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会計・開示
論文
【学術賞】業績予想の実証分析
-企業行動とアナリストを中心に
本発表では、第52回日本公認会計士協会学術賞を受賞した研究書『業績予想の実証分析-企業行動とアナリストを中心に』(奈良沙織・野間幹治、2024年、中央経済社)より、具体的にいくつかの研究成果について報告する予定です。
日本は、証券取引所の要請に従いほぼ全ての上場企業が経営者予想を開示するという他国にはない制度的特徴がある一方、アナリスト・カバレッジが十分にない企業も多く、投資家をとりまく情報環境は欧米とは大きく異なります。報告ではこうした日本の現状をふまえた上で、企業の開示が株式市場やアナリストに及ぼす影響、業績予想と企業行動の関係、近年の制度変化と業績予想に関する研究などについて紹介します。
経営者予想は監査の対象ではないものの、投資家にとって非常に重要な情報であることから、是非この機会に業績予想の実際やその影響、課題について関心を寄せていただければと思います。
日本は、証券取引所の要請に従いほぼ全ての上場企業が経営者予想を開示するという他国にはない制度的特徴がある一方、アナリスト・カバレッジが十分にない企業も多く、投資家をとりまく情報環境は欧米とは大きく異なります。報告ではこうした日本の現状をふまえた上で、企業の開示が株式市場やアナリストに及ぼす影響、業績予想と企業行動の関係、近年の制度変化と業績予想に関する研究などについて紹介します。
経営者予想は監査の対象ではないものの、投資家にとって非常に重要な情報であることから、是非この機会に業績予想の実際やその影響、課題について関心を寄せていただければと思います。

奈良 沙織
肩書
明治大学商学部教授
経歴
一橋大学大学院国際企業戦略研究科修士課程修了
筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士課程修了
博士(経営学)
東京工業大学大学院社会理工学研究科助教、明治大学商学部専任講師・准教授を経て2021年より現職
専門は企業価値評価

野間 幹晴
肩書
一橋大学大学院経営管理研究科教授
経歴
- 2002年
- 一橋大学大学院商学研究科博士課程修了 博士(商学)
- 2002年
- 横浜市立大学商学部専任講師
- 2004年
- 一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授准教授等を
経て、 - 2019年
- 一橋大学大学院経営管理研究科 教授
- 2010年-2011年
- コロンビア大学ビジネススクールフルブライト研究員
※当日の登壇は奈良様のみです。野間様の登壇はありません。