北大路橋から眺める風景は、比叡山も望め、周囲は緑が多く、落ち着いた雰囲気です。隣には京都府立植物園も立地しており植物をテーマとした学会開催に相応しい場所だと思います。京都市は盆地で、夏の開催地としては厳しい暑さを体験させられると思われる方も多いかもしれませんが、会場は地下鉄北山駅から徒歩10分以内ですし、会場は空調完備ですので、涼しい会場内で“熱い”情報交換やディスカッションを存分に行っていただきたいと考えております。また、懇親会も学内で開催しますので気軽にご参加頂き、研究の話題に花を咲かせていただければと願っております。
これまで会期を3日間としておりましたが、今大会では9月7日(土)と8日(日)の2日間で開催します。7日(土)に一般公演(英語セッションを含む)、シンポジウム、総会、各受賞式典、懇親会を開催し、8日(日)には、一般公演、ポスター、シンポジウムを開催する予定です。これまで会期中に開催してきた本部企画の市民公開シンポジウムについては、9月14日(土)午後に京都府立・京都学歴彩館の大ホールで「すごいぞ!植物バイオ研究の最先端」というタイトルで植物バイオテクノロジー研究に関する話題をご提供いただきます。
一人でも多くの会員の皆様が京都・洛北にお越しいただき、本大会、シンポジウムならびに懇親会にご参加いただけるよう心からお待ちしております。
第37回日本植物細胞分子生物学会(京都)大会
大会実行委員長 増村 威宏
(京都府立大学大学院 生命環境科学研究科)