水道水は基本的に飲むことができますが、水質が日本と異なりますのでミネラルウォーターを買うのが一般的です。アメリカの水質基準は高いので、お風呂や歯磨きで使用する程度なら問題ありません。レストランで提供されるグラスの水は水道水であることが多く、飲みすぎるとお腹を壊してしまう可能性がありますので注意してください。

アメリカのホテルは、チェックイン時にデポジット（預け金）が必要になります。基本的にはクレジットカードの提示または現金を預けますが、ホテルによってその方法は異なります。客室内に破損や損害を与えた場合の弁償金となっており、問題ない場合はチェックアウトの際に返金されます。また、ホテルによっては未成年者（18～21歳未満）のみの宿泊が禁止されている場合もありますので必ずご確認ください。

アメリカへ旅行する際は飛行時間が長めなので、途中で飽きたりしないか心配もありますが、お子様が楽しめるスポットがたくさんあります。世界中で人気のキャラクターがいるテーマパークや映画のロケ地にもなった「アメリカ自然史博物館（ニューヨーク）」、世界的にも有名な「国立航空宇宙博物館（ワシントンD.C.）」、大自然を感じることができる国立公園や世界遺産など、数多くの観光地が存在します。お子様の年齢や興味に合わせて行き先を検討してみてください。

都市によって治安も異なりますが、ニューヨークは比較的治安が良いと言われています。ロサンゼルスのダウンタウンは治安が悪い場所として知られていますが、少しずつ改善されてきています。しかし、興味本位で近づいたりするのはやめましょう。夜も不用意に出かけたりしない方が良いでしょう。アメリカに限らず海外旅行をするとき全般に言えることですが、観光客を狙ったスリや置き引き、ひったくり、詐欺などが多発しています。観光地や人混み、公共交通機関などでは、細心の注意を払うようにしてください。

アメリカ旅行では、時差ボケが強く出ることがあります。出発してから2日目くらいまではスケジュールを詰め込み過ぎず、まずは体調を整えることをおすすめします。アメリカのタイムゾーンは4つあり、日本との時差は14～17時間となっています。一般的に時差ボケは日本からアメリカ行きのように東に向かう際に症状が出ると言われています。ゆったりとしたスケジュールにして、体内時計をアメリカ時間に合わせていきましょう。一番行きたいと思っている場所は、旅行の中盤以降に計画しておくのも良いかもしれませんね。ご旅行前に仕事や家事などを前倒しで行って、出発時には既に疲労が溜まっているということもありますので、くれぐれも無理しないようにしてください。

時期やホテル、使用する航空会社によって旅行代金の相場が大きく変動いたします。大型連休は価格が高くなる傾向があるので、早めのご予約がおすすめです。近畿日本ツーリストの海外ダイナミックパッケージでは、330日前～7日前までネット予約が可能です。

ニューヨークではマンハッタンを中心に、地下鉄（MTA）が運行しています。24時間・365日休みなく運行しているため、ニューヨークで観光する際には便利な交通手段の一つです。時刻表はなく、昼間は10分くらい待つと電車がやってきます。また、北方面に行く場合はUptown、南方面に行く場合はDowntownと表示されているので覚えておくと便利です。地下鉄に乗るには、メトロカードが必要です。料金はどこからどこまで乗車しても距離に関係なく一律US3ドルですので、地下鉄をたくさん利用されるご予定なら、乗り放題のメトロカードを購入しておくのがおすすめです。

ニューヨークに行ったら、本場でミュージカルやショーを楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。マンハッタンのブロードウェイには41の劇場があり、さまざまな演目が上演されています。チケットは事前に演目のオンライン公式サイトで購入したり、直接劇場の窓口で購入したりすることができます。当日以外のチケットも窓口で購入することができますので、見たい演目がある場合は早めにチケットを購入するようにしましょう。細かいドレスコードはありませんので普段着でも平気ですが、ビーチサンダルや破れたジーンズなどは避けるようにしましょう。せっかくなので、綺麗なドレスやタキシードなどを着て劇場に足を運んでみるのも良いかもしれません。上演される演目によっても服装の傾向が異なる場合があります。劇場によっては空港と同じようなセキュリティーチェックを受ける場合がありますので、最低限の荷物で行くことをおすすめします。