あいさつ

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ようこそ、日本核酸医薬学会第5回年会のホームページへ!

日本核酸医薬学会第5回年会を、2019年7月10日(水)~12日(水)の3日間、ホテル阪急エキスポパークにて開催します。

日本核酸医薬学会は、1991年に発足したアンチセンスDNA/RNA研究会の事業を承継し、核酸医薬に関する研究・教育を推進するとともに、産官学が一体となり、我が国の核酸医薬の創出に寄与することを目的として、2015年4月に設立されました。学会が毎年開催する年会は、核酸医薬に深く関連する5つの学術領域(化学、生物、デリバリー、医学(臨床)、レギュラトリーサイエンス)で活動している各専門家が、産官学の枠を越えて最新の研究成果・学術情報を発信・共有できる場です。記念すべき第1回年会(京都)は高倉喜信年会長のもと2015年11月に京都テルサで開催されましたが、それ以降、佐々木茂貴年会長のもとで行われた第4回年会(福岡)に至るまで、毎回500名を超える参加者が活発な議論を繰り広げています。

2016年以降、世界的に核酸医薬の承認が相次いでおり、その種類もスプライス制御型アンチセンス、ワクチンとしてのCpGオリゴ、ギャップマー型アンチセンス、そしてsiRNAと多岐にわたっています。我が国においても複数の臨床試験が進められており、その動向に大きな期待が寄せられています。核酸医薬を取り巻く昨今のこのような盛り上がりを受けて、第5回年会(大阪)でも、ホットな話題があふれるものと確信しています。

第5回年会では例年通り、専門外の基礎を学ぶ教育シンポジウム、各分野の最先端の学術研究や臨床試験のup-to-dateが議論される部門主催シンポジウム、海外の最新情報に触れられるOTSシンポジウム、企業の最新研究が満載された企業シンポジウムを予定しており、鋭意準備を進めています。また、今後この領域を担っていく若手研究者をエンカレッジするための企画も立案中です。是非、多くの学生・若手研究者の皆さんにも参加いただきたいと思います。

皆様、2019年の夏は ”暑い大阪” で ”熱い議論”を繰り広げましょう。多くの皆様のご参加をお待ちしています!

日本核酸医薬学会第5回年会 年会長
年会長 小比賀 聡
(大阪大学大学院薬学研究科・教授)