悠久の時間を経て作られた芸術品
鍾乳洞は魅力的な観光スポットです。まるで別世界のような美しい光景を眺める旅に出かけましょう。ここでは、日本三大鍾乳洞についてご紹介します。
日本三大鍾乳洞の魅力
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- コウモリで有名!龍泉洞(岩手県)
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- 日本最大級のスケール!秋芳洞(山口県)
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- 神の壺が見どころ!龍河洞(高知県)
龍泉洞は、洞窟内に住むコウモリとともに、国の天然記念物に指定されている鍾乳洞です。
総延長5000mとも言われている洞内は現在も調査が続いており、そのうち700mが一般公開されています。ウサギコウモリをはじめとした5種類のコウモリが住む「蝙蝠穴」や、LEDによって幻想的な雰囲気に演出された空間「月宮殿」などは見どころ十分。他にも、多様な鍾乳石が織りなす光景や、3つの地底湖を眺められます。
下閉伊郡岩泉町にある龍泉洞へは、盛岡駅からバスを使って2時間強でアクセスできます。
美祢市の東部にある秋吉台公園の地下100mに、日本屈指の鍾乳洞・秋芳洞が広がっています。総延長約10.7㎞のうち、約1㎞が観光コースとして使われています。
洞内にある世界的にも有名な「百枚皿」は見どころの1つです。鍾乳石とは、地上の石灰岩を溶かした水が流れ込み再石化した造形物のこと。百枚皿はそれが幾重にも重なっており、まるで棚田のような広がりを見せます。この神秘的な光景をぜひ一度ご覧ください。
秋芳洞へは、バスを使って美祢駅から約30分、山口駅からは約1時間でアクセスできます。
日本三大鍾乳洞の一つ、高知県・香美市にある龍河洞は総延長4㎞のうち「東本洞」と呼ばれる約1㎞が公開されています。
龍河洞のシンボル的な見どころとして「神の壺」があります。神の壺は、弥生式土器が鍾乳石に巻き込まれて一体化したもので、2000年もの時を経て形成された奇跡的な造形です。これを踏襲して1937年に置かれた壺も、鍾乳石に取り込まれ始めています。ナビゲーターにガイドしてもらう「冒険コース」に参加して、約1時間半の洞窟探検を楽しむのもおすすめです。
龍河洞へは、土佐山田駅からバスを使って約20分でアクセスできます。
日本三大鍾乳洞のアクセス&観光情報
龍泉洞(岩手県)へのアクセス
龍泉洞周辺の観光スポット
県立自然公園 早坂高原 (けんりつしぜんこうえん はやさかこうげん)
標高916mの早坂峠を中心に北上山地の緩やかな斜面に広がるこの大草原は、高山植物の宝庫です。
※11月下旬~4月下旬までは冬期閉鎖となります。
- 岩手県下閉伊郡岩泉町
- アクセス/盛岡駅より車で約70分
- 所在地/岩手県下閉伊郡岩泉町釜津田権現
- お問い合わせ/0194-22-2111(岩泉町役場)
秋芳洞(山口県)へのアクセス
秋芳洞周辺の観光スポット
大板山たたら製鉄遺跡 (おおいたやまたたらせいてついせき)
日本の伝統的な製鉄方法であるたたら製鉄の遺跡。近世の製鉄の歴史を知るうえで貴重な遺跡で、建物跡などの遺構が露出した形で整備されています。2015年に世界遺産登録された「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつ。
- 山口県萩市
- 料金/見学無料
- 営業時間/見学自由 ※「大板山たたら館」は3月~12月の毎日、9:00~17:00開館
- 定休日/無休
- アクセス/萩市街より車で約40分
- 所在地/山口県萩市大字紫福10257-11
- お問い合わせ/0838-25-3380 (萩市世界文化遺産室)
龍河洞(高知県)へのアクセス
龍河洞周辺の観光スポット
高知城 (こうちじょう)
1601年に山内一豊によって築城され、城下町の大火で一度消失。その後、1753年に再建され、「南海の名城」の呼び名にふさわしく威風堂々としたたたずまいを今に伝えています。
- 高知県高知市
- 利用料/一般420円、18歳未満無料、
- 開館時間/9:00~17:00(最終入館16:30)
- 休館日/12/26~1/1
- アクセス/詳しくは公式サイトをご確認ください。
- 所在地/高知県高知市丸ノ内1丁目2-1
- お問い合わせ/088-824-5701(高知城管理事務所)