南太平洋のプチフランス・ニューカレドニア 最大都市ヌメア&人気の離島「イルデパン」の楽しみ方

南太平洋のプチフランス・ニューカレドニア 最大都市ヌメア&人気の離島「イルデパン」の楽しみ方

ニューカレドニアは日本から約7,000km、南太平洋にあるフランス領の島国です。南半球、オーストラリアの東の方に位置しています。
ニューカレドニアといえばやっぱり海ですが、フランス領ということで、かわいい雑貨やフレンチグルメも楽しめるのが魅力! 最大の都市ヌメアがあるグランドテール島を中心に小さな島が点在しているのですが、今回はヌメアと、人気の離島「イル・デ・パン島」をご紹介します。

1.国際線空港のあるヌメアが中心都市です

路線バスチケット

路線バスチケット

ニューカレドニアまでは、関空から約8時間半。エアカランという航空会社が直行便を週2便運航しています。
ヌメアには夜22:15に到着。翌朝からさっそくヌメアの見どころを見て回りました。
まずはとても興味のあったマルシェ(朝市)へ。マルシェは、大聖堂やヌメア市立博物館など観光スポットやブティックの集まる中心地にあります。主にビーチ沿いにホテルの集まる「アンスバタ地区」からは路線バスが便利!

朝市のカフェ

朝市のカフェ

マルシェは地元の方で賑わっていました。野菜や果物、魚介の他にも、雑貨やさんもたくさんあります。 でもお目当てはカフェのクロワッサンとカフェオレ♪フランス風のあさごはんで優雅な気分になりました~。
マルシェは11:00くらいには閉まります。月曜日はカフェ以外定休なので気を付けて。
マルシェ以外にも、中心地にはおしゃれなフランスメイドの雑貨やさんもありました。ハネムーンで訪れる方は新生活のインテリアや食器を探してみてもいいかもしれません。

FOLの丘

FOLの丘

中心街の観光ポイントで、もうひとつのおすすめはFOLの丘です。ヌメアの街やモーゼル湾という港を見渡せる人気のスポットなんです。青い海がとてもきれいでした。
丘の上まで、中心街の観光案内所から坂道を徒歩で約20分ですが、市内観光にご案内するコースではバスでご案内するのでラクラクです。

天使のエビ

天使のエビ

ニューカレドニアはグルメも楽しみのひとつ。
地元の味覚で外せないのは「天使のエビ」とよばれるエビ。「天国に一番近い島」ニューカレドニア産で、上質なことからこのネーミングになったとそうです。ぷりぷりで甘みもあっておいしかったです。滞在中ぜひ1度はご賞味ください!

アモリーノのジェラート

アモリーノのジェラート

実はニューカレドニアの人々は甘いもの好きだそうで、おいしいスイーツもそろっていました!
おすすめは本店がパリにある「アモリーノ」というジェラートやさん。濃厚でおいしかったです。

2.世界遺産のラグーンに囲まれたイルデパン島へ

国内線からの景色

国内線からの景色

そしてヌメアから国内線で約30分、今回の旅の目的地であり、地元の人々がその美しさから「海の宝石箱」と呼ぶイルデパン島へ。
ヌメア近郊でもシュノーケルポイントはありますが、やっぱりイルデパン島の美しさは別格!トロピカルフィッシュが集まり、シュノーケルポイントも多いんです。
飛行機の中からもきれいなラグーンが見えました!

3.イルデパンには美しいビーチがたくさん!

ピッシンヌ・ナチュレル

ピッシンヌ・ナチュレル

イルデパンといえば、一番有名なのが「ピッシンヌ・ナチュレル」と呼ばれるビーチ。天然のプールと呼ばれています。
魚もたくさんいて、シュノーケルにぴったりです。入り江にあるので、波がなく穏やかでした。
ここへ行くには川や森を通って行くので、ウォーターシューズなどがおすすめです。
(200パシフィックフランの入場料がかかります。)

ウピ湾 提供:ニューカレドニア観光局

ウピ湾 提供:ニューカレドニア観光局

イルデパン本島から少し離れたノカンウイ島は、潮の満ち引きで島の大きさが変化する幻の島と言われています。イルデパンに宿泊しなければ訪れることができない、おすすめの島です!
ノカンウイ島に向かう間に、ウピ湾というところをクルーズしたのですが、島に挟まれているので波がたたず、いつも静かだそうです。ターコイズブルーの海からキノコのような岩が飛び出しているのが印象的でした。 途中、ウミガメの生息ポイントへ立ち寄り、船長さんがウミガメを見つけてくれました!

ノカンウイ島 提供:ニューカレドニア観光局

ノカンウイ島 提供:ニューカレドニア観光局

いよいよノカンウイ島に到着!真っ白な砂浜と青い海のグラデーションが本当にきれいです!パウダーサンドはもっちりしていてました。ぜひ裸足で感触を体感してみてください!
島ではロブスターのグリルランチや、シュノーケルを楽しみました。

カヌメラビーチ 提供:ニューカレドニア観光局

カヌメラビーチ 提供:ニューカレドニア観光局

他にも砂がとても細かくて、イルデパンで最も美しいクトビーチや、クトビーチと背中合わせにある白い砂と青い海のコントラストがとてもきれいなカヌメラビーチなど、それぞれ違った特徴のあるビーチがありますよ。

4.幻の味!イルデパンでしか味わえないエスカルゴ

エスカルゴ

エスカルゴ

イルデパンに滞在したら、ぜひ食べてほしいのがイルデパン産のエスカルゴです。島外持ち出しは禁止だそうで、イルデパンでしか食べることができないんです!
イメージで食わず嫌いの方もいらっしゃると思いますが、れっきとした「魚介類」なので、貝が食べられる方はぜひチャレンジを。 イルデパン産は普通のエスカルゴより身が大きくて歯ごたえがあり、おいしかったです!

この記事は2016年7月29日時点の情報です

この記事を書いた人

河野優子

双子ママのツアープランナー

河野優子

オセアニア方面のコースを作っています。
最近はあまり行けないですが、スキューバダイビングのライセンスを持っていて、海があるリゾートに旅行に行くとテンションが上がります。