第25回日本健康教育学会学術大会

ご挨拶

本学会の設立から四半世紀の節目に沖縄で学術大会を開催することになりました。沖縄での開催は、第12回大会(学会長:崎原盛造先生)から13年ぶりになります。この間に、長寿県沖縄では、平均寿命の伸びが鈍化し、直近の生命表による全国順位は、女性3位、男性30位と大きく後退して、沖縄県民の間では「330ショック」と呼ばれる事態になっています。この状況を踏まえて、沖縄県では「健康・長寿おきなわ復活」を掲げて健康づくりを進めており、特に、人々のつながりや相互扶助の精神である「ゆいまーる」を活かした取組が有用と考えられています。本大会のテーマはこれに因んで「結(ゆい)でつくる健康教育・ヘルスプロモーション」としました。本大会では沖縄の取組を紹介するとともに、他地域の取組も交えて、これからの健康教育・ヘルスプロモーションについて活発な議論ができればと思います。沖縄の姿から日本や世界の将来の姿が見えてくるのかもしれません。

会場となる沖縄科学技術大学院大学(OIST)は沖縄有数のリゾートエリアにあり、ベストな施設を有しています。東シナ海の地平線が一望できる会場から、南国沖縄の紺碧の空と海を満喫していただければ幸いです。多くの皆様のご来沖をお待ちしております。

学会長第25回日本健康教育学会学術大会
学会長
高倉 実(琉球大学医学部 教授)

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