話題の写真映えホテル 三重・志摩地中海村を体験!
旅する地球読者のみなさん、こんにちは。
今回は三重・伊勢志摩旅で宿泊した、海外旅行気分を味わえる!写真映えする!と話題のホテル「志摩地中海村」の魅力をご紹介します。
村内散策や伊勢志摩の食材を存分に堪能できる夕食、星空の綺麗なエストレージャタイムなど、ここでしかできない体験をしてきました。
1. 今回の旅のメイン志摩地中海村に到着!
今回私はレンタカーで伊勢志摩を巡りました。
近鉄鵜方駅から約15分ほど車で移動し、宿泊をする「志摩地中海村」に到着!
入り口の村内マップを見ると、村の全体図は志摩エリアの地形ならではとも言える、入り組んだ形になっています。
ここ志摩地中海村は、宿泊者だけでなく日帰りで立ち寄ることもできます。
入り口からすぐ目に入るのが噴水広場です。
ヨーロッパの陶器のような柄をした噴水とその奥に見える街並みで、一気に地中海を旅している気分に。
こちらのフロントでチェックイン。
村内は地中海の町並みをイメージした石畳の道が続くため、運搬用キャリーにてキャリーケースなどのお荷物をお部屋まで運んでいただけるサービスもあるそうです!
お子様連れから3世代のご旅行まで安心して楽しめますね。
チェックインを済ませお部屋に向かう途中に、早速、英虞湾(あごわん)を一望できるスポットが!
日帰りで志摩地中海村を訪れた方も、存分に景色を楽しめます。
今回宿泊するお部屋は、英虞湾の絶景を一望できるベイビューとのことなので、ここは我慢してお部屋へ向かいます。
2. ヴィラタイプのお部屋へ
今回宿泊する、カスティーリャゾーン内の「ヴィラスイート」に到着しました。
まるで雑貨店のような入り口で、とてもおしゃれな外観にワクワクしながら中に入ります。
ドアを開けると真っ先に目に入ったのは、この洋風な階段!
日本の家ではなかなか見られないつくりで、さらに海外旅行気分を味わえます。
階段の先も気になりますがまずは1階へ。
広々としたお部屋には、可愛いらしいベッドとソファが。
ベッドはふかふかで、寝心地も良さそうです。
続いて、バス・トイレの水回り!
壁のタイルまで地中海風のデザインとなっており、思わず可愛い!と声に出してしまいました。
お部屋には、アメニティも完備されているため、手ぶらで宿泊しても安心!
私のように、最低限の荷物で旅行したい人にはぴったりです。
続いて2階に上がります。こちらは、広々としたリビングがお出迎え。
床のタイルやシャンデリア・家具など洋風な雰囲気が良いですね。
お部屋の壁に飾られた食器のインテリアも雰囲気があります。
ドアや柱と同じウッド調の色味で、お部屋に統一感がありますね。
L字型の大きなソファは、大人3人が座っても広々!
さらに奥にはミニキッチンもあります。お子様連れやお部屋で晩酌する方には嬉しいですね。
2階からは英虞湾の景色が楽しめます!
青い海と木々の深緑、白色の淡い色を基調とした建物のコントラストは絶景です。
お部屋からは、今晩行く予定のレストランが見えます。
そろそろおなかが空いてきたので、村内を散歩しながらレストランへ向かうこととします。
3. 村内散策へ!写真映えスポットがたくさん!
ヴィラの外に出て奥へ進むと、さらに地中海のような街並みが続きます。
街並みを見ながら歩いていると、建物の屋上へ行く階段を発見しました!
早速上がってみます。
「Torre del amor」とはスペイン語で「愛の塔」。
その名の通り屋上には、塔と願いがかかれているホタテ貝の絵馬、ブランコがありました。
塔の中には「Torre del Amor」と書かれた、ハートの形をしたテーブルが。
タイル柄がとても可愛いですね!カップルやご夫婦などで訪れた際には、是非行ってほしいスポットです。
カスティーリャゾーンから、フォトジェニックなエリア、「ミコノルカゾーン」にやってきました。
白色を基調とした可愛らしい建物ばかりですね。建物の壁は石造りのレンガと、白い壁が組み合わさったデザイン。
これは地中海に面したエリアの特徴的な建物の作りで、夏の強い陽ざしを遮るため、熱い石の壁と頑丈なスペイン瓦で覆われており、さらに陽ざしを反射する白色の石灰が塗られています。
また、こちらの階段を上がると街並みを見下ろすことが...。
上から見ると地面の丸い石畳が可愛らしいですね。
奥へ進むと、白と水色を基調としたタイルとモザイク柄のお皿のオブジェを発見!
