人手不足、2024年問題、DX、CO2ネットゼロ、
インバウンドの取り込みなど、本県の課題解決に資する、
事業者が行う未来を見据えた意欲的な取組に対し
必要な経費の一部を補助することで、事業者による未来への投資、
人への投資を総合的に支援します。
滋賀県未来投資総合補助金の活用事例
◎ 好事例 のご紹介
生産性向上 事例 | 大型自走式草刈り機導入による生産性向上 |
---|---|
これまで作業を人力に頼っていたが、自走式草刈機を購入することにより、炎天下での作業における従業員の熱中症リスク軽減だけではなく、緑地管理事業の新規獲得が見込まれ、生産性の向上が可能となる。 | |
事業計画 | これまでは除草作業などに専用機械を増やし、生産性効率を図ってきたが、依然人力に頼る部分も多い。機械化を更に進め、除草作業の受注を拡大したい。 | |
---|---|---|
⇓ | ||
取組の内容 | 現在、人力の他、様々な自走式の草刈り機を活用し、草刈り作業を行っている。但し未だ人力に頼る部分も大きく、最も効率的な大型自走式草刈り機は現在1台しかない上に、15年前の旧式である。今回、最新の大型自走式草刈り機を購入し、更なる効率化を図りたい。大型自走式草刈り機を2台体制にすることで、公園などの緑地管理(メンテナンス)における受注を年間10件増やしたい。また、除草作業の機械化を図ることで、真夏の熱中症リスクが大幅に軽減でき、従業員の作業の安全性も確立することができる。従業員の働き方改革にも繋がり、雇用の安定確保にも効果が見込める。 | |
⇓ | ||
効果 | 大型自走式草刈り機を1台購入により、年間10件の緑地管理の注文を新規で獲得し、●●万円の増収効果に繋げることができる。また、機械化による従業員の熱中症リスク軽減にも繋がる。 | |
生産性向上 事例 | 事業DX化【バーチャルオフィス・受発注システム導入】 |
---|---|
リモートワークの為、社員の顔が見えず状況把握が困難であるため、バーチャルオフィスシステムの導入により、従業員が勤務時間中でもリアルタイムでコミュニケーションを取りながら作業できるよう従業員満足度の向上を図る。 | |
事業計画 | リモートワークを導入している為、社員の顔が見えず状況把握が困難になっており、社員のモチベーション管理や勤怠管理が問題となっている。 お客様の管理(受発注)がアナログになっておりDX化が課題である。 |
|
---|---|---|
⇓ | ||
取組の内容 | バーチャルオフィスシステムの導入により、従業員は勤務時間中でもリアルタイムでコミュニケーションを取りながら作業できるため、働きやすくなる。声かけやビデオ会議を通じて、従業員同士のコミュニケーションがスムーズに行われ、業務の効率性を向上させる。さらに、リモート会議での自動議事録機能により議事録の正確性の向上・議事録作業効率化や、出退勤管理機能を活用し、従業員の勤務時間や休憩時間管理を可視化していく。 また、受発注システムの導入により、時間のかかっていた手作業によるデータ入力やデータチェックをアナログからデジタル化し、作業時間を短縮し、作業ミスを減少させ、生産性を向上させる。 |
|
⇓ | ||
効果 | これらの取り組みにより、組織全体の業務プロセスを効率化し、従業員満足度を向上できると期待している。具体的には、離職率の低下や仕事中の安心感の向上など、従業員が働きやすい環境が整うことを期待している。 | |
生産性向上 事例 | 複合機導入による業務効率化と省エネ対策 |
---|---|
複合機の故障やエラーが頻繁に起こり、業務効率が下がっているため、複合機を導入し印刷する際の待機時間や出力スピードを高めることで作業時間の大幅なカットを実現することで業務効率を向上させる。 | |
事業計画 | 現状、複合機の故障やエラーが頻繁に起こり、業務効率が下がっている。書類の電子化が進まず、オフィス内外に捕らわれない柔軟な働き方が実現できない。 | |
