ご挨拶

各都県教育委員会様
関東甲信越地区公立学校校長様
関東甲信越地区公立学校副校長・教頭様

関東甲信越地区公立学校教頭会会長 伊藤文雄
関東甲信越地区公立学校教頭会東京大会実行委員長 坂口悟朗
東京都公立小学校副校長会会長 吉田一義
東京都公立中学校副校長会長 高橋則行

先のIOC総会において、2020年オリンピック・パラリンピックが、56年ぶりに東京で開催されることに決定しました。「未来を担う子供たちに夢と希望を 与える」「世界中から訪れる人々におもてなしを提供する」「被災地の復興を加速させる」などの様々なことが評価された結果であり、6年後の開催に向けて東京はますます進歩・発展を目指さなければならないことと思います。
このことを受け、これからの変化の激しい時代を生きるために大切なことは、未来を担う児童・生徒が未来に向けて夢と明るい希望をもち、自分らしさを実現できることです。そのためにも、教育界においてさらなる飛躍を目指すことが重要な課題となります。このような状況の中で、平成26年度第55回関東甲信越地区公立学校教頭会研究大会を東京で開催できますことに、東京都公立小学校副校長会・中学校副校長会ともども大変大きな意義を感じています。
本研究大会では、第十期全国統一研究課題「豊かな人間性と創造性を育む学校教育」のl年目がスター卜することから、東京都公立小学校副校長会・中学校副校長会では、サブテーマを「未来に向かっていくたくましい力を育てる学校づくり』と設定いたしました。社会全体で子どもの「知」「徳」「体」を育み、グローバル化がさらに進む変化の激しい時代において、自ら 学び考え行動する力や、未来を切り拓く力をもった児童・生徒を育てることが、学校教育に求められていくことは言うまでもありません。その要請を具現化するために、創意と工夫のある学校教育を展開・推進する大きな役割を担うのが、副校長・教頭であると考えました。
本研究大会を通して、研究実践の成果と課題を明確にし、さらに広く波及することが大切です。「継続は、 力なり」という言葉のように、本研究大会における研究を関東甲信越地区から全国へと発信し、副校長・教頭としての資質・能力のさらなる向上に繋げていきたいと考えております。
つきましては、校務ご多用とは存じますが、多くの 皆様のご参加を心からお待ち申し上げております。