この色合いといい、柄といい、可愛すぎます。
ということで、早速スマートフォンの待ち受け画面に設定しました!
文字盤も地中海の雰囲気に合ったクリーム色にカスタマイズして、とってもお気に入りです。
こちらのカフェは赤土色をした建物で、階段がカラフルで可愛いですね!
続いてお土産ショップへ。
オリーブオイルなどの志摩地中海村オリジナルの商品や、スペインなど地中海エリアで実際に売られている紅茶やワイン、志摩の郷土食として親しまれている「きんこ芋」など、様々なお土産が勢ぞろい!
日本に居ながら地中海エリアのお土産も購入できるのは嬉しいですね!
可愛らしい植木鉢が村内の至るところに飾られています!
写真映えスポット巡りとしても楽しそうですね。
4. 夕食は「新バスク料理」を堪能
村内散策を満喫したところで、そろそろレストランへ向かいます。
写真右側に見えるのは、賢島駅から志摩地中海村間を結ぶ海上タクシー「Entrada賢島」の船着き場!
船に乗って入村すると、より海外旅行気分を味わえそうですね!
今晩、夕食をいただく「リアス・バイ・ココチャ」では、伊勢志摩の豊富な食材を使った新バスク料理のコースをいただきます!
スペインの美食の街「サン・セバスティアン」で、1つ星を獲得したシェフの修行を受けた料理長が作ります。
中に入ってみると、地中海の石造りの建物に多いアーチ型の窓やランタンが特徴的です。まるで海外のレストランにいるような気分に。
半個室のようなテーブル席も!
特別な記念日のお祝いなどにぴったりな雰囲気ある空間ですね。
席につくと本日いただく「新バスク料理」のコースのメニューが。
バスク地方の伝統的な料理「バスク料理」は、スペイン料理のひとつです。バスク地方は、スペインとフランスの国境をまたぐ自然豊かな場所柄、海の幸・山の幸を使った料理が豊富に揃っています。
20世紀後半には、伝統的なバスク料理をベースにした創作料理「新バスク料理」が誕生します。
フランスの影響を受け、独創的で斬新なレシピで作られた最先端の料理を、今回初めていただきます!
スパークリングワインで乾杯し早速1品目。
アホブランコとはにんにくとアーモンド、オリーブオイルなどで作るアンダルシアの冷製スープです。
程よい甘さでとても衝撃を受けました。1品目から甘めのスープが好みな私の心をつかまれました。
伊勢鶏はとてもジューシーで、パンが原材料の伝統的な料理「ミガス」との相性が抜群です。
2品目は、鱈のブランダードと豚のコラーゲンのリゾット。
ブランダードはフランス南部のラングドック地方の代表料理。牛乳とジャガイモを一緒に煮込んでいるため、とてもなめらかな舌あたりで、
魚を食べているとは思えないほどの柔らかさです。
バケットと伊勢志摩産オリーブオイルの組み合わせが良く、スパークリングワインもどんどん進みます。
3品目は、伊勢志摩の貝をレタスソースで仕上げた一品。
分厚い貝とレタスのソースが良く合います。
4品目は、伊勢海老のソカラ。伊勢志摩の海の幸を堪能する魚介メニューが続きます。
ソカラとはお米でできたおこげのことで、おこげの上に伊勢海老の身がのっています。
私は初めて伊勢海老を食べました。
分厚くプリップリの身と伊勢海老のみそ、さらに黒ニンニクでできたソースとの相性は抜群。贅沢な味わいに感動しました。
5品目は、ゆり根ソース仕立ての伊勢志摩産真鯛。
ゆりの根のソースはさっぱりとした真鯛に良く合います。
ここまでたくさんの海鮮をいただき、かなり満足していたところに、本日のメイン「黒毛和牛のサーロイン」の登場です!