---|---|---|
⇓ | ||
取組の内容 | オフィスワークと文書管理の効率化を目的に、複合機を導入する。印刷する際の待機時間や出力スピードを高めることで作業時間の大幅なカットを実現できる。 現在使用している機種のスキャンスピードが55枚/分なのに対し、新機種は80枚/分のため、電子化したデータを管理・共有できる環境を配備することで在宅勤務などの多様な働き方に対応できる。 書類の電子化を進めることで紙の消費を大幅にカットし、省エネ対策を可能とする。 現在使用している複合機は起動するまでに時間が掛かり、機種のTEC値(※一週間の消費電力の概算)は0.31で、新機種を導入すると0.25になり、約20%省エネになる。 |
|
⇓ | ||
効果 | バージョンアップされた複合機を導入することで業務効率を向上させ消エネ効果が期待できる。ネット環境を整備することで迅速な情報共有が可能となる。在宅勤務を導入し、多様な働き方を可能にすることで人材を確保する。 | |
生産性向上 事例 | 自動追尾式トータルステーションを活用した生産性向上プロジェクト |
---|---|
建設業界では労働者不足問題が深刻化し、弊社でも社員の働き改革を推進し作業効率の向上が不可欠であり、測量作業での使用器械として【自動追尾式トータルステーション】を導入することでワンマン測量が可能になり、各工事現場の起工・施工・出来形測量工程において作業効率を向上させ、生産性を高めることができる。 | |
事業計画 | 建設業界では労働者不足問題が深刻化し、働き方改革の施策が法改正された。これに伴い、弊社でも社員の働き改革を推進し、特に、各現場において作業時間の短縮と作業効率の向上が不可欠であると考える。 | |
---|---|---|
⇓ | ||
取組の内容 | このプロジェクトでは各工事現場での生産性向上を目指し、測量作業での使用器械として【自動追尾式トータルステーション】を導入する。これまでの測量作業では、測量器械を操作する技術者に加えて、器械からのレーザー光を受信するターゲット(プリズム)を持ってポイント設置を行う補助者が必要だった。しかし、自動追尾式トータルステーションはターゲットを自動追尾するため、測量器側の操作が不要となり、ターゲット側の人員のみで測量作業が行える。この器械を利用することでワンマン測量が可能になり、各工事現場の起工測量工程、施工測量工程、出来形測量工程において作業効率を向上させ、生産性を高めることができる。 | |
⇓ | ||
効果 | 各工事現場の規模に応じて、起工測量、施工測量、出来形測量での作業人員は20人~30人程度削減される見込みである。これにより、効率化を実現し、余剰の人員を他の作業に配置して工事全体の生産性を向上させる。 | |
新事業展開 事例 | ECサイトによる新たな販路拡大 |
---|---|
現在は自社ホームページを持っていないので、補助金を利用し、ECサイトを構築してより沢山の人に自社の事業内容を知って頂きたい。これまで取引のなかった個人からの受注を増やすことで売上の拡大と利益の確保が期待出来る。 |
事業計画 | 当社は従来、建築用鉄骨の製造を行っていますが、建物の鉄骨の需要が減少しており、新たな売上・収益を確保する必要があります。そこで、ECサイトを作り新たに個人向けの商品販売を考えております。 | |
---|---|---|
⇓ | ||
取組の内容 | 新たに取り組むECサイトは個人向けに、従来の鉄骨加工技術を生かしたオリジナルの鉄製品(テーブル、椅子など)の販売を開始することで、建築の技術を生かし、新たな販路を拡大したい。 ECサイトの内容としては、会社紹介と各商品の説明、問い合わせフォーム、施工例を掲載する。当社は自社ホームページを持っていないので、会社紹介を兼ねたECサイトを構築して沢山の人に知って頂きたい。ECサイトの構築にはホームページの作成に限らず、商品紹介や販売時の決済システムの導入など専門的な部分が多く、作成業者に依頼することで、より効果的に顧客に利用して頂けるECサイトを作成する。 |
