聖地・セドナで赤い岩山をバックに星空を観賞しよう!

聖地・セドナで赤い岩山をバックに星空を観賞しよう!

アメリカ南西部・アリゾナ州にあるセドナは、パワースポットで有名ですが、実は天体観測のメッカでもあります。今回、新月の日をねらって、実際に写真を撮ってきました!

なぜ、セドナで星空観賞なのか?その理由をご紹介します。

1.星空観賞の好条件を満たした土地・セドナ

夕方の段階で、すでに星が見え始めます。

夕方の段階で、すでに星が見え始めます。

星空観賞は、出現したときに見えるかどうか。
観賞の妨げとなる光は無い方が良いですし、星が出現するのは雲の上。雲がない空であることも大事です。
また、光が空気に吸収されてしまうため、星空撮影には、空気の量が少ない標高の高い場所が有利になります。

暗くなるにつれ、星がどんどん現れはじめました!

暗くなるにつれ、星がどんどん現れはじめました!

セドナは
・標高が高い(約1,300m)
・晴天率が高い(年間約280日は晴れ)
・質の良い屋外照明の使用に関する条例の施行など、光害に対する優れた取り組みがなされている
と、好条件を満たしており、星空の保護活動を行う「国際ダークスカイ協会(IDA)」から星空保護区(R)「ダークスカイコミュニティ」に認められ、 星空の街として有名になりました。

2.星空を撮影する場合は、カメラと一緒に三脚もお忘れなく!

三脚を持っていきましょう

三脚を持っていきましょう

簡単ではありますが、星空撮影に必要な持ち物をご紹介します。
星空を撮影する場合、長時間の露光のため、ぶれないようにしっかりとした三脚は必須です。
とにかく安定感が大事!撮影に重点を置くのなら、風があっても安定する、なるべく太くて重いものを。
身近なS字フックなどを利用し手荷物などかければ更に安定。

カメラえらびのポイント

カメライメージ

一眼レフまたはミラーレス一眼が望ましいです。コンパクトカメラでも、マニュアル機能が充実しているものならOK!

1.センサーサイズ
同じ画素数であっても、なるべくセンサーサイズの大きなものがよりキレイに撮れます!
2.性能
(1)シャッタースピード
(2)絞り(なるべく数字が小さいもの。例:F5.6よりはF2.8がいい)
(3)ISO感度
また、ピントが無限遠、またはマニュアルで調整できるものが良いです。

集合写真

リモコン/セルフタイマーがあると星空をバックに記念撮影も可能!

 【ご参考まで】星空撮影におすすめの設定
~社内で、写真が得意なスタッフに訊いてみました~
  
・MF(=マニュアルフォーカス)
・F値は3.5
・ISO10000
・シャッタースピード 50秒
・セルフタイマー(シャッターを押すとぶれるので)
・コンポジット撮影 60秒
・カメラは三脚を使用し固定

3.まとめ

星空

四季それぞれに星の見どころはありますが、秋から冬にかけては日照時間も少なくなり、星空を見るのにより適した季節といえます。

特に冬は、空気中の水蒸気も少なく一年で一番一等星が見え、流星群もやって来る、絶好のシーズン。

セドナだけではなく、近隣にあるフラッグスタッフ市には冥王星を発見した天文台や、隕石が落ちた後にできた!巨大なメテオクレーターもあります。
日本では、お目にかかれない景色を体験しに、セドナに行ってみませんか?

この記事は2019年10月7日時点の情報です

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この記事を書いた人

中の人1号

美味しいもの大好き

中の人1号

近畿日本ツーリストの公式Twitterのアカウントを運営している中の人。
企業公式だが旅行だけでなく幅広い話題をつぶやく。2018年度中の人動物おえかきコンテスト タカラトミー賞受賞。