岡山 高梁

備中松山城

雲海に浮かぶ幻想風景

日本三大山城に数えられる備中松山城は、「天空の山城」と呼ばれ話題を集めています。というのも、9月下旬から4月上旬の明け方~午前8時頃に雲海が発生するのです。
特に10月下旬から12月上旬の早朝には、濃い朝霧が期待できるので雲海を見られる可能性もアップ!条件がそろわなければキレイに見ることはできませんが、見事な雲海が発生した時は、そこはまるで雲の上にいるかのよう。お城が雲海に浮かぶ幻想的な景色を、ぜひ見に行ってみてください。
また、春の新緑、夏の青空、秋の紅葉、冬の雪景色と、季節ごとに美しい山城景観も楽しめますよ。

猫城主さんじゅーろー

猫城主さんじゅーろー

備中松山城が注目を集めている理由は、雲海だけではありません。なんと平成30年に新城主として、かわいい猫ちゃんが就任したのです。備中松山藩出身の新選組七番隊隊長・谷三十郎と、備中松山城の三の丸で見つかったことにちなんで、猫城主の名前は「さんじゅーろー」。
10時と14時には城内見回りをしていますが、どこを通るかは気分次第です。さんじゅーろーに会えたら、優しくなでなでしてあげたり、記念写真(フラッシュは禁止です!)を撮ったり。ぷくぷくと太り気味の、なんともかわいらしいお殿様にメロメロになってしまいます!

天守が現存する唯一の山城

天守が現存する唯一の山城

天守が残っているお城は全国に12城しかなく、備中松山城はその一つです。現存天守12城のなかでも、山城に分類されるのは備中松山城だけなので「天守が現存する唯一の山城」と呼ばれています。
この地に訪れたら、国の重要文化財に指定されている本格的な木造天守はぜひ見学してみてください。敵の侵入を遅らせるために直角に曲げられた石段や、1階にある長囲炉裏や装束の間、2階にある9柱の神を祀った御社壇など、見どころ満載です。
また、同じく国指定重要文化財の土塀や二重櫓など、登城の道のりにもおすすめスポットが盛りだくさんです。

備中松山城

住所:

岡山県高梁市内山下1

アクセス:

JR伯備線 備中高梁駅よりタクシーでふいご峠駐車場下車、徒歩約20分

開城時間:

9:00~17:30(10月~3月は9:00~16:30) ※最終入城は閉城30分前まで

休城日:

12月29日~1月3日

入城料:

大人500円、小中学生200円

お問合せ:

0866-21-0461(高梁市観光協会 高梁支部)

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お出かけ前に最新の情報をご自身にてご確認ください。

近畿日本ツーリスト 藤原

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