アートも自然もフォトスポットもいっぱい!ワクワクがつまった絵になる島「小豆島」へ

アートも自然もフォトスポットもいっぱい!ワクワクがつまった絵になる島「小豆島」へ

美しい瀬戸内海に囲まれ、年間を通して温暖な香川県にある小豆島。
日本の地中海とも呼ばれる瀬戸内の小豆島は観る・食べるなどワクワクの魅力がいっぱい詰まった島です。
3年に一度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」も開催され、新しい観光スポットも注目を集めています。
そんな話題の小豆島をご紹介します。

1. 小豆島の絶景スポット!幸せを呼ぶ「天使の散歩道」

チェ・ジョンファ(崔正化)「太陽の贈り物」Photo:Ichikawa Yasushi

チェ・ジョンファ(崔正化)「太陽の贈り物」

小豆島へは、新岡山港(JR岡山駅から路線バスで約37分)から小豆島の土庄港まで、おだやかな瀬戸内の海をながめながらゆったりフェリーで向かいます。

60分の船旅を終え、土庄港につくと早速、オリーブの葉の王冠の形をしたアート作品がお出迎え!
3年に一度、瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」が開催されており、
島のあちこちでアート作品に出会えるかもしれません。
最近では2019年に開催されました。

エンジェルロードイメージ

土庄港から路線バスで約10分、小豆島オリーブバスの国際ホテル(エンジェルロード前)で下車し、徒歩約5分でエンジェルロードへ到着。
エンジェルロードは、1日2回ある引き潮の時だけ現れる砂浜の道。
大切な人と手をつないで渡ると、天使が舞い降りて願いを叶えてくれると伝えられているロマッチックな場所です。
恋人の聖地としても知られ、中余島(なかよしま)の木々には、恋愛成就を願う絵馬が沢山吊るされています。

エンジェルロードが現れるのは最大干潮時の3時間前後。
土庄町商工観光課のホームページで「干潮時刻」でチェックできます。幸せを呼ぶ「天使の散歩道」を歩いてみませんか。

エンジェルロード高台から

エンジェルロードの入り口にある小高い丘には「約束の丘展望台」があります。幸せの鐘を鳴らしたり、エンジェルロードを見下ろす絶景を楽しむことができます。

ここにも、願いが書かれた絵馬が所狭しと飾られています(ハート型の木製絵馬は、小豆島国際ホテルで販売されています)。

展望台への階段は少し急なのでお気をつけください。

清水久和 「オリーブのリーゼント」 Photo:Kimito Takahashi

清水久和 「オリーブのリーゼント」

島内を散策していると、思わず笑顔になってしまうこんなアート作品にめぐり合えます。
是非探しながら歩いてみてください!

2. 小豆島といえば、ここ!「小豆島オリーブ公園」

小豆島オリーブ公園イメージ

エンジェルロードから路線バスで東へ約25分、小豆島オリーブバスの小豆島オリーブ公園口で下車し、小豆島の大人気スポット「小豆島オリーブ公園」へ。
こちらのオリーブ公園は、約2,000本のオリーブ畑に囲まれた道の駅の公園です。
瀬戸内海を見下ろす小高い丘にある白いギリシャ風車をはじめ、イングリッシュガーデンに囲まれた映画のロケセットなど、思わず撮りたくなるフォトジェニック空間となっています。
無料で借りることができる「魔法のほうき」を使って、とっておきの楽しい写真を撮ってみてはいかがですか。

始まりの本イメージ

そしてこれは、「始まりの本」という巨大な本のモニュメント。こちらもオリーブ公園内にあるフォトスポットです。
高さ3メートルの本の前に立つと、まるで物語の世界に迷い込んだような気分になります。
本には小豆島のオリーブ栽培の歴史が書いてあるそう。

日中の明るいうちの撮影がおすすめで、朝早い時間は混雑が少なく撮影しやすいようです。

幸せのオリーブ色のポストイメージ

他にも公園内には気になるものが・・・。
幸せのオリーブ色のポスト。
「大切な人にいっぱいの幸せが届きますように・・・。」と幸せのオリーブ色のポストが設置されたそうです。
もちろん、実際に手紙を出すことができます。旅の思い出を大切な人に送るのもいいですね。
オリーブ記念公園でオリジナルポストカードを買うこともできます。

