元・現地ガイドがご紹介!お花で楽しむプリンスエドワード島!【カナダ・プリンスエドワード島】
赤毛のアンの舞台ともなっているプリンスエドワード島は、作者の「ルーシー・M・モンゴメリ」の育った島。
セントローレンス湾のゆりかごと言われるほど、のどかな島でかわいいお花がいっぱい!日本ではなかなか出会えないお花も多いのでプリンスエドワード島にお越しの際にはぜひ堪能して来てください!
今回はツアーの際にお花が見られる場所も併せてご紹介します!
1. お花の島「プリンスエドワード島」
メイフラワー
開花時期:5月上旬~中旬
物語の中で「メイフラワーのない国に住んでいる人って、かわいそうだわ」という一文が登場する程、アンの大好きな花の一つ。
森の中の枯葉の下にひっそりと咲いていて、知っている人じゃないとなかなか見つけられません。
こんなに小さな花を集めてプレゼントをするギルバートのアンへの深い愛情が物語の中からも読み取れます。
お問い合せの多いお花ですが、キャベンディッシュ周辺ではなかなか出会えない森の中のお花・・・。
押し花をしおりにして売っていることも。数に限りがあるので、出会えたらラッキーです。 少し行きづらい場所にあるお店ですが、興味のある方はぜひ!
●Blue Winds Tea Room
住所:10746 Route 6 Clinton, Prince Edward Island, Canada
交通:キャベンディッシュ/キンドレットスピリッツカントリーインより車で10分
営業期間:5月中旬~10月中旬まで
営業時間:11:30~17:00(2016年3月現在)
※売り切れの際はご容赦ください。
りんごの花
開花時期:5月下旬~6月中旬
アンが初めてプリンスエドワード島に来た際に、迎えに来てくれたマシューと馬車で通る並木道としてりんごの花が登場します。
現在は残念ながら駅の近くにはりんごの木はありませんが、グリーンゲーブルス郵便局では姫りんごの大きな木があります。
また、この時期にはシャーロットタウンからキャベンディッシュへ向かう道中でもりんごの花を見る事ができます。
さくらの花
開花時期:5月中旬~6月上旬
グリーンゲーブルスのアンの部屋の窓の外にあり「雪の女王」という名で登場します。
ちょっと位置はずれてますが、ちゃーんとグリーンゲーブルスのお庭にありますよ♪
ケマンソウ(タイツリソウ)
開花時期:5月中旬~6月上旬
グリーンゲーブルス郵便局の入口付近で見かける事ができます。
日本ではタイツリソウ(鯛釣り草)と呼ばれる事もあるなんだか縁起のいいかわいいお花ですが、英語での名前はBleeding Heart(血の滴る心臓)…かわいい見かけとは裏腹に毒性のある。ちょっと怖いお花です。
ライラック
開花時期:6月上旬~下旬
グリーンゲーブルスのお庭の隅に咲いてます。
シャーロットタウンの街中のおうちのお庭でも見かける事も。
あまり馴染みはないかもしれませんが、ライラックは北国の代表的な花木なんです。お花の色は紫や白、ピンクでぶどうのように房状にかわいらしい花が咲きます。
香水の原料にも使われるくらい、とってもいい香りなんですよ!
スターフラワー
開花時期:5月下旬~6月下旬
「お化けの森」や、「恋人の小路」でひっそりと咲く、星型の可憐な花。
物語の中ではアンが初めて学校に行く際に、通学路を彩る花として登場しました。
ルピナス
開花時期:6月中旬~7月上旬
物語には登場しませんが、漁村を望む美しいポイント「フレンチリバー」
その後ろには一面のルピナスの平野が広がります!
シャーロットタウン内の港付近の公園や、コープヘッド灯台付近など島のいたるところで出会えます!
【番外編】紅葉
見頃:9月下旬~10月中旬
「十月があるところに住んでいて、本当によかったわ。」とアンがいっていたほど素晴らしく美しい季節。
夏が足早に過ぎて行き、長く暗い冬が来る前の、島中が輝く季節です!
「恋人の小路」もキャベンディッシュに向かう道中も、どこを見ても絵になる景色に出会えます。
※一部、ツアー中に訪れるところでは見られないお花もございます。開花時期はその年の気候によって若干異なります。
この記事は2016年4月4日時点の情報です
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この記事を書いた人
A型気質のマーケター
神田まき
学生の頃は半年で10回旅に出た、国内外問わずの旅好きアクティブ派。
近頃は老いに勝てず、キレイなビーチでのんびり過ごしたいと願う日々です。
趣味サックス。いつの日かNYCで吹き鳴らすのが夢。