宿に泊まるほどではないけれど、たまには温泉でゆったりとした時間を過ごしたい。そうした願いを叶えてくれるのが「日帰り温泉」です。全国に多数ある日帰り温泉のなかから、おすすめの施設を16ヵ所ご紹介します。公営の共同浴場から老舗の温泉施設まで、形態もさまざまです。マッサージやエステなど、リラクゼーション施設が入っている日帰り温泉もありますので、ぜひ気軽に訪れて、気分をリフレッシュしてください。
目次
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黄色の看板が目印！源泉100％の湯をかけ流しで楽しめる「アヨロ温泉」（北海道 虎杖浜）
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充実のお風呂が自慢の日帰り温泉施設「夢元さぎり湯」（北海道 登別温泉）
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開放感ある露天風呂で四季の自然を感じられる「西の河原露天風呂」（群馬県 草津）
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美人の湯を堪能。バリアフリー対応で安心「大滝乃湯」（群馬県 草津）
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料金無しで温泉を楽しめる共同浴場「地蔵の湯」（群馬県 草津）
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さまざまなお風呂をご家族やご夫婦、カップルで楽しめる「箱根小涌園ユネッサン」（神奈川県 箱根）
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貸切個室露天風呂でゆったりと温泉を堪能できる「箱根湯寮」（神奈川県 箱根）
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初めて宮城野に湧き出した温泉を利用した日帰り温泉施設「箱根町宮城野温泉会館」（神奈川県 箱根）
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有馬温泉の名物“金泉”を日帰りで楽しめる「金の湯」（兵庫県 有馬温泉）
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露天ハーブ風呂や冷気浴施設など多彩なお風呂を満喫できる「太閤の湯」（兵庫県 有馬温泉）
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歴史を感じさせる重要文化財で温泉に浸かる「道後温泉本館」（愛媛県 道後温泉）
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日帰り温泉も電子マネー支払可能！「椿の湯」（愛媛県 道後温泉）
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道後温泉郷で最も深い位置から湧出「伊予の湯治場 喜助の湯」（愛媛県 松山市）
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明治から続くとされる温泉施設でゆったりくつろぐ「不老泉」（大分県 別府市）
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かつての天皇も湯治に訪れたと伝えられる「柴石温泉」（大分県 別府市）
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名物の砂湯を楽しめる日帰り温泉「竹瓦温泉」（大分県 別府市）
アヨロ温泉（北海道 虎杖浜）
黄色の看板が目印！源泉100％の湯をかけ流しで楽しめる「アヨロ温泉」
