日本遺伝学会第87回大会へのお誘い

日本遺伝学会第87回大会へのお誘い

日本遺伝学会第87回大会を、2015年(平成27年)9月24日(木)から26日(土)まで、東北大学川内北キャンパスにおいて開催することになりました。現在、学会本部の支援を受けて、大会開催に向けて準備を進めております。

遺伝学会のこれまでの伝統を守り、本大会でも一般講演は口頭発表といたします。また、シンポジウムとワークショップを開催します。遺伝学の諸分野をバランス良くカバーすることが出来るよう、シンポジウム及びワークショップのテーマを会員より広く募集いたしますので、奮ってご応募下さい。

遺伝学に対する市民のご理解を深めていただくため、大会最終日の9月26日(土)の午後に仙台国際センター大ホールにおいて、公開市民講座「パーソナルゲノム時代の遺伝学と人間社会」を開催します。遠藤隆遺伝学会長を始めとした第一級の講師陣により、ゲノムの概念から、ゲノム解析技術の進歩、個人遺伝子診断や食料生産など、人間社会に関わる遺伝学についての講演がなされます。一般市民や大学生、高校生にゲノムの基礎知識と遺伝学の人間社会における重要性を伝えることを目的としておりますが、異なる専門分野に広く関わる講演会ですので、第87回大会に参加されました皆様にも、多数ご参加いただけることを願っております。

東北大学川内北キャンパスでは、12年前(2003年)にも日本遺伝学会大会を実施いたしましたが、ここは全学教育のためのキャンパスで、仙台駅から西へ約2kmの川内地区にあり、清流広瀬川の西側に位置します。仙台駅からはバスで15分程度ですが、徒歩でも35分程ですので、天気のいい日や、仙台の繁華街の一番町付近のホテルにご宿泊の場合は、徒歩で来られることもお薦めいたします。仙台は、4年前の東日本大震災で大きな被害を受けましたが、津波を受けました沿岸部を除き、概ね復旧いたしました。震災後、皆様方には被災地に対し多くのご支援を賜り、ありがとうございました。繁華街の中心地は、以前にも増してにぎわっており、特に若者が街の活気をもたらしています。9月は、仙台やその周辺の観光にはあまり適した時期ではございませんが、地酒や、カキなどの海産物、牛タン等、宮城の食をお楽しみいただけます。学会員の皆様に多数おいでいただき、盛大な大会となりますことを切に願っております。

なお、今後、大会ホームページ(http://gsj3.jp/)で最新の情報を順次掲載いたしますのでご覧ください。

大会委員長日本遺伝学会第87回大会
大会委員長 西尾 剛(東北大学)

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