群馬 桐生

宝徳寺「床もみじ」

宝徳寺

室町時代の宝徳年間(1450年頃)に創建された、群馬県桐生市の禅寺「宝徳寺」。
ここが近年注目されているのは、もみじ・新緑など季節の自然美が床に映り込む幻想的な「床もみじ」の特別公開(期間限定)が行われているためです。床もみじは全国のお寺でも数カ所しかなく、なかでも自由に撮影してSNSなどにアップできるのは、宝徳寺だけと言われています。
また、宝徳寺は「参拝された方々の思い出に残るように」と、とてもユニークな月替わり御朱印を描いてくれるのも魅力的。境内も、なで地蔵・ほほえみ地蔵・よろこび地蔵など見どころが満載です。

床もみじ

「床もみじ」は、四季折々の景色が床に映り込む幻想的な現象のこと。春は新緑やぼたんの花、夏は深緑、冬は白く雪化粧をした樹々が、床のなかに鮮やかに浮かび上がります。
季節ごとに異なる景色が楽しめますが、なかでも優雅な気分を味わえるのが秋。11月中旬頃、境内のもみじ100本以上が紅葉し、周辺の山々とともに、赤や黄の「紅葉浄土」の世界を床に映します。

本堂

床もみじの特別公開が行われるのは、宝徳寺の本堂です。
本堂の造りは禅宗方丈様式。これは、室町時代に京都の臨済宗などで盛んに取り入れられた様式で、関東ではなかなか見ることができません。両脇に描かれた迫力ある襖絵「双龍」や、正面に広がる美しい「枯山水庭園」にもぜひご注目ください。

夏の風鈴まつり

夏の風物詩「宝徳寺 風鈴まつり」は、たくさんの風鈴が飾られ、風が吹くと風鈴の音色が一斉に響きわたります。風鈴のトンネルを歩き、涼を感じる、風流なひと時を満喫できます。
この期間には夏の床もみじの特別公開も行われます。

宝徳寺「床もみじ」

住所:

群馬県桐生市川内町5-1608

アクセス:

JR桐生駅よりおりひめバスで「名久木行き」にて旧川内北小学校前下車 「吹上行き」にて宝徳寺入口下車 

時間:

9:00~16:00

定休日:

なし 御朱印は火曜日金曜日不可

床もみじ拝観料:

800円~1,200円(期間により異なります)
高校生以下無料

駐車場:

無料

お問い合わせ:

0277-65-9165(9:00~16:00)

※新型コロナウイルス感染拡大により、記載情報と異なる場合がございます。
お出かけ前に最新の情報をご自身にてご確認ください。

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