「アヨロ温泉」は、1966年に開業した源泉100%かけ流しにこだわった温泉です。2010年に全面新築オープンし、地元の方はもちろん国道36号沿いを通るトラックドライバー、観光客にも愛されています。ゆったりとしたバリアフリー仕様の館内では、ご高齢の方も安心して過ごせます。休憩室の利用料金を含めてもリーズナブルな料金で日帰り温泉を楽しめるため、北海道観光の疲れを癒やしたい方にもおすすめです。軽食や喫茶もあり、ゆっくり過ごせる温泉施設です。
夢元さぎり湯（北海道 登別温泉）
充実のお風呂が自慢の日帰り温泉施設「夢元さぎり湯」
「夢元さぎり湯」は、100％源泉かけ流しの日帰り温泉施設です。大浴場では登別温泉ならではの硫黄泉はもちろん、登別温泉でここでしか楽しめないミョウバン泉もあります。ミョウバン泉は結膜炎など目に効くとされることから、別名「目の湯」とも呼ばれます。お好みの温泉にゆったり浸かって日頃の疲れを癒やしてください。温泉だけではなく、サウナやジャグジーもあります。ヒノキでつくられたサウナでたっぷり汗をかいた後は、水風呂でクールダウン。ジャグジーで全身をマッサージすれば、観光で歩き回った疲れも吹き飛ぶでしょう。お風呂上がりは、休憩処でリラックスタイムを過ごせます。
西の河原露天風呂（群馬県 草津）
開放感ある露天風呂で四季の自然を感じられる「西の河原露天風呂」
「西の河原（さいのかわら）露天風呂」は、露天風呂の開放感を存分に堪能できる日帰り温泉です。スケールの大きな露天風呂からは、四季折々の自然を感じられます。ライトアップされた夜景は明るい時間とはまた違った雰囲気に。しっとりと温泉を楽しみたい方にもおすすめです。高温の源泉「万代源泉」を引いている露天風呂では、毎週金曜日が「混浴の日」となっているため、カップルやご夫婦で一緒に温泉を楽しむこともできます。なお、混浴の際は湯あみ着をレンタルできるので女性も安心です。
大滝乃湯（群馬県 草津）
美人の湯を堪能。バリアフリー対応で安心「大滝乃湯」
「大滝乃湯」は、美人の湯として知られる煮川源泉のかけ流しを楽しめる日帰り温泉です。大滝乃湯で欠かせないのは、草津温泉に古くから伝わる「合わせ湯」。4～5つある浴槽にそれぞれ異なる温度のお湯が張られ、ぬるい湯から順に熱湯まで入っていくという入浴方法です。ぬる湯といっても加水しているわけではなく、自然冷却によって温度調整されているため、温泉の成分は損なわれません。徐々に温度を上げていくことで、身体の中のめぐりが良くなる効果があるとされています。また、合わせ湯以外にも、大浴場や露天風呂はもちろん、打たせ湯やサウナ、貸切風呂（入場料別2,000円/1時間）が用意されています。地下階以外はバリアフリーのため、ご高齢の方も安心してお楽しみいただけます。
地蔵の湯（群馬県 草津）
料金無しで温泉を楽しめる共同浴場「地蔵の湯」
「地蔵の湯」は、地元住民の生活のために置かれた共同浴場です。地元の方が管理しているので、清掃中は入れないなどのルールやマナーがありますが、観光客にも追加料金なしで開放されています。ここでは地蔵広場に湧き出す地蔵源泉を引いており、お湯は無色透明です。しかし、週に一度、温泉の通るパイプを清掃する日はパイプ内に溜まった湯の花が吹き出し、白濁したお湯に変わります。備え付けの石鹸やシャンプーなどはないため、必要なものは個人で用意をしてください。お湯の温度は男湯が43度～46度、女湯が43度～44度と高めです。
箱根小涌園ユネッサン（神奈川県 箱根）
さまざまなお風呂をご家族やご夫婦、カップルで楽しめる「箱根小涌園ユネッサン」
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テーマパーク
