「新しい沖縄観光」レンタカーなしで沖縄本島を満喫
『旅する地球』読者のみなさん、こんにちは。WEB販売担当の黒田です。
沖縄観光にはレンタカーが必須と思っていませんか!?「電車が無いし、ゆいレール(モノレール)も那覇市内のみの運行だし・・・」とか「休日・連休はレンタカーの空きが無いから旅行先を変更しようか・・・」と考えている方もいらっしゃるのでは?
しかし、そんなことはありません!沖縄本島は公共交通機関だけでも巡れる観光地やリゾート地があります。
今回はそんなレンタカー無しの沖縄観光をご紹介します。
1. 空港についてすぐ行ける!エンターテイメント水族館「DMMかりゆし水族館」
空港に到着しました。
ここからはゆいレールやバス、タクシーを使って、沖縄の観光地に行ってみたいと思います!
では早速バスに乗って、沖縄の新名所へ!
まず最初は、沖縄到着直後や出発直前に気軽に楽しめる水族館をご紹介します。
こちらは、那覇空港の南側に位置し、空港国内線ターミナルバス乗り場よりバスで約35分と、空港からのアクセスも良いショッピングモール「イーアス沖縄豊崎」の1・2階にあります。ここは食材や日用品、マリンスポーツショップも充実した、地元の方はもちろん観光の方も楽しめる施設です。
沖縄の水族館といえば「美ら海水族館」を思い浮かぶ方も多いと思いますが、こちらの「DMMかりゆし水族館」も、最新映像技術と自然空間の融合を楽しめる新しい形のエンターテイメント水族館になっていておすすめです。
近くにある「豊崎海浜公園 オリオンECO美らSUNビーチ」では海水浴も!
豊崎はここだけで一日中楽しめるエリアになっていて、その一つにDMMかりゆし水族館があります。
水族館とは思えない近代的な、まるで美術館のような2階の入り口です。
中に入ると、まずは雄大な映像と音で、沖縄の大自然の世界観に引きこまれます。
ふと「あれ・・・今、水族館にいるんだよね・・・?」という不思議な感覚に。
奥に進むと、まず現れるのが『亜熱帯気候が織りなす常緑の森エリア』です。
進んでいくと大きな水槽で悠々と泳いでいるたくさんお魚たちが!
「綺麗で壮大な水槽だな~何という名のお魚なのかな・・・?」と見とれていると、あれ?なんだろう?ちょっと違和感を覚えます。
お魚の名前が書かれたボードがない!?
すると、水槽のそばにはこんな看板が。
右上の二次元コードを読み取り、DMMかりゆし水族館のアプリをダウンロードしてみることに。
そして真ん中のグレー部分にスマートフォンのアプリをかざすと・・・。
なんと、水槽で泳いでいるお魚がずらっと出てきました。
館内には「タッチポイント」があり、アプリで近くにいるいきものの名前やその生態を表示させて見ることができます!
アプリの説明と目の前の水槽を見比べながら、いきものについて楽しく学べる画期的な仕組みに驚きました。
水槽で泳ぐお魚たちはアート作品。新感覚の水族館ならではの説明ボートをなくしてしまう斬新なアイディアに驚きの連続です。
さらに奥に進んでいくと、真っ暗な空間に突然、一面ガラス張りの透明な床が!
その上を歩くと、お魚たちの頭上で海上散歩しているかのように感じます。
私が訪れた際には、運よくウミガメが通ってくれました。
カメ好きの私にはとても嬉しく貴重な体験でした。
さらに驚いたのが、ナマケモノやアルマジロなど、亜熱帯地域の陸上の動物が自由気ままに生活しているこのエリア!
全く柵の無い木の枝に、ナマケモノがぶら下がっていました。こんなに近くで見るのは初めてです。
続いて1階の『多彩な生物が息づく澄み切った海のエリア』へ!
