創業から300年以上を数えるお香の老舗「松栄堂」。今日はその京都本店におじゃましてみました。
「松栄堂」は香づくり一筋に、香り文化の担い手としての役割も果たしています。
京都御所のほど近く、創業からこの地にお店を構えているそうです。数寄屋造りの外観が目を惹きます。英字サインが何とも言えず素敵です。。。☆
入口に掲げられた額。歴史を感じます。
店内に入ると、きれいなディスプレーがずらり☆ 京都本店は“和”を意識した商品が充実しているようです。
こちらは季節の商品が展開されたコーナーです。何とも風雅。。。
お店の一角に、素敵なコーナーを見つけました☆ これらは常温で香るお香を中に入れて飾る室礼用の匂い袋などです。
中には源氏物語の巻名から名付けられた物もあります。あまりの華やかさ・可愛らしさに全部欲しくなります!
こちらは左が“源氏かおり抄 初音 鬚籠”、右が“源氏かおり抄 葵 美し”です。こんな匂い袋が家に飾ってあったら、毎日眺めて平安時代に思いを馳せられそうですね。。。
“源氏かおり抄”のシリーズは匂い袋だけでなく、焚いて香りを楽しむスティックタイプの物もあります。
それぞれの商品名も源氏物語のストーリーに因んでいるんです。どんな香りなのか興味津々です☆
店頭では、各々のお香に実際に火をつけて香りを確かめてから購入できます。 彩りも鮮やかです!
また京都本店では2階の製造現場“香房”の見学もできます(1週間前までに要予約・無料)。 昔ながらの製法そのままに、現代に脈々と受け継がれる伝統の技を間近で見る事ができます。解説も楽しく、とっても勉強になる貴重な体験です☆ 皆さんも是非、京都本店へ足を運んでみてください☆☆☆