大会長あいさつ

2018年の「日本味と匂学会第52回大会」は、例年開催日程より一ヶ月ほど遅く10月29日(月)から31日(水)の3日間、大宮駅(西口)からデッキで直結しているソニックシティにおいて開催いたします。10月30日(火)にはさいたまスーパーアリーナ近傍にある「ホテル・ブリランテ武蔵野」(JRさいたま新都心駅:大宮から一駅)にて懇親会を開きます。本年の舞台は彩の国・埼玉です。1980年代、巨大な東京の影に埋もれ「ダ埼玉」などと揶揄されていましたが、21世紀となってから政令指定都市・さいたま市が誕生し、彩の国も文字通り「彩り」が備わってきました。派手さはありませんが、都心までの通勤時間や生活環境の良さなどから近年は「関東の住みたい街ランキング」のベスト10に大宮と浦和が入るなど、世間にも地味な浸透をしてきているようです。そう、埼玉には「みなとみらい」も「夢の国」も「異人館」もありませんが、その代わり地味な魅力が溢れています。家康入城により江戸の街が発展を始める以前、遥か古代から武蔵国の中心はこの地にありました。そのため埼玉(さきたま)古墳群や由緒を古代まで辿れる神社(氷川神社や高麗神社)など古代史通にはお馴染みのスポットが県内には点在します。鉄道ファンには鉄道博物館(大宮区内)、世界的にも評価されてきている盆栽に特化した世界初の公立美術館(大宮盆栽美術館)、マニアックな見所が彩の国の特色でしょうか。また、味と匂いに関わる「食」では、クラフトビールやワイン、ウィスキーなど地物の面白い酒の数々が楽しめます。別段特産品・名物(郷土)料理といえるようなものはありませんが、浦和や川越に足を伸ばせば鰻屋が数多く集まっており、変わり種を含めた鰻料理に舌鼓を打つこともできます。他にもあるはずの「まだ見ぬ」彩の国の見所や食での地味な発見をしていただけたらと思っております。大会についても、地味でもどこかに彩りを添えた皆さまにとって実りのあるものとしたいと考えておりますが、皆さまのご参加、ご発表なしには到底成立するものではありません。10月にはぜひとも学会へ足をお運びの上、化学感覚の研究発展と交流、彩の国の魅力発見など楽しんでいただけるように、大会事務局(明海大学歯学部生理学分野内)一同、心よりお待ち申し上げております。

 

2018年度日本味と匂学会第52回大会
大会長 村本 和世
(明海大学・歯学部)

謝 辞

共催

味の素株式会社
(アジア国際シンポジウム共催)
キリン株式会社
(アジア国際シンポジウム共催)
高砂香料工業株式会社
(アジア国際シンポジウム共催)
長谷川香料株式会社
(アジア国際シンポジウム共催)

 

協賛他

アサヒビール株式会社
(飲料提供)
MCフードスペシャリティーズ株式会社
(広告掲載)
株式会社小松屋
(協賛金)
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
(飲料提供)
株式会社 島津製作所
(企業展示)
第一薬品産業株式会社
(企業展示)
高砂香料工業株式会社
(協賛金)
日本うま味調味料協会
(協賛金・広告掲載)
株式会社NeU
(企業展示)
西川計測株式会社
(企業展示・広告掲載)
長谷川香料株式会社
(協賛金)
株式会社 フィジオテック
(企業展示)
フレグランスジャーナル社
(企業展示)
ヤマサ醤油株式会社
(協賛金)

 

後援・助成

学校法人 明海大学
(大学後援)
明海大学 歯学部同窓会
(助成金)

(50音順)

日本味と匂学会第52回大会と開催するにあたり、上記の企業・団体様から多大なるご支援・ご援助をいただきました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

日本味と匂学会第52回大会
大会長 村本 和世
2018年8月22日現在