奈良 曽爾

曽爾高原

曽爾高原

日本300名山に数えられる標高1,038mの倶留尊山から、亀の背を思わせる標高849mの亀山を結ぶ西麓に広がる「曽爾高原」。
一面がススキで覆われる秋の絶景が特に有名で、毎年多くの観光客が訪れます。陽射しを浴びて穂が黄金に輝く光景に、きっと心を動かされることでしょう。
毎年2月から3月にかけて山焼きが行われ、春から夏にかけては、高原一帯に青い絨毯が敷かれたかのような爽快な姿を見せてくれます。
また、中腹には「お亀伝説」が残るお亀池があり、湿原ならではの珍しい植物を見ることもできます。
曽爾高原や近隣の鎧岳・兜岳などをハイキングで巡りながら、四季折々の自然景観を楽しむのも素敵です。

夕陽に染まる黄金色の絨毯

曽爾高原は秋になると、ススキが一面を覆って格別の景色を見せてくれます。昼間は陽射しを受けて銀色の波となってうねり、夕暮れ時には夕日を受けた金色の波となってススキが揺れます。
かつては村の民家の屋根などに使われていたススキですが、トタンや瓦の普及に伴って使用量が年々減り、昭和44年春に杉などの植林が進められたそうです。しかし、村ではススキの美しい景観が杉山に変わってしまうことに忍びなさを感じ、約38haにもおよぶススキ草原を奈良県に保護してもらうことになったのだとか。ススキ(多年草)以外の植物は成育を抑えて、肥料となる灰をつくるために毎年2月から3月にかけて山焼きを実施。こうした地元の方々の思いや努力が、素晴らしいススキの光景をつくりあげているのです。

灯籠が絶景を照らす「山灯り」

平成の名水百選にも選ばれた曽爾高原湧水群の源でもあるお亀池。その周辺の遊歩道では、9月中旬から11月下旬にかけて約200個の灯籠が並ぶ「山灯り」が行われます。
遊歩道の傍らでは山灯りを受けたススキがゆらゆらと揺れ、やがて暗闇に点々と浮かび上がるようになると、漆黒色の空に満点の星が輝きだします。夕焼けから山灯り、星空へと移りゆく様はとても幻想的で、時間の流れを忘れさせてくれます。

曽爾高原

住所:

奈良県宇陀郡曽爾村太良路

アクセス:

名張駅より山粕西行バスで「太良路」バス停下車、徒歩約1時間。
曽爾高原行バスで「曽爾高原」バス停下車、徒歩約20分(10月~11月の期間限定)

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