|
⇓ | ||
効果 | これまでの建築だけの売上でなく、これまで取引のなかった個人からの受注を増やすことで売上の拡大と利益の確保が期待出来る。新事業に取り組む事で、会社を安定させることで、今後事業承継をしていくことができる。 | |
新事業展開 事例 | 金襴織生地を使った新商品で海外市場への販路開拓 |
---|---|
和室が減少しており、畳の需要減少により価格競争が激化。売上増加を図るために、新たに海外販路を開拓するため、ECサイトを構築し、畳ではなくインテリアとして利用できる一点もののおしゃれなミニ畳を販売。製造工程で必要な機械の導入でミニ畳の生産効率向上と品質の均一化を図る。 |
事業計画 | 住宅の洋風化で和室が減少しており、畳の需要減少により価格競争が激化。売上増加を図るために、新たに海外市場への販路開拓が必要。また、工程の多くが手作業であり、一部機械化による生産効率の向上が急務である。 | |
---|---|---|
⇓ | ||
取組の内容 | 国内ではフローリングの増加で畳の需要が激減する中、海外販路を開拓するため、海外への販売に強いShopifyでのミニ畳専門店のECサイトを構築する。畳ではなく、インテリアとして利用できる一点もののおしゃれなミニ畳を販売。金襴織の布地を畳へりに使用することで、外国人が好む、日本伝統の高級感ある商品となる。海外発送できるよう、和紙などの検疫を通過できる素材を使用。あわせて弊社オリジナルの消臭効果のあるミニ畳も販売する。また、撮影機材を導入し、ECサイトに掲載する写真を自社で撮影できる体制を整備。製作工程で、畳表や畳の土台をより早く正確に裁断・製作できるよう機械を導入し、生産効率の向上を図る。 | |
⇓ | ||
効果 | ミニ畳専門店のECサイトでは、海外販路の開拓による売上の増加を見込む。撮影機材の導入で、販売工程の効率化と外注費等の削減が可能。製造工程で必要な機械の導入でミニ畳の生産効率向上と品質の均一化を図る。 | |
新事業展開 事例 | カーラッピング事業へ参入ための機器購入と技術取得 |
---|---|
他社との差別化を図るため他にはないサービスの展開が必要。カーラッピング事業は需要の増加により市場拡大が期待され、競合も比較的少ないことから差別化が図りやすい。日本でトップレベルの技術者を講師として招き3日間かけ技術指導をいただく。新規サービスを提供することで、新規顧客の獲得を図る。 |
事業計画 | 当社はカーボディのコーティング事業を中心に行っているが、地域内でも競業が多く近年は安価で手軽にできるコーティング事業者の参入も多い。他社との差別化を図るため他にはないサービスの展開が必要と考える。 | |
---|---|---|
⇓ | ||
取組の内容 | カーラッピング事業は需要の増加により市場拡大が期待され、競合も比較的少ないことから差別化が図りやすい。また、技術や品質の進化により高品質な仕上がりが可能なうえ、塗装に比べ塗料や溶剤の使用がはるかに少なく環境面でも優れている。これらのメリットを活かし、カーラッピング事業に参入するにあたり、日本でトップレベルの技術者を自社に講師として招き3日間かけ技術指導をいただく。技術指導では、代車等に使用している社有車のプリウスαを使用し、特に貼るのが難しい部分を重点的に指導頂きながら、車両1台のラッピングを行う。代車をラッピングし、デモカーとして活用する事で、広報素材となり事業PRとなる。 | |
⇓ | ||
効果 | 新規サービスを提供することで、新規顧客の獲得を図り、コーティング事業ならびにラッピング事業ともに売上げ増加が図ることができる。 | |
