留学で人生が変わった先輩たちの声

文武両道を徹底したアメリカ高校留学

松井康隆さん
留学先: ラ・ルミエール・スクール(La Lumiere School)
私立高校 / アメリカ・インディアナ州

高校受験後は淡々と毎日を過ごしていましたが、心の奥底では“このままではいけない”と感じていました。そこで留学することを決意し、いろいろと問い合わせた中で、親身になって話を聞いてくださったのが西澤さんでした。アドバイスを受けて私が選んだのは、全寮制のボーディングスクール「ラ・ルミエール・スクール」。文武両道を前提とし、部活への参加は必須でしたが、宿題は山のように出され、就寝時間は10時半と決められていました。初めの半年は朝4時に起きてこっそりライトを付けて勉強した後、5時からのアメリカンフットボール部の練習に参加していたくらいです。授業で印象に残っているのは“Leadership”。リーダーとしていかに生きていくかについて熱く討論しました。留学は想像以上に辛く、そして楽しいものです。今は辛い経験を乗り越えられたことを誇りに思っていますし、将来はグローバルに活躍する人間として、世界の諸問題解決に取り組みたいです。

リベラルアーツ大学を最優秀で卒業

茂木理敬さん
留学先: ルイジアナ大学(Louisiana College)
私立4年制大学 / アメリカ・ルイジアナ州

私がアメリカの大学に進学したきっかけは、日本の大学受験の失敗でした。私は中学生になった直後に病気で父を無くし、母子家庭で育ちました。ですから、奨学金で費用を抑えることができる大学の中で、教授との距離が近く、より深く学べる小規模なリベラルアーツ大学、ルイジアナ大学に進学しました。昨年、毎年1人だけに授与される最優秀賞を貰い大学を卒業しました。現在は、欧米の大学院に進学する準備と自分のビジネスを立ち上げる準備を並行しています。確かに、海外の大学や大学院に進学することは勇気のいる決断です。不安や心配になる気持ちも当然です。しかし、留学から得られるのは決してお金では買えない人生の財産です。英語、専門知識や学位はもちろんのこと、困難や失敗を乗り越えた経験と自信、共に学び助け合った親友、“自分が人生で何をしたいのか?”という問いに対する答え、つまり自分の情熱などは、私が留学から得た人生の財産です。Good luck!!

受験並に厳しいオーストラリアの大学

小林里奈さん
留学先: ウェスタンシドニー大学(Western Sydney University / College)
公立4年制大学 / オーストラリア・サウスウェールズ州

私が留学先にオーストラリアを選んだ理由は、大学の教授から「厳しい状況に身を置きたいのであれば、オーストラリアの大学が合っている」と教えて頂いたことがきっかけです。キャンパス内はアジア系の学生も多く、様々な国の文化や言葉を共有でき、授業ではレポートの書き方、プレゼンの方法からビジネス論までを学びました。同校では1つの科目を受講すると、集団で受ける授業と「チュートリアル」という少人数制の授業の2種類を取ることができ、全体で説明を聞いた後に少人数でディスカッションして課題解決に取り組みました。毎週提出するアセスメントや期末ごとのレポート作成、ネイティブの学生とのディスカッションは大学受験と同じくらい大変で、気が滅入ることも多かったです。しかし、「今しか出来ないことだから、投げ出さずやろう」と自分に言い聞かせ、無事最後までやり切ったことは、今振り返っても良い経験だったと思います。

パスウェイを活用して大学院に留学

飯島福信さん
留学先: オレゴン州立大学・大学院(Oregon State University)
州立4年制大学・大学院 / アメリカ・オレゴン州

大学3年生の頃にカナダのトロントで数ヶ月英語を学びました。その時に海外の人の自由な発想にショックを受け、私も技術者としてそうした発想力を身に付けたいと考え、大学卒業後にオレゴン州立大学の大学院に留学しました。実はもともと英語は苦手で、TOEICも200点ちょっと。それでも絶対に留学したいと西澤さんに相談したところ、パスウェイ・プログラムならば入学が可能だと教えてもらいました。INTOを通して一年間みっちり基礎英語と基礎理系課目を学ぶ事ができたのは本当に助かりました。パスウェイは卒業が遅れると考えられがちですが、アメリカでは夏休みの間に通常の学費の半額程度で講義を取れる制度があり、それを利用することで大学院を1年で卒業できました。卒業したのは28歳でしたが、ボストンキャリアフォーラムを通して自分の夢を叶える企業に就職もできました。これにはMATLABなど留学中に身に付けた知識と経験が大きく役立ったと思います。

18ヶ月で学士号を取得し大学院に進学

荒川はなさん
留学先: ノースイースタン大学(Northeastern University)
私立4年制大学 / アメリカ・マサチューセッツ州

私がアメリカ留学を決意したのは日本の女子大学2年生のときでした。大学に通う意味に疑問を持ち、西澤さんに相談したのです。アメリカの大学のシステムはかなり複雑なので、まず留学の専門家に相談してみることをおすすめします。紹介していただいたボストンのノースイースタン大学には18ヶ月で学士号が取れるプログラムがあり、私は“Leadership Business”を専攻しました。アメリカの大学生はたくさん勉強します。大学の図書館は24時間開いているので、期末には図書館で徹夜することもありました。ボストンは古風な街並が美しく、日本人が少ないこともあり自然と英語が身につきました。結果的に学長優秀賞をいただいて卒業でき、現在はボストン大学の修士課程に進んでいます。進路として留学を選択するのは勇気が要ることかもしれません。しかし、高い志と目標を持っての留学は、人生のどんな経験よりも価値のあることだと思います。

留学経験を活かし海外の社員と働く

葛西慶樹さん
留学先: ヘストン大学(Hesston College)
私立2年制大学 / アメリカ・カンザス州

私は高校卒業後にヘストン大学という小さな2年制大学に進学しました。学生数が少ないので、困ったことがあるといつでも留学生アドバイザーが助けてくれましたし、アメリカ人の友人も作りやすかったです。そこでしっかりと英語を身に付け、卒業後はヒューストン大学に3年生として編入しました。学生数が4万人もいる大規模な大学でしたが、最初に小さなカレッジでステップを踏んでいたこともあり、語学力はもちろん、コミュニケーション力を伸ばせたと思います。現在は海外のオフィス用品を日本での販売につなげる仕事をしており、日本語と英語を使い分けて日々の業務に取り組んでいます。アメリカ留学で多種多様な人たちと生活して身に付けた異文化理解力 / 語学力 / ストレスマネジメント力を活かして、海外の社員ともスムーズにコミュニケーションを取れていると思います。また、大規模大学で磨かれた“周りを巻き込む主体性”も、今の仕事に役立っています。