「箱根小涌園ユネッサン」は、水着で遊べる温泉アミューズメントパークです。水着エリアは屋内と屋外があり、屋内には「Dr.Fishの足湯」や「本格コーヒー風呂」などユニークなお風呂が。屋外にもウォータースライダー「ロデオマウンテン」や「超絶景 展望露天風呂」があり、家族やカップルで楽しい時間を過ごせるでしょう。隣接する「元湯 森の湯」では、男女別の大浴場、露天風呂のほか、貸切風呂もあるため家族旅行はもちろん、ご夫婦やカップルで利用するのもおすすめです。庭園露天風呂からは箱根外輪山や四季折々の景色を楽しめます。リラックス効果のある温度で楽しめる微温浴や寝湯、サウナのほか、信楽焼の浴槽が特徴的な陶器風呂など種類も豊富です。
箱根湯寮（神奈川県 箱根）
貸切個室露天風呂でゆったりと温泉を堪能できる「箱根湯寮」
「箱根湯寮」は“古民家風の里山温泉”をイメージした日帰り温泉施設です。四季折々の景色を楽しみながら、露天風呂や内湯、サウナなどを堪能できます。湯上がりには休憩室（追加料金不要）でくつろいだり、足つぼマッサージなどのリラクゼーションメニューで身体をほぐしたりと、多彩な楽しみ方ができるのもうれしいところです。また、貸切個室露天風呂なら小さなお子さまも利用できるため、ご家族で日帰り温泉を楽しむこともできます。お食事処もあるので、ゆったりとくつろぎの時間を堪能するのがおすすめです。
箱根町宮城野温泉会館（神奈川県 箱根）
初めて宮城野に湧き出した温泉を利用した日帰り温泉施設「箱根町宮城野温泉会館」
「箱根町宮城野温泉会館」は、箱根町が運営する日帰り温泉施設です。宮城野に初めて湧き出した温泉を利用しており、無色透明の宮城野温泉は美肌や疲労回復に良いといわれています。男湯・女湯ともに内湯と露天風呂が1つずつあり、備え付けの石鹸とドライヤーをご利用いただけます。バスタオルやシャンプー、リンス等が必要であれば持参しましょう。休憩室使用料を支払えば、85畳の広々とした大広間の休憩室を利用できるので、ゆったりくつろぐこともできるでしょう。
金の湯（兵庫県 有馬温泉）
有馬温泉の名物“金泉”を日帰りで楽しめる「金の湯」
© 一般財団法人神戸観光局
「金の湯」は、有馬温泉の名物である金泉が楽しめる日帰り温泉施設です。茶褐色の温泉は冷え性や疲労回復、健康増進に良いとされています。施設内には、有馬温泉の伝統工芸である有馬籠や有馬人形筆などに不可欠な「竹」をイメージした一の湯と、瑞宝寺公園の「もみじ」をイメージした二の湯があります。ボディソープとリンスインシャンプー、ドライヤーが備えてあり、タオル等の販売もあるため、手ぶらで訪れることも可能です。また、隣接する場所には足湯もあり、地元の方にも愛されています。
太閤の湯（兵庫県 有馬温泉）
露天ハーブ風呂や冷気浴施設など多彩なお風呂を満喫できる「太閤の湯」
「太閤の湯」は、多彩なお風呂を楽しめる日帰り温泉施設です。露天ハーブ風呂など6種類の露天風呂と、金泉・銀泉など4種類の大浴場、ハンガリー発祥の冷気浴施設があります。温泉以外にも森林浴が楽しめる庭園散策や、マッサージ・エステなどのリラクゼーションメニューも豊富です。温泉を楽しんだ後は、レストランやフードコート、喫茶などがあるお食事処で、おいしい料理を堪能できます。気が向いたときに手ぶらで行けるよう、タオルやアメニティなども用意されているため、気軽に利用できるのもうれしいポイントです。
道後温泉本館（愛媛県 道後温泉）
歴史を感じさせる重要文化財で温泉に浸かる「道後温泉本館」
「道後温泉本館」は、日本最古とされる道後温泉の象徴ともいえる温泉施設です。1994年、日本の公衆浴場としては初めて国の重要文化財に指定された立派な三層楼の本館は、西洋の技法を取り入れてつくられており、数度の改築を経て現在の姿になりました。館内には、庵治石（あじいし）や大島石を浸かった浴室が特徴の「霊の湯」と、石造りの浴室と砥部焼（とべやき）の陶板画が特徴の「神の湯」があります。石鹸やタオル等の備品はありませんが、売店にてご購入いただけます。
※2022年8月現在、営業しながら保存修理工事を行なっているため、一部施設は利用できません。
椿の湯（愛媛県 道後温泉）
日帰り温泉も電子マネー支払可能！「椿の湯」
