【旅行会社OLの女子旅日記】ちょっぴり不安、初めてのタイ旅行… 安心して楽しめるバンコク女子旅のススメ♪

【旅行会社OLの女子旅日記】ちょっぴり不安、初めてのタイ旅行… 安心して楽しめるバンコク女子旅のススメ♪

先日、初めてのバンコク旅行に行ってきました!
バンコクって、「トゥクトゥクやタクシーでぼったくられた」とか「スリに遭った」とか、あまり治安が良くないような噂を聞くところ…。 しかもわたし、辛い物やすっぱい物は好きじゃないし、毎日ちゃんとご飯食べられるの?などなど、実は不安でいっぱいでした。
でも帰ってきた結果は「友達連れてまた行きたい!!」
今回の旅日記は、そんなわたしのバンコクデビューが大成功した体験談をご紹介します♪

1.バンコクに到着!

バンコクの町並み

バンコクの町並み

関空からバンコク・スワンナプーム空港に到着。
空港からの送迎を頼んでいなかったので、空港→エアポートレイルリンク→MRT→BTSに乗り換えて宿泊ホテルへ。この日一日でバンコクにあるすべての鉄道を制覇しました(笑)
行き先までの切符を買って改札に通して乗るだけなので、初心者でもそんなに難しくないと思いました。

ソフィテル・バンコク・スクンビットのロビー

ソフィテル・バンコク・スクンビットのロビー

途中、雨季らしいスコールに見舞われながらホテルに到着!
今回の宿泊先は「ソフィテル・バンコク・スクンビット」というスクンビット通り沿いに建つホテル。最寄駅のBTSナナ駅・BTSアソーク駅・MRTスクンビット駅まで徒歩5分以内という立地のホテルです。
中はこんなにきれいな5つ星ホテルなのに、ホテルの敷地を出ると一気に↑の写真みたいなアジアの町並みに……。
駅からすぐでしたが、このローカル色溢れるバンコクの町並みを歩くのには正直ちょっと勇気がいりました……。

ショッピングモール「ターミナル21」

ショッピングモール「ターミナル21」

夕食はどこで食べよう!?とお部屋で悩んで、徒歩で行けるアソーク駅直結のショッピングモール「ターミナル21」に行くことにしました。
空港をモチーフにしたおもしろいショッピングモールです。各フロアにテーマがあって、写真はサンフランシスコのフロアです(東京のフロアもありますよ!)

フードコートで食べた夕飯

フードコートで食べた夕飯

タイってとにかく物価が安くて、一食100バーツ(約300円)もあればおなかいっぱいになれます。何度か「計算間違ったかな…?」と思ったレベルで安い!
後からガイドさんに聞きましたが、バンコクの人もわたしが先日行ってきたシンガポールと同じように外食がメインなんだそう。安いお部屋にはキッチンもないんだとか。
写真の食事はたったの55バーツ(約165円)。安い!このフードコートでもいくつかおすすめのメニュー(牡蠣のお好み焼き)があるようでしたが、確実に食べられそうなカオマンガイ(チキンライス)を食べました。
(本当はピンクのカオマンガイを食べに行ってみたかったんですが、遠そうだったので断念……)
帰りは露店がたくさん並ぶ道を歩いて帰りました。あんまり冒険心はない方なので、やっぱり内心ビクビクしてました^^;

2.ガイドさんと合流

バンパイン離宮

バンパイン離宮

翌日から現地のガイドさんと合流して、本格的に観光に出発です!専用車とガイドさんがいる安心感……*^^*
バンコク市内から車で1時間半~2時間くらいのところにある世界遺産のアユタヤ遺跡とバンパイン離宮に向かいました。
「バンパイン離宮」はアユタヤ王朝時代に建てられた離宮を1800年代にラマ4世が再建して現在の姿になったそうです。(ちなみに今のタイの国王様はラマ9世です。)

離宮内を走るカート

離宮内を走るカート

入口でガイドさんに「カートに乗れるけどどうする?」と言われて、えっ?何のこと?と思ったら……
ほんまにカートがある!!
1台400バーツで借りられます。ガイドさんに聞いたら、勧めたら大体の人が借りると言っていました。(免許は不要です!)

