2017年光化学討論会へのお誘い

2017年の光化学討論会は9月4日(月)から6日(水)の3日間、東北大学・青葉山キャンパス工学研究科中央エリアにおいて開催します。

光化学討論会は光化学協会の中心的な事業の一つであり、光化学に関連する研究者が一堂に会し、最新の研究成果を発表・議論する最も重要な場であり、また交流を広げ、深める場である事は言を俟ちません。さらに光化学協会の使命でもある、次世代研究者としての若手研究者や学生の方の育成、そして国際化に資する活動としての重要性も年を経る毎に益々高まっております。さらに近年、光の特性を活用した材料・デバイス、さらにはバイオ分野やセンシング分野の展開は新しい潮流となり、その進展には目を見張るものが御座います。

光化学討論会2017では、これまでと同様に口頭発表とともに、これら光の特性を活用した関連分野の最新トピックスに関する特別セッションを計画しております。もちろん、例年通り学生の口頭発表も実施し、口頭とポスター発表のそれぞれに優秀学生発表賞の授与を予定しています。学生の皆様は奮ってご応募下さい。なお、光化学協会の国際化ならびに国際的ステータス向上を指向し、引き続き討論会の英語化を推進致します。英語での口頭発表を推奨すると共に、優秀学生発表賞応募者には予稿原稿ならびに発表スライドまたはポスターの英語化をお願いいたします。加えて全ての発表者の皆様に、発表に用いるスライドやポスターを英文で作成されることを強く推奨いたします。

2006年に光化学協会設立30周年記念大会が東北大学川内キャンパスで開催されて以来、11年ぶりに仙台・東北大学での開催となります。この間、2011年の東日本大震災の際には、光化学協会、そして会員のみなさまをはじめ多くのみなさまから幾多の激励とご支援を賜りました。震災から6年余が経過する中で、東北大学の建物や設備の復旧・整備が進み、教育・研究機能は震災前と同等のレベルまで回復いたしました。その傍ら、青葉山新キャンパスの整備も順調に進んでおります。 平成27年12月の地下鉄東西線の開業により、その利便性は顕著に向上いたしました。仙台中心部も以前にも増してにぎわっており、特に若者が街の活気をもたらしています。

 

震災から力強く蘇り、未来に向けて新たな復興段階となっている仙台の地に多数お集まり頂き、光化学研究の益々の発展に資する最新の研究成果を発表・議論頂くと共に、地酒やカキなどの海産物、牛タンなど「食材王国みやぎ」をご堪能頂ければと存じます。特に本年は光化学討論会翌日から5年に一度和牛日本一を決定する全国和牛能力共進会(延べ37万人の参加が予想されています)が開催され、仙台牛などの全国銘柄牛の試食コーナーで食べ比べも出来るようです。そして週末には定善寺ジャズフェスティバルが開催され、イベントも盛り沢山です。(早めのホテルなどの確保を強くお勧め致します。) 2017年光化学討論会への皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

2017年光化学討論会
実行委員長 福村 裕史
事務局 和田 健彦
光化学協会 討論会担当理事 瀬川 浩司

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