「椿の湯」は、椿をシンボルとした公衆浴場です。1953年の建設以来、松山市民の「親しみの湯」として欠かせない存在になっています。道後温泉本館と同様、源泉かけ流しの温泉が楽しめる浴室には花崗岩が使われており、道後温泉特有の湯釜もあります。坪庭を眺めながら外気に触れられる休憩スペースも完備。温まった身体をクールダウンできます。石鹸・タオル・シャンプーなどの備品はないものの、売店で購入できるため手ぶらでも利用可能。また、クレジットカードや電子マネーも使えるなど、利便性も良くおすすめです。
伊予の湯治場 喜助の湯（愛媛県 松山市）
道後温泉郷で最も深い位置から湧出「伊予の湯治場 喜助の湯」
「伊予の湯治場 喜助の湯」は、道後温泉郷で最も深い1,700mから湧き出す温泉を、10種類以上の多彩な浴槽で満喫できる日帰り温泉施設です。2022年6月にはサウナ小屋がオープン。男性浴室「鬼サウナ」では90度と110度の2種類の高温サウナを、女性浴室「霞」では湿度が高く髪や肌にもやさしいミストサウナを楽しめます。岩盤浴も楽しめる館内には、ボディケアが受けられるリラクゼーションスペースやお食事処もあるため、一日中たっぷり楽しめます。女性専用の休憩スペースも用意されているため、女性1人でも安心してくつろげるのもうれしいポイント。小さなお子さまが利用できるお風呂「あひる池」があるので、家族で過ごすのもおすすめです。
不老泉（大分県 別府市）
明治から続くとされる温泉施設でゆったりくつろぐ「不老泉」
「不老泉」は、明治の初め頃からあったとされる市営温泉です。市民はもちろん多くの観光客にも利用されてきた温泉は、観光客の増加にともない数度の改築を行なって現在の姿になりました。風格ある建物にはスロープや視覚が不自由な方にも対応したエレベーター、多目的トイレを設置するなど、バリアフリーにも対応しています。浴槽は「ぬる湯」と「あつ湯」を設けているため、お好みに合わせて入浴できます。冷え性や疲労回復、健康増進におすすめの単純温泉を存分に満喫してください。バスタオル等の備品はないため、現地で購入するか、持参することをおすすめします。
柴石温泉（大分県 別府市）
かつての天皇も湯治に訪れたと伝えられる「柴石温泉」
「柴石温泉」は、江戸時代に柴の化石が見つかったことが、その名の由来になったとされる市営の温泉です。療養効果に優れた温泉地として知られており、895年には醍醐天皇が、1044年には後冷泉天皇が病気療養のため湯治に訪れたとも伝えられています。現在は国民保養温泉地、国民保健温泉地に指定されています。内湯のほか露天風呂や家族風呂、蒸し湯があり、4人まで入れる家族風呂は、ファミリーにおすすめです。タオル、石鹸等の備え付けはないものの、売店で販売しているため、手ぶらでも利用できます。
竹瓦温泉（大分県 別府市）
名物の砂湯を楽しめる日帰り温泉「竹瓦温泉」
「竹瓦温泉」は、1879年創設の歴史ある市営温泉です。建築当初は竹屋根葺きであったものが、改築後は瓦葺きになったため、「竹瓦温泉」の名がついたといわれています。1938年に建設された現在の建物は、正面に豪華な唐破風造（からはふづくり）の屋根があり、その外観は別府温泉の象徴ともいわれています。竹瓦温泉の名物は、浴衣を着たまま砂の上に寝ころぶ「砂湯」です。砂かけさんと呼ばれる人に温泉で暖まった砂をかけてもらうと、じんわりと汗が滲み、身体が芯から温まります。
気軽に利用できる日帰り温泉は、1人で静かにくつろぐ時間が欲しい方にも、友人や家族と楽しく過ごしたい方にもおすすめです。開放的に自然を満喫できたり、多彩なリラクゼーションを楽しめたりと、その特徴は温泉施設によってさまざまです。また、泉質もその地域独特のものがあり、お湯の色や匂いにも個性があるものです。ご自分の好みや目的に合った場所を選び、リラックスするひとときをお過ごしください。
※2022年8月1日時点の情報です。
※最新情報は各施設の公式サイトをご確認下さい。
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