中国風の寺院

中国風の寺院

歩くと一時間ほどかかるらしい離宮の中を、らくらくカートで周遊~♪
ところどころで停まって観光します。雨季なので庭園中グリーンが濃くてきれいでした。
ちょっと歩くとじわじわと汗が出てくるほど暑いので、カートは大正解!本当に快適でした。

ヨーロッパ風の橋

ヨーロッパ風の橋

再建の際にはベルサイユ宮殿などが参考にされたそう……そのおかげでタイらしくない建物も。でもとても素敵な離宮でした!
パンフレット等ではあまり大きく取り上げられることがない観光地なので、意外と満足度が高かったです^^

3.世界遺産アユタヤ遺跡

ワット・ヤイチャイ・モンコン

ワット・ヤイチャイ・モンコン

バンパイン離宮からアユタヤへ。
世界遺産にもなっているアユタヤ遺跡は、1300年代から417年間タイで栄えたアユタヤ王朝の遺跡です。
仏像がずらっと並ぶ「ワット・ヤイチャイ・モンコン」や28mもある涅槃仏「ワット・ロカヤ・スター」など、色々な遺跡が残されています。

ワット・プラ・マハタート

ワット・プラ・マハタート

特に珍しいと思ったのは、この「ワット・プラ・マハタート」。仏像の頭部が木の根っこに覆われていました。
一緒に写真撮影をする際は自分の頭の方が高くならないようにしゃがんでください、という看板が建てられています。 (ガイドさんがきちんと案内を読んでいない他の観光客にしゃがむよう注意をする、という場面も。)

ゾウ乗り体験

ゾウ乗り体験

人生で初めてゾウに乗りました!
「緊張しないで、体を揺れに任せて乗って」とガイドさんから言われ…… 北海道のノーザンホースパークで初めて馬に乗って、緊張しまくって全然うまく乗りこなせなかったわたし…… 果たしてゾウとの相性は!?

椅子についていた柵から手は離せませんでしたが、馬よりはゆったり安心して乗ることができました^^;

ゾウの上から眺めるアユタヤ遺跡

ゾウの上から眺めるアユタヤ遺跡

遺跡を眺めながら揺られていると、途中で被っていた帽子が飛んで行ってしまうというアクシデントが!
なんと、賢くてやさしいゾウさんが長いお鼻で器用に拾ってくれました!
ありがとうゾウさん、いい記念になりました^^(帽子はちょっとしっとりしてたけど……)
ゾウ使いのおじさんが「ぞうさん」を歌ってくれたり、日本のお笑いネタを披露してくれたり、あっという間の10分間。たくさんサービスしてもらったので、チップも快く渡せました。

4.メークロン市場

線路上の市場

線路上の市場

3日目も朝から車に揺られて1時間半、「メークロン市場」に出かけました。ここはなんと線路の上にある市場なんです!
世界でも珍しいこの市場に、ガイドさんに連れていってもらいました。正直、こんなところ絶対ガイドさんと一緒じゃないと歩けなかった……というレベルの迫力!

市場では海が近いので鮮魚や干物をよく見かけます。ハエもちょっと多かったかな……気になる方はちょっとつらいかもしれません。

タイのローカル線

タイのローカル線

一旦市場を抜けて脇道を歩いていると、放送が流れました。これが「電車が来るよ~」という合図だそう。急いでベストポジションに向かいます! (これもガイドさんがいなかったらたぶん見逃してました……)
さっきまで並んでいた店が、一斉に畳まれていきます!壮観!そしてゆっくりと電車がやってきました。

電車が通過

電車が通過

いやいや、品物が並んでるの、実は電車の真下でしたよ!?
わたしこの時、人生で初めて踏切の中で電車を見送りました。笑

市場が再開

市場が再開

電車は終点の「メークロン駅」へ。線路上では、電車が過ぎていったところからまた一斉に市場が開かれていきました。
電車は一日に3~4本しか来ないそうです。だからってこんなところで商売を始めちゃうって、本当にすごい……。今回の旅で特にエネルギッシュな場所でした!

