第112回日本繁殖生物学会大会 期日:2019年9月2日(月)~5日(木)会場:北海道大学高等教育推進機構 大会長:片桐 成二 (北海道大学大学院獣医学研究院)

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「日本繁殖生物学会 第112回大会会長からのご挨拶」
皆様のご参加、ご協力に心からお礼申し上げます。

皆様のおかげで日本繁殖生物学会2019年大会の4日間の日程を無事終えることができました。皆様のご参加、ご協力に心からお礼申し上げます。

さて、大会初日に開催した市民公開講座では「性におけるオスとメスの役割に関する新展開」と題して開催校である北海道大学の3名の研究者にご講演頂き、オスとメスがそれぞれ常識とは異なる役割および生殖現象を示す生き物の例を解説して頂きました。100名を超える方々にご来場頂き、有意義な講座となりました。

大会2日目以降のプログラムには、教育講演、公募型シンポジウム、ポスターセッションへの軽食提供など学会活動活性化のための将来計画検討委員会からの提言を取り入れることにしました。中でも、東京医科大学の落谷孝広先生による教育講演では、マイクロRNAおよびエクソソーム研究の第一人者から直接生殖領域におけるエクソソーム研究の新たな展開についてお話しを伺うことができ、多くの会員がその可能性に興奮を覚えました。

また、学術集会のコアとなる一般講演およびポスター発表についても、各会場ともに充実した発表と活発な討論が行われ、実り豊かな大会になったと思います。われわれの日本繁殖生物学会は、学生会員や若手会員が活き活きと活動できる学会活動を実現するために様々な努力を重ねていることは会員の皆様がご承知の通りですが、本大会では優秀発表賞への挑戦者数が増加し、教育講演、シンポジウムおよび一般講演の全てにおいて学生会員および若手会員が積極的にマイクを握り、議論を進める姿が印象に残りました。教育講演をお願いした落谷先生からも、本学会での学生および若手会員の積極的な姿勢を高く評価して頂きました。

一方で、プレセンテーションファイルの事前受付の方法やポスター発表会場での軽食提供の運用など、今後の改善を必要とする課題も明らかとなりました。来年の仙台大会に向けて札幌での経験を引き継ぎ、今後の大会がより良いものとなるよう微力ながら貢献させて頂きたいと思います。

最後に、ご寄付、展示および広告としてご支援を頂きました多数の方々、また本務多忙の中約1年間の開催準備にご尽力頂いた木村康二プログラム委員長をはじめとする委員の皆様、高橋昌志事務局長をはじめとする大会実行委員の皆様および支援スタッフとして運営に協力頂いた学生諸氏に心からお礼申しあげます。

日本繁殖生物学会第112回大会 
会長 片桐 成二      
(北海道大学大学院獣医学研究院)

最新のお知らせ

2019-08-01
事前参加登録の受付を8月7日(水)23:59まで延長しました。
2019-08-01
日程表会場案内図プログラムを掲載しました。
2019-07-25
システムメンテナンスが完了し事前参加登録を再開しました。
2019-07-22
事前参加登録はシステムメンテナンスのため7月24日(水)14:00から7月25日(木)14:00まで一時的に中断します。
2019-06-13
託児所利用の受付を開始しました。
2019-06-01
事前参加登録の受付を開始しました。
2019-04-18
「第112回日本繁殖生物学会大会」ホームページを公開しました。