人材育成 事例 | パーソナルカラーアナリスト&パーソナルカラーセラピスト 養成プログラム受講 |
---|---|
眼鏡購入時に無料サービスとして4シーズンのパーソナルカラー診断を行っているが、更に本格的な16タイプのカラー診断・カラーセラピーの講習を従業員が受講し、今後よりお客様に似合う眼鏡の提案ができる店舗である旨をPRし、新規顧客の獲得に繋げていく。 | |
事業計画 | 現在メガネの購入時に無料サービスとして4シーズンのパーソナルカラー診断を希望者に対して行っているが、同様のサービスを行う眼鏡チェーンもあらわれ、サービス内容の差別化が必要になってきている。 | |
---|---|---|
⇓ | ||
取組の内容 | 現在店頭でパーソナルカラー診断を担当しているスタッフのスキルアップと資格取得を目的として、16タイプ・パーソナルカラーアナリスト養成コースならびに16タイプ・カラーセラピスト養成コースを受講する。 16タイプ・パーソナルカラーアナリストは16タイプ・カラー診断法の使用が認められるため、今までやってきた4タイプの診断法よりもさらに細かい診断ができ、ホームページなどで、本格的なパーソナルカラーについて、より詳しい販売員がいることをアピールしていく。 |
|
⇓ | ||
効果 | カラーアナリストが在籍して本格的な16タイプのカラー診断やカラーセラピーが受けられる眼鏡店ということを自社の強みにして、店舗のPRや新規顧客の獲得につなげていきたいと考えている。 | |
人材育成 事例 | プロから学ぶSNS投稿で、新たな販路拡大 |
---|---|
当社のホームページを確認して他府県からも多くのお客様が来店している状況だが、SNSを定期的に発信することが出来ておらず、事業戦略と経営理念を大切にした戦略的な投稿を考えていくため、専門家からのアドバイスを受け定期的な投稿と発信内容の分析が出来ようになることでブランド価値を確立する。 | |
事業計画 | 当社の取り扱う振袖を求め、全国各地からお客様が来店しており、滋賀県内80%・他府県のお客様20%となるが、SNS投稿が苦手な職員も多く、専門家の指導を受けたいと考えている。 | |
---|---|---|
⇓ | ||
取組の内容 | 当社のホームページを確認して、他府県からも多くのお客様が来店している状況だが、SNSを定期的に発信することが出来ていない状況である。今後更なる販路拡大を求めていくには、定期的なSNS投稿が必要不可欠だと考えている。今回の取組みでは、ただ定期的に投稿するのではなく、事業戦略と経営理念を大切にした戦略的な投稿を考えていく。コンセプト・写真の掲載(見せ方)・ライティングのコツ・また一番大事な投稿分析など、しっかりとした専門家からのアドバイスを受けたい。定期的な投稿と発信内容の分析が出来ようになることでブランド価値を確立する。 | |
⇓ | ||
効果 | SNS投稿に苦手意識を持つ職員の人材育成と、しっかりとした投稿分析を行うことで、当社なりのDXを実現する。また、今回の事業で新たな販路も見出すことができる。 | |
◎ 活用例 以下のような取組に活用していただけます。
量産装置の導入に係る経費(工場の機器を生産性の向上が見込める最新式に交換など)
生産管理のための専用端末導入にかかる経費(生産ラインの自動管理のためのソフト導入など)
DX 機器(無人店舗の管理システム、GPS 搭載トラクター、農業用ドローンなど)
機械装置等の改良費(エコタイヤの購入など)
新紙幣対応のためのレジ等の更新
オンラインショップ開設に係る経費(EC サイト構築費、デジタル決済システムの導入経費など)
試作品の製作に係る経費(原材料費など)
市場調査費用(調査業務を請け負う外部事業者への委託費など)
展示会への出展料 ※会場までの交通費は対象外
デジタル技術の習得や資格取得のための講習受講費(ドローン技術の講習費など)※受験料は対象外
外部専門家・研修講師への謝金