コリコ店内

そして、この感じ・・・。園内には、あの映画の場面がそのままに再現された「雑貨コリコ」というお店があります。
主人公になりきって映画の世界観を楽しむことができますね。
店内ではハンドメイドのフラワーアクセサリーや、かわいい雑貨も販売されています。

雑貨コリコ (小豆島オリーブ公園内) 
営業時間 9:00~17:00(年中無休)

チリンドロンライスイメージ

OLIVAZ チリンドロンライス 1,320円(2020年6月30日時点)

公園内にはレストランやカフェもあります。
今回おすすめするのは、カフェ「オリヴァス」です。
店内で提供されるお食事に使われているオリーブオイルはすべて、こちらの公園でつくられたオリーブからつくったオリーブオイルです!
「オリーブ公園産」のオリーブオイルを贅沢に使った食事が楽しめ、国産オリーブオイルの味や風味を十分に味わうことができます。
野菜もたっぷりなメニューが多く、ヘルシーです!

OLIVAZ オリヴァス (小豆島オリーブ公園内)
営業時間 11:00~16:00(ラストオーダー15:30・火曜日定休日)

道の駅 小豆島オリーブ公園

営業時間

8:30~17:00(年中無休)

アクセス

土庄港より路線バスで約30分

公式サイト

3. お醤油作りが盛んです!

金両醤油イメージ

小豆島の名産品といえば「醤油」ってご存じですか?
香川県の醤油の生産量は全国5位。そのうちの約半数近くが小豆島産なのだとか。
小豆島には醤油の町・醤の郷(ひしおのさと)があり、歴史ある多くの醤油蔵が軒を連ねています。
醤の郷にある醤油蔵は、木桶による昔ながらの製法や歴史的な景観などの理由で、近代化産業遺産に指定されている建物もあります。

写真の金両醤油のおすすめは、ドレッシングです。オリーブオイルとガーリックと醤油をつかったドレッシングで、とても美味しかったですよ。

醤油ソフトクリームイメージ

そしてこちらは、小豆島でいただける醤油ソフトクリーム。
見た目はチョコレート?という感じですが、醤油のソフトクリームです。
小豆島の様々なお店で販売されています。甘じょっぱい和風ソフトクリームはなつかしくも新しい味。他にもいろいろなソフトクリームがあるので、いろんな味に挑戦するのも良いかも。

4. 二十四の瞳映画村

二十四の瞳映画村 提供:(公社)香川県観光協会

小豆島を代表する観光スポット「二十四の瞳映画村」へは、オリーブ公園から車で約30分、オリーブ公園近くのオリーブナビ桟橋からは渡し舟(所要時間約10分)でいくこともできます。

二十四の瞳映画村 提供:(公社)香川県観光協会

園内では、こんな可愛らしいボンネットバスでまわることもできます。

二十四の瞳映画村 提供:(公社)香川県観光協会

映画の撮影用のセットの木造校舎(岬の分教場)を見たり、昔懐かしい手描きの映画看板が並ぶ映画通りを歩いたり…。
ロケで使用された民家などもあります。晴れた日は必ずフンドシなど洗濯物が干されている洗濯好きの家です。

「Caféシネマ倶楽部」では、揚げパンや冷凍みかんがセットになったアルマイトの食器がなつかしい「給食セット(890円)」で当時を体験できます。
大正から昭和初期の日本の様子を見て、食べて、体験することができる場所です。

二十四の瞳映画村

アクセス

土庄港より車で約55分/オリーブ公園より車で約30分・渡し舟で約10分

営業時間

9:00~17:00

入場料金

二十四の瞳映画村 大人(中学生以上)790円 小学生 380円 / 岬の分教場 大人240円 小学生120円
二十四の瞳映画村 岬の分教場セット券 880円 440円

公式サイト

まとめ

小豆島も倉敷も、SNS映えするフォトスポット、かわいい雑貨やカフェ、ノスタルジックな町並みなど、女子旅、カメラ旅にもぴったりです。是非、かわいいを探しに訪れてみてください。

この記事は2020年9月14日時点の情報です

小豆島を訪れるツアーはこちら

この記事を書いた人

滝島久子

国内旅行ツアー企画担当

滝島久子

食べること、お酒、温泉が大好きです。
担当している山陰山陽四国方面は、景色も温泉も食べ物も、お酒も最高です!
美味しい、楽しい、美しい!情報を発信していきます。