サーロインのお肉は柔らかく、程よい甘みの脂身もあり、ナイフを動かす手が止まりません
あっという間に完食してしまいました。
最後にデザートをいただきます!
ビスコチョとは、カステラのルーツとされている、スペインのお菓子です。
こちらも初めて食べましたが、程よい硬さが癖になりました。アイスとの相性も抜群です。
お紅茶とデザートが良く合います。
ゆったりと紅茶を飲みながらディナーの余韻に浸る時間は至福です。
Rias by Kokotxa -リアス・バイ・ココチャ-
- 住所:
〒517-0403 三重県志摩市浜島町迫子2619番地1
5. お食事を楽しんだ後は...
たっぷりとコース料理を楽しんで外に出ると、もう辺りは真っ暗。
ランタンでライトアップされた街並みは、昼間とは一変して少し大人な雰囲気に。
様々な形のライトで遊び心がありますね。
これから一日の疲れを流すべく、温泉へ向かいます。
風景を楽しみながら歩いていると、天然温泉「スパ・アルハンブラ」に到着!
外観は、窓ガラスに星などの様々なモザイク柄があり、異国情緒漂うアラビックデザインで統一されています。大人な雰囲気を醸していますね。
スパは、アルハンブラ宮殿のハマムをイメージしたアラビックスタイルの天然温泉。
内装もモザイク柄や装飾で彩られているので、まるでスペインに来ているような気分を味わえるスパでした。
是非実際に体感してみてくださいね。
湯上りにヴィラまで散歩していると、辺りが一面真っ暗に。
「エストレージャタイム」です!
エストレージャとは、スペイン語で星のこと。この時間は、一部エリアの街灯を消し、星空を自由に楽しめるひとときで、毎晩22時から22時20分の20分間行われます。
宿泊した日は満月だったため街灯が消えてもこの明るさでしたが、いくつもの星を見ることができました!
星空観察のおすすめ日は、新月の日だそうですよ。
昼間とはまた違った雰囲気の噴水も良いですね。
街の景色が時間帯ごとに変化していくのでいつまでも散歩していたくなります。
6. 朝食で1日の元気をパワーチャージ!
おはようございます。澄んだ空気と素敵な朝日で迎える1日の始まりは最高ですね。
まずは朝食をいただくために、Taberna AZUL(タベルナ・アスール)へ。
カフェのような可愛らしいレストランです。
タベルナ・アスールはスペイン語で「青い食堂」。
いくつものシャンデリアがある店内は白とブルーを基調としており、とてもお洒落な空間です。
地元の食材を使った前菜やおかず、お米、お味噌汁など、伊勢志摩の様々な食の恵みを堪能できます。
パンの種類も豊富!
ミニワッフルが可愛いですね。トッピングの種類も豊富なのでいろいろと試したくなります。
手前の青い器に盛りつけられているのはお豆腐で、特にオリーブオイルで味付けされている「オリーブ豆腐」が絶品でした。
美味しかったのでおかわりしちゃいました!
実はこのプレートの他に、ご飯とあおさのお味噌汁もいただきました。
地元の食材でエネルギーチャージをして、朝から元気が湧いてきます。
7. チェックアウトまでの時間は朝散歩へ
ヴィラに戻りながら、せっかくなので朝散歩へ。
タベルナ・アスールは、ミコノルカゾーンにあります。
青い空と白い建物がマッチしていて、とてもきれいですね。
朝散歩は気持ち良いですね。噴水広場も昨日とは雰囲気が変わったように感じます。
時間帯によって様々な楽しみ方ができる「志摩地中海村」。是非実際に宿泊して体感してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「志摩地中海村」は日帰りでも楽しめるスポットですが、宿泊すると昼間・夕暮れ・星空・早朝など、村の景色を何倍も楽しむことができます。
特にエストレージャタイムは、辺りも真っ暗で星がはっきりと見え、自然を体感することができました。この星空の美しさは、ぜひ実際に訪れてみて体感してくださいね。
この記事は2023年5月25日時点の情報です
志摩地中海村へ行くプランはこちら
この記事を書いた人
商品企画・販促担当
黒田純菜
主に首都圏エリアの商品企画・販促を担当しています。
普段は甘いもの辛いもの大好き!交互にずっと食べちゃいます。
週末はアクティブに活動することが多く、旅行先は自然があふれる場所を選びがちです。