第23回日本健康教育学会学術大会

ご挨拶

比較的新興勢力と思っていた本学会も、気がつけば誕生して四半世紀近くとなり、第23回の学術大会は、その歴史上初めて北海道で開催されることになりました。

学会長として大した「おもてなし」はできませんが、開催時期は一番気候がよい季節であり、観光シーズンのピークよりは若干早いことから、道外から参加される方々にとっては、夏バテや寝不足を癒やす絶好の機会になるものと考えております。

せっかくの機会ですから、参加される皆様におかれましては、学術大会そのものだけでなく、観光、グルメ、温泉、野球観戦(札幌ドームは試合がない日は展望室が開放されます)、ユニークな飲食店探訪などさまざまなインフォーマルオプションもたっぷりとお楽しみいただきたいと思っております。もちろんそちらが主で、学術大会参加がオプションという方も大歓迎です。

会場も札幌の中心からは若干離れておりますが、地下鉄沿線で便利なところに位置しており、会館の3階と4階のみを使用しますので、会場内の移動も容易な場を用意できました。

学術大会の運営は、医学、歯学、保健学、栄養学、体育学、社会学など多種多様の領域を活動のフィールドとしている実践者や研究者が集う本学会の特長をなるべく活かすとともに、本学会と他学会との違いを際立たせているラウンドテーブルセッションという発表形式を相当数確保したいと考えておりますので、会員のみなさまのご協力をお願いいたします。また、特別講演は、当地札幌市出身で、現在ニューヨークを拠点にドキュメンタリー映画製作で活躍している佐々木芽生氏にスピーカーをお願いしてあります。熱い思いで初めて映画製作に着手したものの、幾多の困難や障壁と遭遇し、何度も挫折しかかりながらそれらを乗り越え完成に至り、さらに日本では配給会社に恵まれず自主配給でようやく上映を実現させたプロセスは、本学会が扱う領域であるヘルスプロモーションがめざすプロセスに酷似していることから、本学会にとって意義のあるお話を披露していただけるのではないかと期待しております。

とはいうものの、学術大会の主役は、あくまでも学会員のみなさん自身です。ぜひ、日頃の活動の成果や疑問を発信し、実践活動や研究をブラッシュアップするとともに、多くの参加者との交流を深め、札幌が縁となるネットワークの充実につなげていただけることを切に願っております。

札幌へはいつ集結するの?    平成26年7月12日〜13日でしょ!

大会長第23回日本健康教育学会学術大会
学会長
佐々木   健(北海道保健福祉部)

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