ごあいさつ

ようこそ、日本核酸医薬学会第4回年会のホームページへ!

日本核酸医薬学会第4回年会を、2018年7月9日(月)~11日(水)の3日間、九州大学医学部百年講堂にて開催します。

日本核酸医薬学会は、1991年に発足したアンチセンスDNA/RNA研究会の事業を承継し、核酸医薬に関する研究・教育を推進するとともに、産官学が一体となり、我が国の核酸医薬の創出に寄与することを目的として、2015年4月に設立されました。核酸医薬に深く関連する5つの学術領域(化学、生物、デリバリー、医学(臨床)、レギュラトリーサイエンス)において活動している各専門家が、産官学の枠を越えて最新の研究成果・学術情報を発信・共有できる場を提供することを目的として設立されました。

記念すべき第1回大会は高倉喜信年会長のもとで2015年11月に京都テルサで開催されました。第2回大会は2016年11月に和田猛年会長のご企画により東京理科大学葛飾キャンパスにて開催され、600名を超えるほど参加者が急増しました。この流れは、2017年7月に原島秀吉年会長によって札幌コンベンションセンターで開催されました第3回年会でも維持され、500名を超える参加者によるホットな議論が行われました。

2016年は1年間に2種のアンチセンス医薬が承認されるという核酸医薬にとって記念すべき年でした。2017年7月の第3回年会の直前、脊髄性筋萎縮症治療薬のヌシネルセンがわが国で承認され、その薬価が大きな話題になりました。わが国でも核酸医薬の臨床試験が行われ、わが国初の新薬誕生前夜という雰囲気が盛り上がっています。第4回年会福岡大会では、ますますホットな話題があふれるものと期待感が膨らんでいます。

プログラムは専門外の基礎を学ぶ教育シンポジウム、各分野の最先端の学術研究や臨床試験のup-to-dateが議論される部門主催シンポジウム、さらに受賞講演で構成されます。海外の臨床試験の最新情報に触れられるOTSシンポジウムも例年通り開催予定です。また、第4回大会独自の目玉企画が提案されると期待されます。

学会でのホットな議論のあとは博多の街を十分お楽しみ下さい。特にこの時期は勇壮なお祭りで有名な祇園山笠の期間中で、舁き山笠に遭遇するかもしれません。お祭りは15日早朝の追い山笠まで続きます。博多の街のあちこちで飾り山笠、海の幸、山の幸を十分ご堪能いただけることと思います。

皆様のご参加をお待ちしております!

第4回日本核酸医薬学会年会長
九州大学大学院薬学研究院
教授  佐々木 茂貴

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