ここは美しい熱帯魚を中心とした、小さめの水槽が美しく配置されたエリアで、私は、この鮮やかな色合いの「ニシキテグリ」にくぎ付けになりました。
色鮮やかなサンゴの中でもひと際美しいお魚です。
そしてこちらは、幻想的なクラゲの世界が広がるエリア。
立ち並ぶ巨大な円柱水槽の中で悠々と泳ぐクラゲは、ずっと見ていられて、癒されます。
水族館の中には、他にも休憩できるカフェやグッズを買えるショップも。
沖縄を感じられるスイーツも楽しめます。
可愛いお魚たち。ぜひ全画面でお楽しみください!
数々の芸術作品のような水槽や、アプリや映像を使った新しい水族館の楽しみ方ができる「DMMかりゆし水族館」。
市街地や空港からのアクセスも良いので、到着直後・出発前に訪れるのもおすすめです。
ぜひ沖縄の新名所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
DMMかりゆし水族館
- 住所:
沖縄県豊見城市豊崎3-35 イーアス沖縄豊崎内
- 料金:
大人(18歳以上)2,400円
中人(13~17歳)2,000円
小人(4歳~12歳)1,500円-
3歳以下は無料 ※2022年6月時点
-
- アクセス:
那覇空港国内線ターミナルバス乗り場よりバスで約35分、「イーアス沖縄豊崎」下車
県庁北口バス停よりバスで約40分、「豊崎美らSUNビーチ前」下車
那覇バスターミナル(旭橋駅)よりバスで約35分、「豊崎美らSUNビーチ前」下車
那覇空港よりタクシーで約20分
2. 那覇市内でマリンアクテビティも楽しめる「波の上ビーチ」
続いては1回空港に戻り、ゆいレールに乗って、那覇市街地へ!
(今回はゆいレールに乗るべく那覇空港へ戻りましたが、「豊崎美らSUNビーチ前」から県庁前まで路線バスも運行しています。)
「県庁前駅」で下車し、那覇市国際通り商店街へ。
国際通り商店街ではお土産を購入!その後、那覇市内で海を満喫できるビーチがあると伺い、向かいます。
波の上うみそら公園にある「波の上ビーチ」は、那覇空港からタクシーで約5分。沖縄イチの飲み屋街である「松山」からは徒歩約15分と、歩いても行ける距離です。
沖縄に到着してすぐ、出発の直前まで沖縄の海を堪能したい人におすすめのビーチです。
このビーチのおすすめポイントはこの透明度!
波の音を聞くだけで心が安らかになります。
那覇は空港や港があるため遊泳可能なビーチはここ1か所のみ。人工海岸ですが、車が無くても行けるキレイな砂浜のビーチです。
実は、波の上ビーチはダイビング等のマリンアクテビティも可能!
那覇市内にいながら、気軽にダイビング体験やシュノーケリングが出来ます。
波の上ビーチ
- 住所:
沖縄県那覇市辻3-10-12
- アクセス:
那覇空港からタクシーで約5分
ゆいレール「旭橋駅」からタクシーで約10分
3. ショッピングとグルメの街「美浜アメリカンビレッジ」
続いては沖縄本島中部に移動します。
ここは那覇市内や那覇空港からバスで約1時間の、多くのショップやアミューズメント施設が集まる若者に人気のショッピングエリア。
1981年に返還された米軍基地跡地を再開発して2004年に完成した街です。
アメリカや南国の街並みなど異国情緒を楽しめると話題となり、 人気のエリアになっています。
また、周辺には「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」「ザ・ビーチタワー沖縄」などホテルも多く、一日ショッピングを楽しんだ後にすぐホテルでゆっくり過ごせるのも魅力の一つです。
私は14時頃レクー沖縄北谷スパ&ホテルを訪れましたが、ホテルのフロントにはショッピングバックを持ってチェックインされている人がたくさんいらっしゃいました。ショッピングの合間に荷物を置きに帰れるし、休憩したくなったらすぐにホテルでゆっくりできるのはうれしいポイントですね。
さらに飲食店も多いので夕食も美浜アメリカンビレッジ内で済ますことができて、食事の心配もいりません!
アメリカンビレッジ内の「サンセットウォーク」からは壮大な海が広がっています。
周辺にはカフェも多く、テラス席がおすすめ。
心地よい風を感じながら海を眺めると、時が止まったように感じる素敵な場所です。
この日は平日のお昼過ぎでしたが、テラス席ではチラホラと瓶ビール片手にお食事を楽しんでいる方々も。
旅行先でローカルフードとお酒を楽しむのは何とも言えぬ至福の時!
