東京
東京都の坂
東京は坂道が多いというのは知っていますか?現在確認できているもので、都内約740か所の坂があります。
江戸時代では坂上に武家屋敷、坂下に商工業と分け、起伏のあった土地を活用し街づくりを行ったという説もあります。
今回は数ある東京の坂道の中から、4つの坂をご紹介します。
中目黒駅から徒歩約5分ほどのところにある目切坂。
江戸時代、粉が上手く出てこなくなった石臼を再生させるため、「目切」をしていた職人さんがこの近くに住んでいたことからこの名前がつきました。
坂を登っていくと富士信仰の一環として造られた「元富士」もあり、史跡巡りのお散歩におすすめです。
池袋から東京メトロ副都心線で2分の雑司が谷駅を出てすぐのところにあるのぞき坂。
この坂は、坂道が多い東京都内の中でも1、2を争う傾斜がきつい坂として知られています。実際に坂の上から見下ろすと、坂の下が見えないほど急で、下って行く車が途中見えなくなります。有名なアニメの聖地にもなっているため、ファンの方が聖地巡礼に訪れることも。
こんなに急です!!ヒールの靴を履いている方はご注意を。
目黒駅から約20分。山手通りを越えたあたりにある馬喰(ばくろ)坂。いくつものカーブが続くのが特徴です。
古い方言で、 風雨にさらされ地面に穴のあいた状態を「ばくろ」と言い、 この坂にはその「ばくろ」が多かったのが所以と言われています。
ホテル雅叙園東京のわきにある行人坂。
湯殿山の行者(法印大海)が大日如来堂(現大円寺)を建て修行を始めたところ、次第に多くの行者が集まり住むようになったのでつけられたと言われています。
坂のなかごろにある「大圓寺」は、開運出世などのご利益があるとされています。
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