台湾・台北のツアーを日付・条件から探す
台湾は日本から直行便で約4時間ほどで行ける人気の観光地。週末や連休を利用して気軽に行ける台湾は、グルメや観光、写真映えスポット、ショッピングなど幅広く楽しむことができます。国立故宮博物院や中正紀念堂など台湾の歴史あふれるエリア、若者に人気のショッピングエリアをはじめ、台北から少し足を伸ばせば、ノスタルジックな雰囲気と海を一望できる風光明媚な街並みが広がる九份があります。今回は台北を訪れたら絶対にチェックしておきたいスポットをご紹介します。
台北定番の観光スポット
台北101
高さ約509mを誇る台湾の街のシンボルタワー「台北101」
2004年にオープンし、地下5階から地上101階、高さ約509mを誇り、オフィスやショッピングモール、レストラン、展望台を備えた複合施設です。89階にある展望台フロア「パノラマ360」は一面ガラス張りになっており、360度すべてから台北の景色を一望できます。超高層ビルの展望台から眺める景色は格別です。昼間の明るい時間帯はもちろん、台北市内の夜景を楽しむことが出来る夕方から夜にかけて行くこともおすすめです。オリジナルグッズやかわいい雑貨も販売しておりますので、お気に入りを見つけて購入してみてはいかがですか?
国立故宮博物院
世界四大博物館の1つ「国立故宮博物院」
国立故宮博物院には歴代の中華王朝が集めてきた歴史上重要な青銅器や玉器、各時代の書画、陶磁器、文房具、書物などが70万点近く収蔵されています。そのことから「故宮の国宝をみずして、中国の文化芸術を語るなかれ」と言われるほど。中でも、本館3階で展示されている翡翠の原石で作られた高さ19cmほどの白菜の置物「翠玉白菜」や、天然石で作られた豚の角煮にそっくりな置物「肉形石」は特に人気があります。時間が限られている場合には、ポイントを絞って見学することをおすすめします。1階のオーディオガイドカウンターでは、日本語に対応したマルチメディアの音声ガイド(有料)を借りることができます。
士林観光夜市
台北市で最大規模を誇る「士林観光夜市」
士林観光夜市は「食を楽しむエリア」と「雑貨などを楽しむエリア」で分かれており、食事を楽しみたい方は地下の食べ物エリアへ、洋服や小物、雑貨などを楽しみたい方は士林夜市の中心通りを周ると良いでしょう。もちろん、地上エリアにも屋台はたくさん出ています。台湾のおいしい屋台グルメからユニークな雑貨まで、地元住民も毎週の買い出しに来るほどあらゆるものが売られています。中でも特におすすめなのは、大人の顔ほどの大きさのある「豪大大雞排(ハオダーダージーパイ)」。外はサクサク、中身は柔らかくてジューシーで食べ応え抜群のフライドチキンです。士林観光夜市は日本人観光客も多く日本語が通じる場合もあり、より気軽に楽しむことが可能です。
饒河街観光夜市
美食がそろう夜市「饒河街観光夜市」
台北市内では士林夜市に次ぐ規模を誇り、屋台や雑貨、占いブースなど多数のお店が軒を連ねています。600mほどの長い一本道で構成されているため初めて訪れる方でもとても分かりやすく、歩きやすいのが特徴です。饒河街觀光夜市を訪れた際には「胡椒餅」は外せません。豚肉と葱を包み込み、肉汁があふれ出るほどジューシーで、出来立てはあつあつを堪能することが出来ます。また、ミシュランガイド台北でビブグルマンに認定されているグルメがあり、美食を求めて饒河街観光夜市へ足を運んでみるのもおすすめです。夜市の入り口には松山慈祐宮の立派な廟が建っており、夜市の明るさにも引けを取らないほどの圧倒的な存在感を放っています。
国立中正紀念堂
台湾の歴史を象徴する場所「国立中正紀念堂」
