中等症対応等研修

研修会名

新型コロナウイルス感染症対応に資する人材養成研修会

開催日

2022年11月1日(火)

所要時間

9時00分~17時00分(8時間)

研修形式

集合研修(講義・実地)

主催

帝京大学医学部附属病院

主な講師名

坂本 哲也(救急科 病院長・医師)
河内 正治(安全管理部 部長・医師)
松永 直久(感染制御部 部長・医師)
山本 貴嗣(内科 教授・医師 総務担当副院長)
北沢 貴利(内科 病院教授・医師)
張 京浩(医学部集中治療部 教授・医師)
金子 一郎(シミュレーション教育研究センター・救急科 副センター長 教授・医師)
土谷 明子(看護部 部長・看護師)
竹内 保男(シミュレーション教育研究センター 講師・救急救命士)

開催場所

帝京大学医学部附属病院・帝京大学シュミレーションセンター

参加人数

10名

受講対象者

医師(看護職員同行可)

参加費

研修内容など 帝京大学医学部附属病院における研修会の目的は、COVID-19 についてその病原体を含む基本的な病態概念を理解し、パンデミックに対する病院としての体制を構築する必要性を把握してその実際を知ることである。具体的には以下に示す講義・実習を予定している。

  1. COVID-19 の原因病原体とその実態を知り、併せてパンデミックを引き起こす新興感染症について学ぶ(集合研修(講義))。
  2. パンデミックに対する病院体制の構築方法、COVID-19 患者病棟運営、ゾーニングについて考察し理解する(集合研修(講義・病棟ラウンド))。
  3. ゾーニング、病棟運営の実際について、COVID-19 陽性患者収容病棟や発熱外来において実地見学を行い、治療管理やゾーニング・マネジメントについて学ぶ(集合研修(講義・病棟ラウンド))。重症COVID-19 病棟では実際の ECMO 適用タイミング・合併症についての講義を受ける。
  4. 基本的な感染対策の講義や PPE 着脱・フィットテストの実践研修を実施し、日常的な感染対策について再確認を行う(集合研修(講義・シミュレーション)。
  5. 呼吸管理実習、高機能シュミレーターを用いたCOVID-19 診療のケーススタディーを実施し、実践的なトレーニングを行う。

以上、軽症者~中等症以上の患者対応について講義・実地·実践研修により幅広く学ぶことで、病棟管理ができる医師の養成を目的とした研修とする。職種としては医師を受講対象者として想定しているが、看護職員など、COVID-19 に関わる医療従事者の参加を拒むものではない。