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雅の世界に思いを馳せるVoL.1 平安時代へタイプスリップ☆「西陣織会館」で十二単のお姫様になる

エリア:二条城〜西陣

体験

最近、伝統文化を大切にする若い女性が増えていて、和のお稽古もブームになってますよね! 和装もその一つ。お着物を着ると気持ちがピシッと引き締まる感じがして、私は大好きです☆

今日は普段目にする和装ではなく“十二単”に挑戦してみました。「十二単って、そもそそも着せてくれる所があるの!?」と思ってる皆さん、京都は千年の都、ちゃんとあるんです!

 

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堀川今出川の交差点のすぐそばに「西陣織会館」はあります。大きな建物なのですぐにわかります。

 

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入口には西陣の由来が書かれた石碑が。 中に入るとすぐ大きなステージがあり、着物ショーが開催されていました。ギャラリーの大半は外国のお客様。ものすごい熱気と人、人、人。。。美しい着物の魅力は万国共通なんですね!

ステージの横を通り過ぎると、楽しみにしていた“十二単”の体験スペースです。この体験は所要約80分で気軽に体験できます。(ヘアメイク・記念写真キャビネサイズ1枚付き 13,000円税込 要予約)

気軽に体験といってもさすがにここは西陣織の本場、本格的な平安装束をきちんと着付けしてもらえます。また、着付けをしながら十二単にまつわる歴史・由来・風俗習慣なども解説して頂けるので、すごく勉強になるんです☆

 

 

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これからどんな感じで十二単が完成していくのか、順を追っていきます! 

まずは袴をはきます。この袴がめちゃくちゃ長い! 完全に踏みつけてしまう長さですが、これで良いのだそうです。卒業式の袴とは全然違いますよ!! 袴の色にも意味があって、既婚者は赤・未婚者は紫だそうです。

 

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ここからがスゴイ! 何枚も何枚も、淡い色から濃い色へと色目を重ねていきます。二人の着付け師さんが手早くどんどん着せてくれます。

写真では伝わりにくいのですが、着付けには紐2本を交互に使い 1枚重ねると紐を抜く、の繰り返し。でも全く着崩れないんです!!!不思議。。。

 

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平安時代のお姫様たちは五衣(いつつぎぬ)と呼ばれるお着物の色目で四季を表現したり、センスを競い合ったそうです。もちろんたくさん重ねた方がビューティフルって事で。 その上から豪華な織物の表着(うわぎ)を着用します。私が着ているのはグリーンの表着。そして一番上に礼装時に着用するチョッキのような唐衣(からぎぬ)を着ます。身分の高い高貴な方の前に出るときは必ずこの唐衣を着用しなくてはならなかったそうです。

 

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最後に裳(も)と呼ばれるプリーツスカートのような物を身に付け、髪に日陰の糸を装着して完成です☆☆☆

 

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じゃーん!!! 桧扇も持ち、これで完璧☆☆☆ あっという間に着つけて頂きました。

十二単の重量はなんと20キロ! 殆ど身動きが取れません。だから平安時代のお姫様たちは宮中で和歌を詠んだり、管弦を演奏したりとあまり動かずに過ごしていたんですね。。。(動かない、というより動けません!)

でも十二単自体は重いのですが、紐でしばっていないので全然苦しくないんです。

 

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これは横から見た座った姿。裳がきれいに広がってますよね☆ うーむ、百人一首の絵みたい!(と自画自賛)

 

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一通り色々なポーズで写真を撮り、着替えて終了となりますが、その前に面白い画像をお見せします。

十二単って、先に説明した通り、紐を使わないで重ねていくので、脱ぐときは“すぽっ”と脱げるんです!!脱いだ後もそのままの形をキープして、人が座っているみたいでしょ☆☆☆ この脱いだものを“裳抜けの殻”と言います。現在も中身が空っぽの状態を“もぬけのから”と言いますが、これが語源なんです!

源氏物語を読まれた方はすぐに“空蝉”の巻をイメージされたと思いますが、まさにそれです! お姫様たちは好みでない殿方が夜這いしてきたら、あたかもそこにいる様にして立ち去ったそうです。 本当に蝉の抜け殻みたいですよね。

短い時間で一瞬のうちに平安時代へタイムスリップできちゃう“十二単”体験、千年の都ならではの本格的な体験です。すごく勉強にもなりました。 皆さんも是非一度体験してみて!


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