アメリカンビレッジは滞在できる観光地のため、車なしで行く旅行にピッタリです!
ちなみに、、、
今回は昼間に訪れましたが、美浜アメリカンビレッジのおすすめポイントはまだまだあります。
特におすすめしたいのが、デポアイランドボードウォークから眺めるサンセット。夕陽を眺めながらテラスで食事をとるのも至福です。
さらに、日が沈むとまたガラッと街の雰囲気が変わるのも魅力の一つ。
木々や建物がライトアップされて、夜ならではの景色を楽しめます。
美浜アメリカンビレッジ
- 住所:
沖縄県中頭郡北谷町美浜9-1
- アクセス:
那覇バスターミナルより沖縄バスで約50分、「美浜アメリカンビレッジ入口」バス停下車
那覇空港より空港リムジンバスで約60分、「ザ・ビーチタワー沖縄」下車後徒歩約3分
那覇空港よりタクシーで約50分
4. 女子旅必見!写真映えするホテル「レクー沖縄北谷スパ&ホテル」
今回ご紹介するのは、美浜アメリカンビレッジ内、デポセントラル横にある「レクー沖縄北谷スパ&ホテル」。屋上のインフィニティプールとそこから望む海、アメリカンビレッジの街並みを一度に楽しめるリゾートホテルです。
2020年3月1日開業と比較的新しいホテルで、沖縄では大変珍しい地下1,400mからくみ上げた天然温泉が楽しめます。
屋上のインフィニティプール(有料)からは目の前に広がる海とアメリカンビレッジの街並みを望めます。青い海とプール、アメリカンビレッジの色鮮やかな街並みは、写真映えすること間違いなし!
さらに毎週土曜20時には、アメリカンビレッジ内で花火が打ち上げられ(変更となる場合がございます)、こちらのインフィニティプールやオーシャンビュールームからも楽しめます。
期間:3月20日~10月31日 8:00~20:00(7/1~9/30は22:00まで)
料金:大人2,000円 / 小人(6~12歳)1,000円 / 5歳以下無料
■夏季(2022年7月22日~2022年8月31日)は以下のとおり
料金:大人3,000円 / 小人(6~12歳)1,500円 / 5歳以下無料
※カフェ&バーのグランドメニュー(ボトル商品除く)からワンドリンク付き
これぞ南国!
写真映えすること間違いなしのヤシの木の椅子もあります。これは絶対、撮りますよね!
プールサイド横にはカフェ&バーも併設されており、アメリカンビレッジのサンセットや花火を見ながらお酒を楽しむのもステキです。
バーテンダーによるオリジナルカクテルはノンアルコールメニューも充実しているので、アルコールが苦手な方も雰囲気を楽しめます。
フローズンカクテルから淹れたてのコーヒーまで楽しめる場所です。
客室はメイン棟とプレミア棟に分かれており、メイン棟はヨーロッパの地中海を彷彿とさせるような淡いブルーと白を基調とした空間が広がります。
お部屋の扉を開けた瞬間に、思わず声が漏れてしまうほどかわいらしいお部屋でした。写真映えすること間違いなしです。
そしてこちらは、人気の「オーシャンビューダブルルーム」。
ベッドで休みながら海を眺めることができるオーシャンビューのお部屋で、カップルやご夫婦に人気だそうです。
ちなみに、プレミア棟は木目調の家具などシックで落ち着いた空間に統一されています。
全室洗濯機付きで、暮らすように上質なリゾートステイが出来ます。
プレミア棟のお部屋には全室に天然温泉を引き込んだお風呂があり、よりラグジュアリー感のあるプライベートプール付きの客室もあります。
異国情緒あふれるアメリカンビレッジでショッピングやグルメを楽しみ、ホテルでリゾート気分を堪能できるレクー沖縄北谷スパ&リゾート。
4人で泊まれるお部屋もあるので、女子旅や学生旅行にもおすすめです。
レクー沖縄北谷スパ&ホテル
- 住所:
沖縄県中頭郡北谷町字美浜34-2
- アクセス:
空港シャトルバス(北谷ライナー)・空港リムジンバスで約80分
那覇バスターミナルから沖縄バス乗車約65分、「桑江」下車徒歩約10分
5. さらに遠くまで行ってみたい方におすすめ!「残波岬」
残波岬は沖縄本島の中部、西海岸リゾートエリアに位置する、約2kmにわたって高さ30mの断崖絶壁が続く景勝地です。
美浜アメリカンビレッジ近くのバス停からも約45分で行ける自然を体感できるスポットで、自然のままのゴツゴツした海岸線の迫力と亜熱帯の海岸植物からは沖縄の自然を感じることができます。
また、東シナ海を望む岬の北側エリアは海岸国定公園にも指定されています。
市街地からちょっと遠いですが、ここをあえて推している理由は、晴れた日には慶良間諸島も望める眺望です。沖縄本島で最後に夕日が沈む場所として知られている絶景スポットです!
