- 日時
- 2015年9月10日(木) 16:30〜17:15
- 会場
- 同志社大学寒梅館
「Soil and Sustainability」
- 演者
- Rattan Lal先生
- 所属
- Carbon Management and Sequestration Center,
The Ohio State University
日本土壌肥料学会は国際土壌年特別企画として2015年度大会(京都)に元米国土壌学会会長、次期国際土壌科学連合(IUSS)会長、現米国オハイオ州立大学教授Rattan Lal先生をお招きいたしました。ご承知のとおりLal先生は、近年、土壌生態系における炭素の貯留、有機物の循環に関するご研究を世界各地で展開され、また先般、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)と元米国副大統領ゴア氏のノーベル平和賞共同受賞に大きな貢献を果たされました。現在、Lal先生はご専門の研究を精力的に推進されるかたわら、市民や政策決定者へ土壌の保全と適切な利用、さらには劣化土壌の修復と改善を訴える活動をも広く展開されています。今回はこれまでの着実な研究成果に基づき、今後の持続的社会の構築に向けて、私たちと土壌の関係のあり方についてお話しいただく予定です。多数の皆様のご参加をお待ちいたしております。