タイ風たこ焼き

タイ風たこ焼き

ガイドさんがおやつに買ってくれました、タイのタコ焼き!(タコは入ってませんが)
米粉・ココナッツミルク・砂糖・塩・ネギが入っているそうです。小麦粉不使用!
あつあつのうちに食べましたが、とても美味でした~♪こんな屋台おやつ、自分たちだけじゃ絶対買えなかったな~と、ここでもガイドさんがいるありがたみを感じました。。

5.ダムナンサドワク水上マーケット

水上マーケットに出発

水上マーケットに出発

メークロン市場を出発して、今度はダムナンサドワク水上マーケットへ向かいます。
「観光客向け」と話に聞いていた水上マーケットですが、果たして……?
(地元密着型の水上マーケットを見たい方には、金~日曜に開かれる「アムパワー水上マーケット」がおすすめです)

高床式の家

高床式の家

いきなり水上マーケットに行くのかと思っていたら、最初はエンジン付きのボートで現地の人たちの暮らしを眺めながらリバークルーズ!
南国らしい家屋が立ち並ぶ風景が続きます。暑さ対策に加えてしばしば洪水が起こるので高床式の家が多いんだそう。

トラブル発生?

トラブル発生?

ボートが結構揺れるので、船酔いする方にとってはどうなのかな~?と感じていました(わたしは大時化でも酔わないタイプなので…)スピードが速くてかなり風が当たるので、意外と心配ないかもしれません。

しばらく飛ばしていると、曲がり角のところでボートが途中停止。おや、どうしたのかな?と思っていると、後ろからモクモクと煙を立てているボートが……

途中、リゾートホテルも。

途中、リゾートホテルも。

エンジンがおかしくなってしまったようで、何人かの方がわたしたちのボートに移ってくることになりました。 ガイドさんに「よくあること?」と聞いたら、「初めて」と言っていました。10年以上ガイドされてる方なので、ほんとにレアケースだったみたいです。

乗客を増やして再出発!おや、揺れがほとんどなくなった……と思ったら、乗客が4人→9人に増えたおかげみたいです。重さで安定したんですね。

一番前に乗って解説してくれたガイドさん

一番前に乗って解説してくれたガイドさん

「ここはリゾートホテル」とか説明を聞きながら進んでいたら、あとから乗ってきたお客さんが「前のガイドさん優しいね!」と、わたしたちのガイドさんを褒めてくれました。 「うちのガイドはカタコトでさ~」とちょっとした愚痴も……
実は、わたしたちに同行してくれていたのは現地のツアー会社の中でも5本の指に入る高評価ガイドさん! こればっかりは運かもしれませんが、できれば素敵なガイドさんと出会いたいですよね^^
日本から同行してくれる添乗員さんがいるツアーも安心ですが、わたしは現地の生の暮らしや歴史を教えてくれる現地ガイドさんとの旅が好きです。カタコトの日本語でも、「英語すらできないわたしと比べて、世界でも難しい言語に入る日本語が喋れるなんてガイドさんすごいな!」っていつも尊敬してしまいます(笑)

6.水上マーケットに到着!

小舟に乗り換え

小舟に乗り換え

意外と距離のあったリバークルーズを終えて、水上マーケットに到着!ここからはエンジン付きボートを降りて、小舟に乗り換えます。
舟の大きさにもよりますが、わたしたちが乗ったのは400バーツ(約1200円)の舟。降りる時にはチップが必要。乗らなくて良い方は周辺で待つこともできます。
でもせっかくなので乗りましょう!
こんな風にみんなでお揃いの帽子を被れば旅のテンションUP↑↑ですね♪

水上マーケット

水上マーケット

水路は4艘の舟が横に並ぶといっぱいいっぱい、という感じでした。
おみやげ、洋服、帽子、扇子、食べ物、果物……いろんなものが売られています(確かにラインナップが観光客向けでした!)
舟の上で食べるラーメンがガイドさんのオススメでしたが、残念ながらおなかいっぱいだったのでそれは食べられず……