国立中正紀念堂の「中正」とは、中華民国初代総統・中国国民党総裁である蔣介石(1887-1975)の別称です。1975年に亡くなった蒋介石を記念し、1980年に建てられました。台北の中心部に位置し、敷地面積は25万平米と壮大な規模を誇ります。八角形の青い瓦屋根が印象的なメインゲートを抜け奥へ進んでいくと、青と白を基調としたメモリアルホールが見えてきます。その奥には高さ6.3mの蒋介石のブロンズ像があり、蒋介石の故郷であり最期まで帰国が叶わなかった中国大陸の方向を向いて座っているといわれています。台湾の歴史を学ぶにはぴったりの場所です。
迪化街
レトロな街並みが残る「迪化街」
台北で最も歴史ある問屋街として賑わい、からすみや漢方薬など多くの問屋が集まっています。長さ数百メートルの通りにはお店がひしめき合っており、歩くだけでも楽しくなるような空間が広がります。歴史のある「迪化街」ですが、最近では古い建物をリノベーションしたカフェやレストランはじめ、かわいい雑貨を並べたショップなども続々とオープンするなど目まぐるしく変化を続けています。2階建ての赤レンガ造りの洋館が立ち並び、レトロな街並みが続くところも人気な理由のひとつです。お気に入りのカフェを見つけて、のんびり散策をお楽しみください。
淡水
台湾のベニスと呼ばれる港町「淡水」
台北MRT淡水信義線北側の終点に「淡水」という駅があり、台湾北海岸へと流れる淡水河の河口に位置します。淡水の中でも特に有名なのは「淡水老街」。全長300mほどの公明街と呼ばれるエリアには道の両側に屋台やレストラン、おみやげ店などが軒を連ねています。淡水老街での名物といえば、日本語の「油揚げ」の発音からきているとされる、春雨を詰めた厚揚げを蒸してソースをかけた「阿給(アーゲイ)」や、長さ30センチほどの長いソフトクリームがおすすめです。また、夕暮れを観賞するなら漁人碼頭に行ってみてはいかがでしょうか。台湾の夕陽スポットとしても特に有名です。古くから栄える台北郊外の港町、淡水にぜひ足をお運びください。
行天宮
商売繁盛の神様をまつる伝統的な廟「行天宮」
三国志で有名な「関羽」が奉られており、台湾に訪れた際にはぜひ足を運んでみたい場所です。日本の仏教寺院とは異なり、台湾のお寺は道教や儒教が混在していることが多く、特に儒教の神でもある媽祖や三國志の関羽を祀る寺院が多いのが特徴です。行天宮は「收驚」と呼ばれるお祓いで知られており、様々な悩みを抱えた人々が訪れます。パワースポットとしても大人気のお寺で、参拝者数は台湾一とも言われています。一日を通して混雑している時間帯が多いですが、朝は比較的空いていることが多いです。行天宮では、性別により参拝の仕方が異なり 、男性は手のひらを下に向け、女性は手のひらを上に向けて参拝します。境内にある台湾式のおみくじにもぜひチャレンジしてみましょう。
忠烈祠
英霊をまつる神聖な場所「忠烈祠」
戦争などで亡くなった英霊を祀る忠烈祠では、毎時行われる兵隊たちの衛兵交代式の見学を目的に観光地としても人気のスポットです。大門、大殿、山門、武烈士祠などの建物があり、鮮やかな赤い柱や白い大理石の床が目を惹く建物は厳格な雰囲気を醸し出しています。忠烈祠の大門と大殿には衛兵が2人ずつ立っています。衛兵交代式は中央広場で行われ、衛兵たちが5人で隊列を組み、一糸乱れず行進をする姿は圧巻です。英霊を祀る神聖な場所のため露出が多い服装は避けるなど、観光マナーには気を付けましょう。
永康街
名店がずらりと並ぶ「永康街」
