アンコールワット以上の絶景世界遺産!?カンボジアの新名所・天空の寺院プレアヴィヘアに行ってきました

アンコールワット以上の絶景世界遺産!?カンボジアの新名所・天空の寺院プレアヴィヘアに行ってきました

はいっ!どーーーーーーん!!この景色、絶景じゃないですか?
カンボジアと言えば……やっぱりアンコールワット!ですよね?
アンコールワットは迫力満点なのに繊細さを感じる素敵な遺跡ですが、今回はアンコールワットとは違った魅力を感じられる遺跡、“天空の寺院”「プレアヴィヘア」をご紹介します。

1.プレアヴィヘアとは…?

シェムリアップからプレアヴィヘアまでの地図

まずは「プレアヴィヘア寺院」の場所からご紹介します。 アンコールワットのあるシェムリアップから車で約3時間半~4時間。 カンボジアの北部、タイとの国境付近にあります。

参道

参道

アンコールワットより早い9世紀頃、カンボジア・タイ・ラオスの国境にまたがる"ダンレック山地"の山頂(標高約500m)に建てられた寺院で、2008年にカンボジアで2つ目の世界遺産に登録されました!
特徴は、ながーい参道(緩やかな坂道にある約800mの参道をただひたすら歩きます。)と、最初にご覧いただいた絶景です^^

2.実際に行ってみました!

ピックアップトラック

ピックアップトラック

シェムリアップを出発して、麓の街までひたすら車で走ります(トイレ休憩は出来ますよ~)
そしてようやくチケットポイントに到着!
ここで、写真のようなピックアップトラックに乗り換えて山頂を目指します。

荷台に乗りました!

荷台に乗りました!

トラックの後ろはこんな感じ。
2・3人であればちゃんとした席に乗れますが、せっかくなのでこの板張りの荷台にチャレンジ!しました! 日本ではできない体験です♪

遺跡へ続く坂道

遺跡へ続く坂道

写真では伝わりにくいのが残念ですが、かなりの坂道を上がります。踏ん張るのに必死です!(笑)
約15分くらいで、やっと山頂に着いた感想は……

そりゃあもう。お尻が痛い!!!!!(笑)
でも、自然の風が心地良かったですよ♪

徒歩で出発

徒歩で出発

さてさて、山頂にある駐車場に到着し、まずは参道を目指して歩きます。

参道の塔門

参道の塔門

参道の途中には塔門があり、レリーフ(壁画)がきれいに残っています。
このレリーフには、乳海攪拌(にゅうかいかくはん)というヒンドゥー教に伝わる神話が描かれています。 これはアンコールワットとここでしか見られないんですよ♪

タイがすぐそこに見えます

タイがすぐそこに見えます

歩いている途中では、こんな景色も見られます。 写真中央の奥に見える崖はタイなんです!

プレアヴィヘア遺跡

プレアヴィヘア遺跡

ようやくプレアヴィヘア遺跡に到着!
遺跡の内部は崩れている所も多くありましたが、想像していたよりも大きく、タイムスリップしたような感覚になりました。

美しい破風が印象的な遺跡

美しい破風が印象的な遺跡

広い遺跡を進んで、外に出るとこんな感じです。 空に向かって突き出しているような美しい破風が印象的でした。

人々が集まっています

人々が集まっています

おっ。なにやら騒がしいですね。 最後の大きな岩を上ってみると、、、

絶景!……のはずが

絶景!……のはずが

私の眼下に飛び込んできたのはこの景色でした!
うぅーん。残念。 この靄さえなければーーーーー!ですね(笑)

でも大丈夫です!!
私が行った4月は雨季にさしかかる頃だったので、湿度が高く残念な景色となってしまいましたが、これからの12~3月は乾季なので冒頭の写真のような絶景が見やすくなるそうです♪ねらい目はカンボジアのベストシーズンにあたる12~3月です!

プレアヴィヘア遺跡からの絶景 (C)Masatoshi Yamasiro

プレアヴィヘア遺跡からの絶景 (C)Masatoshi Yamasiro

大地の大きさが感じられるこの景色を今度は生で見たいな~と思いながら帰国しました^^

3.プレアヴィヘアの歴史

遺跡の周辺

遺跡の周辺

実はこのプレアヴィヘア、3年前までタイとの間で領土問題を抱えており、戦争が起こっていた場所なんです。
今でも、兵士が住んでいたり、防空壕が残っていたり……ちょっと緊張感がありました。

遺跡にいた警官

遺跡にいた警官

が、遺跡のあちこちにいる警官や兵士はみんな穏やかな顔つきで、気さくに写真も撮らせてくれました♪
2013年に法的にカンボジア領と正式に決まったので、もちろん今は安心して観光が出来ます!
せっかく観光が可能になった世界遺産プレアヴィヘア遺跡、興味のある方はぜひアンコールワットと一緒に訪れてみてください!

この記事は2016年9月16日時点の情報です

この記事を書いた人

石垣萌

食べるの大好き!ツアープランナー

石垣萌

旅に出たら、名物ごはんにおやつは欠かせませんよね~!
東南アジアのローカルな屋台でもガツガツ食べちゃいます^^
暑いバンコクで食べた「ガパオライス」に「スイカジュース」サイコー!!
お土産にも美味しいおやつを探しまくります♡