マンゴスチン

マンゴスチン

どうにかマンゴスチンだけは食べられました♪ごろごろたくさん入って100バーツ(約300円)
分厚いけどやわらかい皮に爪で切れ目を入れて、つるんと剥きます。中身もこの状態で歯を立てればつるんと出てきますよ♪
南国と言えば!のドリアンも売られていましたが、勇気が出ず……。 多くのホテルはドリアンの持ち込みが禁止なのでなかなか食べる機会がないんですが(一体どれだけヤバい匂いなのか…)、ここで食べておけば持ち帰る必要もないし良さそうだな~と思いました。次回はチャレンジしてみようかな……?!

コーヒーショップ

コーヒーショップ

帰りに駐車場のそばにあったコーヒーショップ。ドライバーさんとガイドさんは絶対ここで一杯飲むんですって^^
「これは甘くないよ~」とガイドさんに教えてもらったので、アイスのカフェラテを注文(ベトナムコーヒーとかタイミルクティーとか、最初からすごく甘い飲み物もあるので…)
氷がたっぷり入ってて、暑さに参っていた体が癒されました~。教えてもらえてラッキーでした♪
ちなみに1杯55バーツ(約165円)。これでもタイのコーヒーショップの中では高い方なんだそう!いやいやすごく安いですよ! バンコク市内にはスタバもたくさんありましたが、スタバは日本と同じくらいの価格設定だそうです。どれだけ高級コーヒーなんだ……

7.タイ料理に挑戦!

タイ料理

タイ料理

今回の旅で、わたしが一番不安でいっぱいだったのが……タイ料理!!
以前タイに行った妹や友人から「料理が口に合わなくて何も食べられなかった。フルーツばっかり食べてた」という話を聞いていたわたし。辛いのもすっぱいのも苦手だし、どうしよう?最悪、ホテルの朝食とフルーツしか食べられないかも!?と覚悟の上での旅行でした。

トムヤムクン

トムヤムクン

行ってみた結果……「あっ、意外といけるわ」でした! ココナッツミルク、香草、トウガラシ……そのあたりがどうしても苦手、という方は厳しいかもしれません(ココナッツミルクなんかは慣れですけどね)

ディナークルーズで出てきたこのトムヤムクンは、完食できるほどのおいしさ!
もちろん店にもよりましたが……他の店ののトムヤムクンは、「辛さマイルドで」とお願いしたにも関わらず、とってもトムヤムクンらしい味がしました。すっぱ辛い~;;

「バーンカニンガム」の魚料理

「バーンカニンガム」の魚料理

これがこの旅で一番辛かった魚料理!一見普通だったので、完全に油断していました……
一口食べて、噛んで、飲んで……口の中でじわじわ、じわじわ~っと込み上げてくる辛さにタイを感じました。笑
辛いのは嫌いですが、これは最後の夕食だったので、もうこの頃には辛くても開き直ってましたね。慣れってすごいです。

「クルンスリーリバーホテル」のビュッフェ

「クルンスリーリバーホテル」のビュッフェ

食事に困ったときにおすすめしたいのが「ビュッフェ」です!
レストランで注文しても一人で食べ切る自信のないグリーンカレーに初めて挑戦できました^^辛かったけど、完食できる味でよかった~
ガイドさんと一緒に入ったので、タイ料理やタイ独特の食べ方を教えてもらいました。

バンコクは中国系の方も多く、日本人もたくさん住んでいるので、いざとなればいろんな食事が楽しめます。旅感は半減してしまうかもしれませんが、タイ料理が口に合わないかも?という方は、無理せず口に慣れたものを食べるのが良いと思いますよ^^
(辛い物が大好き!という方はもうどんどん好きなだけ食べちゃってください。笑)

この記事は2016年6月10日時点の情報です

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この記事を書いた人

佐々木香織

メルマガ編集リーダー

佐々木香織

仕事帰りや週末はよく舞浜に出没します。どちらかと言えば陸より海派。
毎年、旅行好きの友達4~5人と国内・海外問わず旅行に行ってます。