コンパクトな通りに様々な店が集まる永康街。世界的に有名な小籠包の名店「鼎泰豊」の本店はまさにこの通りの入り口にあります。鼎泰豊以外にも、焼き小籠包で有名な「高記」など有名店が多く建ち並んでいます。ほかにも、フルーツの美味しさをそのまま味わえるマンゴーかき氷や、スープの中に麺と柔らかく煮こまれた牛肉が入った定番グルメ「牛肉麺」などもおすすめです。また、キュートでカラフルな雑貨を取り揃えたショップをはじめ、ポストカードやお茶に石鹸など、見て歩くだけでも楽しくなるようなお店が軒を連ねています。絶えず進化を続けている永康街は、観光客だけでなく、地元民も楽しめる場所になっています。
龍山寺
台湾最強のパワースポット「龍山寺」
1738年に創建された台北最古の寺院。100以上の神様を祀っており、恋愛をはじめ仕事や学業、健康などご利益は多岐にわたります。龍山寺に訪れた際にはぜひ台湾式おみくじにチャレンジしてみましょう。「こう」と呼ばれる三日月形の赤い木片を2つ取り、出た目が表と裏ならくじを引くことが出来ます。チャンスは3回、強く念じて投げてみましょう。恋愛運アップをお祈りするなら、恋愛成就や良縁を司ることで知られる「月下老人」のお参りも忘れずに。龍山寺の出口付近ではかわいいお守りや数珠が多数販売されています。お守りの意味などを記載した日本語の案内書がありますので、自分に合ったお守りを買ってみてはいかがでしょうか?
四四南村
レトロなおしゃれスポット「四四南村」
かつては軍人村として使われていた「四四南村」。文化的な遺産として建物を残そうという声が高まり、住宅をカフェやショップ、資料館にリノベーションし、現在の四四南村が誕生しました。村は非常に小さく、ぐるっと周るだけなら10分もあれば見学できるほど。ベーグルが人気のカフェをはじめ、かわいい雑貨など見ているだけでも楽しくなります。四四南村ではお気に入りの場所を見つけて撮影する人が多いです。近代化の象徴である台北101を背景にレトロな建物を一緒に写真に収めることが出来ます。台北101から徒歩約5分とアクセスも非常に良く、台北に来た際にはぜ立ち寄りたい場所です。
写真に映える観光スポット
九份
提灯が灯るノスタルジックな風景「九份」
台湾へ旅行するなら絶対外せない「九份」。台北市内からバスに乗り換え、1時間ほどで到着します。山と海を一望できる九份には歴史を感じる古い家屋がずらりと立ち並んでおり、まるでタイムスリップしたような気分を味わえます。昼は傾斜地の街から海を望め、夕暮れから夜にかけては提灯に灯りがともり、ライトアップした絶景へと姿を変えます。ノスタルジックな雰囲気と街から見渡す景色は一度訪れたら忘れられないほど。そんな九份では食べてみたいグルメがたくさんあります。里芋から作る台湾の伝統的なお菓子「芋圓(ユーユェン)」や、肉餡をでんぷんの粉で包んで揚げた「肉圓(バーワン)」は特に人気があります。また、九份の周辺は台湾の中でも雨が多いエリアです。訪れる際には、万が一に備え雨具を持参するようにしましょう。
十分天燈上げ体験
願いを込めて「十分天燈上げ体験」
ランタンに願いごとを書いて空に飛ばす天燈上げ体験は観光客に大人気。十分は台北市内から日帰りで訪れることができ、情緒あふれる街並み散策も楽しめるとても人気の観光地です。十分には天燈上げができるお店が複数あるので、まずはお店を選びましょう。次にランタンの色を決めます。ピンクは幸福、黄色は金運などそれぞれの色には意味が込められているので、願い事にあった色を選びましょう。ランタンには筆で願い事を書きます。何を書くかは自由、イラストもOKです。手が汚れてしまうことがありますので、ウエットティッシュを用意しておくと便利です。願い事を書き終えたらお店の方がランタンに火を付けてくれます。空高く舞い上がるランタンをぜひ写真に収めてみてはいかがでしょうか?