私は昼間に訪れましたが、この日は雲こそ多かったものの青い海を一望でき、絶景を堪能できました。
足場はあまりよくないため、スニーカー等歩きやすい靴や動きやすい服装で行くのがおすすめです。
残波岬灯台は、残波岬の突端に立つ南西諸島随一の高さを誇る約31mの灯台です。
真っ白な灯台と芝生の緑、断崖、青く壮大な海のコントラストが美しい景観を作り出しており、晴れていれば灯台から渡名喜島や久米島などを望むこともできるそうです。
灯台の近くにはこんな面白いお店がありました。優雅な景色を眺めながらひと休みもできます。
沖縄を走っていたバスを改装したお店です。
おもしろいですね!
残波岬公園内「残波の憩いの広場」には、岬のシンボル「残波大獅子」があります。
高さは8.75mでマンションの3階分の高さ相当と迫力満点です。
中国との国交文化を後世に伝えるために製作され、通常シーサーは魔物が来る方向に向けて置かれるのが一般的ですが、残波大獅子は中国大陸の方向を見るように設置されています。
残波岬
- 住所:
沖縄県中頭郡読谷村宇座1861
- アクセス:
那覇空港より空港リムジンバスで約90分、「読谷バスターミナル」下車後徒歩約15分
ちなみに那覇市内のコンビニエンスストアでお金をおろしたところ、、、2,000円札が4枚も出てきました!
2,000円札は沖縄サミットと西暦2000年のミレニアムの記念として発行された紙幣で表面に守礼門が描かれており、沖縄県では本州と比べて比較的手に入りやすいそうです。御守りとして保存しようと思います!
まとめ
公共交通機関で巡る沖縄観光はいかがでしたでしょうか。
沖縄はレンタカーが無いと那覇市中心でしか行動できない・・・と思われがちですが、ゆいレール・バス等を使っても十分に観光を楽しめます。
最後に公共交通機関を使用してスムーズに旅行する際のポイントを少し。
①現地での交通手段と時間をあらかじめWEBサイトにてチェック!
バスの本数が多くないため、乗り遅れてしまうことが無いようにしましょう。
②荷物を預けられる場所がどこにあるか、事前に調べておく
那覇空港を拠点にバスが出ているため、那覇空港内のロッカーや手荷物預かり所に荷物を預け出かけるのがおすすめです。
③服装は動きやすい服・歩きやすい履きなれた靴で行く
ビーチサンダルは持参または現地で購入することとして、歩きやすい靴で行きましょう。
④最後に忘れてはいけないのが小銭の用意
1,000円以上の紙幣は両替ができない場合もあるため準備しておくのがおすすめです。また、路線バスの場合、使用できる交通系ICカードは「OKICA」のみ。その他は現金・iD(那覇バスの市内線のみ)になるので注意が必要です。
この記事は2022年7月15日時点の情報です
この記事を書いた人
商品企画・販促担当
黒田純菜
主に首都圏エリアの商品企画・販促を担当しています。
普段は甘いもの辛いもの大好き!交互にずっと食べちゃいます。
週末はアクティブに活動することが多く、旅行先は自然があふれる場所を選びがちです。