三重 津

高田本山専修寺

高田本山専修寺

真宗高田本山専修寺は、生涯をかけて浄土真宗を広めた親鸞聖人が開山された歴史ある古刹で、全国に600以上の寺院がある真宗高田派の本山寺院です。東京ドーム2個分、約3万坪もの広大な敷地に、国宝や国の重要文化財に指定された貴重な建造物がずらりと建ち並びます。
なかでも圧巻なのは、国宝に指定された御影堂と如来堂。御影堂は15世紀に建立されるも大火により焼失、現在のお堂は1666年に再建されたものです。全国の国宝木造建築の中でも五番目に巨大で、風格ある佇まいに圧倒されます。一方、如来堂は壮麗のひとこと。二層の屋根や中国の故事にまつわる彫刻など細部まで見どころが多いです。

高田本山専修寺 宮殿

国宝のひとつに指定されている御影堂には、宗祖である親鸞聖人の木像や歴代上人(住職)の御影が安置されています。屋根瓦は19万枚使われているというから、大きさのほどが伺えますね。中に一歩足を踏み入れると、そのきらびやかな装飾に目を奪われます。
特に、親鸞聖人の木像が安置されている宮殿(くうでん)の華やかさといったら。金襴巻きの柱や欄間の牡丹の彫刻、天井画など、どこもかしこも豪華絢爛で目がくらむほど。しかも驚くほど広く、なんと足下には780枚もの畳が敷き詰められているそうです。この静かで広大な空間にはさまざまな装飾が施されていますので、ぜひ細部までじっくり観察してみてくだい。

御影堂見真額と中陣天井画

僧侶が勤行や儀式を行う中陣の正面欄間上には、大きな「見真」の額が掲げられています。この「見真」とは親鸞聖人のこと。僧侶の最高位である大師の号は朝廷から授与されるものですが、親鸞聖人は婚姻を理由に死後も長く授けられず、明治に入ってようやく「見真大師」の号を受けられたそうです。この縦252cm、横202cmと大きな額もまた金箔で彩られ、まばゆい輝きを放っています。
そのまわりの欄間や天井に目を向けると、これまた見事な装飾が目に入ります。天井には極彩色で花がずらりと描かれていて華やかですね。

如来堂外龍彫刻

国宝指定の如来堂にはご本尊の快慶作阿弥陀如来立像(国指定重要文化財)が祀られています。ですから教義上はこちらが本堂です。屋根が二層あるため2階建てに見えますが、そうではなく、本堂とのして威容を示すための工夫のようです。
その屋根の軒裏には、なんと無数の龍の姿が。手彫りのせいか、姿や表情もひとつひとつ微妙に異なります。象や獏、人物も描かれているなど、装飾が細やかで見ごたえがありますよ。
中に入ると、中央には宮殿(くうでん)があり、金襴巻きの柱やさまざまな彫刻などで華やかに彩られています。きらびやかでありながらもどこか荘厳な雰囲気が漂い、参拝すると身が引き締まる思いがします。

通天橋ライトアップ

通天橋は、御影堂と如来堂を結ぶ長さ31.86m、幅6.79mもの高床式渡り廊下です。1800年上棟で、国の重要文化財に指定されています。板張りで柱間は吹き抜けで、開放感がありますね。天井のあちこちには凝った彫刻も見られます。
毎年1月9~16日のお七夜期間(1月9日から親鸞聖人の命日である1月16日にかけて七昼夜行われる法要「報恩講」のこと)には、写真のように通天橋をはじめ、境内各所で提灯が灯されるなどライトアップされます。寺内町には甘酒など飲食やお土産物の露店が並び、まるでお祭りのよう。多くの人でにぎわいますよ。

高田本山専修寺

住所:

三重県津市一身田町2819番

アクセス:

JR一身田駅より徒歩約5分

参拝時間:

6:00~18:00(両御堂閉堂時間 15:30)

定休日:

なし

拝観料金:

拝観無料

※新型コロナウイルス感染拡大により、記載情報と異なる場合がございます。
お出かけ前に最新の情報をご自身にてご確認ください。

【お知らせ】

拙寺独自の新型コロナウイルス感染対応ガイドラインによって、団体参拝の受け入れ等中止する場合があります。そのつど、公式サイトでお知らせします。

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