色鮮やかによみがえった陽明門は必見!世界遺産日光へ行こう
日光といえば、1999年に世界遺産登録された日光の社寺。「日光東照宮」や「日光山輪王寺」は平成の大修理として修復作業が進められていますが、中でも一番の見どころである東照宮「陽明門」が2017年3月10日に修理を終えお披露目となりました。日光・鬼怒川地区は東京よりも10℃近く冷え込むということで、3月中旬にもかかわらず雪が積もっていましたが、暖かくなってきた日光はおすすめです!
1. 東武鉄道に乗って日光へ
浅草から東武鉄道の特急きぬに乗って日光へ。約2時間の旅です。浅草の駅ビルには食品街もあるので、お弁当を買って車内で食べるのもいいですね。
座席は2×2列シートで、前後も広々しています。3号車には食事を販売するカウンターがあります。東武オリジナルグッズやお土産も販売しています。
2. 日光東武駅に到着!表参道を散策
東武日光駅を降りてすぐのところ。今回はわたしは徒歩で宿泊予定のホテル「日光金谷ホテル」へ向かいました。奥の道を右手の方へとにかく直進!
道路の左側の道を直進すると、左手に見えてくるのが「日光郷土センター」。観光情報はここで手に入ります。また今回利用した「日光表参道おもてなしクーポン(650円)」は、ここで手に入れることができます。
クーポンはこんな感じ。
日光の表参道ということで、歴史ある雰囲気のあるお店が点在しています。この道を真っ直ぐ直進すると、突き当りが「日光東照宮」です。
日光東照宮は翌日にとっておいて、宿泊ホテルの「日光金谷ホテル」へ。左側の道を上っていきます。少し急な坂が続きます…。
ようやく到着!東武日光駅からは徒歩で20分(約1.5㎞)ほどの距離です。歴史あるホテルだけあって雰囲気がありますね!
3. 日本最古のクラシックホテル「日光金谷ホテル」を満喫
入口は重厚な回転扉。チェックインカウンターもとってもレトロな雰囲気満点。それもそのはず、歴史はさかのぼること140年以上前の1873年。現在も営業する日本最古のリゾートホテルです。
ホテルのちょっとしたところにも、歴史を感じます。古くはアインシュタイン博士やヘレン・ケラーも宿泊したとか!フロント横のお土産屋さんには、金谷ホテルオリジナルグッズがたくさん。金谷ホテルベーカリーではここだけでしか買えないパンも販売。
ダイニングルームも木製のレトロでかわいらしい雰囲気。
夕食には名物の虹鱒料理を。一皿一皿上品でとっても美味でした!周りを見渡すと、一人客のお客さんがちらほら。東京から近いこともあってか、一人旅も多いんですね。
4. 日光観光へ(定期観光バス利用)
いよいよ2日目は、東武バスの定期観光バスを使って一日観光。東武日光駅に戻って、駅構内のツーリストセンターで受付します。駅へはホテルのシャトルバスを利用すると便利です。紅葉の時期は時間が不定期となりますのでご注意を。
⑤の定期観光バスのりばへ。到着するバスにはすでにたくさんのお客さんが。鬼怒川温泉から乗車されたお客さんと合わせて、この日は合計28名でした。平日(木曜日)なのに思った以上のにぎわいです。
バスは10:00に出発し、まずは世界遺産の一部である「神橋」へ(ここは日光金谷ホテルの坂をのぼる前あたりにあります)。その後、紅葉の名所「いろは坂」をのぼっていきます。どんどん標高が高くなるとあたりを見渡せる絶景に。
中禅寺湖を横目に、二荒山神社中宮祠へ。中宮祠は、日光山にある本社と、男体山山頂にある奥宮の中間の宮という意味。ここでは観光バスの時間に合わせて、巫女の神楽を見学。天井もとてもきれいですのでぜひじっくり見てください!
続いては中禅寺立木観音へ。残念ながら内部の写真を撮ることはできませんでしたが、6mの千手観音を拝むことができます。この観音様、実は生きた木をそのまま彫り進めたので、まだ足元は根っこのまま残っているそう!
昼食は中禅寺の湖畔に佇む「中禅寺金谷ホテル」で洋食を。名前からわかる通り「日光金谷ホテル」の姉妹ホテルです。中禅寺湖を眺めながら優雅なランチを堪能!
昼食の後は日本三大名瀑の一つに数えられる「華厳の滝」へ。こちらは無料の観瀑台。ここからは滝を少し上の角度から見ることができます。
今度はエレベーター(別途550円。2019年10月から570円に改定。)で滝正面から見る観瀑台へ。エレベーターで100mほど下へ行き、さらに長めの廊下と階段を下っていきます。ツアーの半分くらいの方が乗られていました。
いよいよ華厳の滝を正面から。あれ?少し水量が少ない!この日はわずか毎秒0.3tでした。
5. いよいよ日光二社一寺めぐり
いよいよ日光の二社一寺へ。まずは「日光山輪王寺」。三仏堂は2017年3月現在、約50年ぶりの大修理のため覆いに囲われています。中は見学できるのでご安心を。覆いの被さった姿もなかなか珍しいですね!
表参道を進むと、いよいよ「日光東照宮」の境内へ。まずは江戸時代初期に描かれたという「想像の象」がある建物。今は当たり前のように動物園にいる象も、江戸時代の人々にとっては未知の動物だったのですね。
続いては三猿!東照宮でも有名な彫刻ですね。わたしが行ったときは残念ながらレプリカだったのですが、2017年3月31日に65年ぶりのお色直しを終えてお披露目されました!
そしてそして、いよいよメイン「陽明門」。一日中眺めていても飽きないことから「日暮(ひぐらし)の門」と呼ばれ、国宝にも指定されています。今回3年8ヶ月の修理を終えて色鮮やかな姿がお披露目になりました。500以上の彫刻も必見!
東照宮をさらに奥に進むと「二荒山神社」へ。厳かな雰囲気の漂うこの神社は、縁結びや開運にご利益があるとか!
ここで日光満喫一日コースも終了。バスに乗って本日の宿泊地「鬼怒川温泉」まで向かいます。
6. 鬼怒川温泉をたのしもう!
お泊りは、鬼怒川温泉駅から徒歩5分の距離にある「鬼怒川パークホテルズ」へ。駅からのアクセスもよく、鬼怒川観光に便利です。また川沿いに建っているので、ホテルから見える眺めも絶景!
ホテルから5分ほど、鬼怒川にかかる大吊橋。無料で楽しめるのでぜひ散歩にお出かけください。高さ40m、結構迫力があります!橋の傍には足湯カフェがあり、足湯に浸かりながらお茶をたのしむこともできます。
鬼怒川温泉街歩きクーポン(500円)を利用すると、鬼怒川温泉の名物品を楽しむことが出来ます!
個人的におすすめなのが、鬼怒川温泉駅からバスで5分(210円)のところにある「東武ワールドスクエア」。1/25スケールの建築物102点が展示されています。トリックアートのような写真を撮りながら世界旅行気分を味わえます。エジプトのスフィンクスもまるで本物!
この記事は2017年4月21日時点の情報です
この記事を書いた人
実家に帰るのが小旅行なWEB販促担当
柴田悠理
旅行では買い物や街歩きよりも、日常を忘れてゆったりと自然を楽しみたい派。グルメやお酒も欠かせません。初めて行ったアルゼンチンではアルゼンチンワインに感動!今まで少し苦手だった赤ワインが好きになりました♪風景もグルメも新たな出会いがあるから旅ってやめられませんね!