1
会計・開示
パネルディスカッション
【いのち輝く未来社会におけるアカウンティングの在り方】
~会計(Accounting)の本質とサステナビリティ情報開示~
会計とは、アカウンティングであり、経営者が説明責任を果たすための手段である。監査(保証)とは、その説明に信頼を付与することである。このことは、企業情報が財務情報からサステナビリティ情報に拡大しても、財務諸表監査業務がサステナビリティ情報の保証業務に拡大しても変わることのない公認会計士の根源的な役割である。
財務情報開示により経営者の説明責任が果たせる場合は、会計=財務会計として取り扱えば十分であるが、いわゆる財務情報からより広いサステナビリティ情報開示が求められ時代においては、財務情報だけでなくサステナビリティ情報も会計の範疇に入るものとして明確に認識すべきである。未来社会を見据えたときに、経営者の説明責任をはたすためのものをアカウンティングの範囲として認識すべきである。このような理解が適切になされているか疑問を投げかけ、パネルディスカッションを行う。
財務情報開示により経営者の説明責任が果たせる場合は、会計=財務会計として取り扱えば十分であるが、いわゆる財務情報からより広いサステナビリティ情報開示が求められ時代においては、財務情報だけでなくサステナビリティ情報も会計の範疇に入るものとして明確に認識すべきである。未来社会を見据えたときに、経営者の説明責任をはたすためのものをアカウンティングの範囲として認識すべきである。このような理解が適切になされているか疑問を投げかけ、パネルディスカッションを行う。
コーディネーター

濵田 善彦
肩書
仰星監査法人理事・パートナー
JICPA企業情報開示委員会 委員
経歴
- 1998年
- 総理府環境庁(現:環境省)入省
- 2005年
- 仰星監査法人入所
- 2008年
- JICPA本部CSR保証専門委員会専門委員就任
以降、サステナビリティ関係委員会に参画 - 2023年
- 仰星監査法人理事・代表社員就任 現在に至る
パネリスト

阪 智香
肩書
関西学院大学商学部長・教授
経歴
- 1998年
- 関西学院大学商学部専任講師
- 2002年
- 関西学院大学商学部助教授
- 2018年
- 関西学院大学商学部教授 現在に至る
- 2024年
- 関西学院大学商学部長 現在に至る

梨岡 英理子
肩書
株式会社環境管理会計研究所 代表取締役
大阪ガス株式会社 社外取締役(監査等委員)
株式会社三社電機製作所 社外取締役
経歴
- 1995年
- 公認会計士登録
- 2000年
- (財)地球環境戦略研究機関 関西研究センター 主任研究員
- 2003年
- (株)環境管理会計研究所 設立、2013年より代表(現職)
- 2020年
- (株)三社電機製作所 社外監査役、2024年から社外取締役(現職)
- 2022年
- 大阪ガス(株)社外監査役、2024年から現職

鶴野 智子
肩書
JICPA 研究員
CSRデザイン環境投資顧問株式会社取締役
一般社団法人サステナビリティマネジメント&アシュアランス機構 理事
経歴
- 2005年
- あずさ監査法人入所
- 2015年
- CSRデザイン環境投資顧問株式会社入社、2024年から取締役
(現職) - 2020年
- JICPA研究員(現職)、JICPA統合報告等専門委員会副委員長、
以降サステナビリティ関連委員会に参画 - 2024年
- 一般社団法人サステナビリティマネジメント&
アシュアランス機構(i-SMA)を共同で設立