象山
台北屈指のビュースポット「象山」
台北にある象山は昼も夜も景色を楽しめる自然豊かな場所です。台北屈指のロマンティックな夜景を目的に、観光客だけでなく地元の人たちも訪れるスポット。標高200mほどの高さでありながら、台北市内を一望できるビュースポットとして知られています。台湾のシンボルタワーである台北101をベストポジションから眺めることができる、絶好のフォトスポットとしても有名です。ゆっくり登っても約30~40分ほど。台北市内からアクセスもしやすく観光に取り入れやすいのも人気の理由です。頂上までの道は整備されていて歩きやすいものの、夜間は足元がよく見えない場合もありますので注意が必要です。象山から見渡す台北の景色は一見の価値ありです。
台北から日帰りで行ける観光スポット
彩虹眷村
たった一人のおじいさんが描いた虹の村「彩虹眷村」
一度見たら忘れられないほど色鮮やかな絵が家にも壁にも道路にも、辺り一面に描かれています。日本語で「虹の村」と訳される「彩虹眷村(さいこうけんそん)」は、たった一人のおじいさんにより描かれました。もともと軍人が住んでいたこの村は、再開発地区として取り壊しの話が上がっていました。そんな中、趣味としてこの村のあちこちに絵を描き始めたところ、その色鮮やかな絵がたちまち話題となり、たくさんの人がこの村の保存を望んだことにより、幸いにも取り壊されずに済みました。ギフトショップにはおじいさんが描いた絵のマグカップやお財布、エコバッグなど可愛らしいグッズがたくさん販売されています。彩虹眷村は常に開放されており無料で見学ができますが、おじいさんを含め一部の住宅は実際に人が住んでいます。見学する際は迷惑がかからないように配慮しましょう。
宮原眼科
写真映えアイスが食べられる「宮原眼科」
日本人眼科医が開院し、かつては台中で最大規模の眼科診療所だったこの場所は、現在では台湾グルメやスイーツを楽しむことができるスポットに生まれ変わりました。店内に一歩足を踏み入れると、まるで図書館のような空間が広がります。スイーツ店とは思えないほどクラシカルな内装が特徴的です。フロアには美味しいスイーツやアイスクリームの数々、また、店内のイメージに合わせて本をデザインした商品もあります。宮原眼科で特に有名なのがボリュームたっぷりのアイス。花びら状のワッフルコーンに好きなアイスクリームやトッピングを乗せて、自分流にカスタマイズが可能です。トッピングの中にはパイナップルケーキやチーズケーキもあり、スイーツ好きには特にたまらない1品です。
猫空
都会にあるオアシス「猫空」
鉄観音茶の産地として有名な「猫空(まおこん)」は、台北の街並みを一望できる絶景が魅力です。山頂までは普通のゴンドラまたは床が透明のクリスタルキャビンと呼ばれるゴンドラのどちらかを選んで乗車しましょう。眼下に広がる茶畑と台北の街を眺めながら全長約4km、片道約30分間の空中散歩を楽しむことができます。山頂には茶畑が広がり、台北のシンボルタワー「台北101」が遠方に見て取れます。約60軒以上ある茶芸館は狭い沿道や山の斜面のわずかな敷地に点在するように建てられ、オープンテラスが特徴です。猫空到着後は、茶農家が営む茶藝館でのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか?
地熱谷
地獄谷とも称される「地熱谷」
地熱谷は、台北にある有名な温泉地「北投温泉」の源泉の1つです。源泉の温度は90℃を超えるため、歩いているだけで湯気の熱を感じるほど湯量が豊富です。周辺は一大温泉リゾート地となっており、多くの観光客で賑わう人気の観光地です。北投温泉が人気を集める理由の1つとして、台北中心部から地下鉄(MRT)を利用して30分ほどで気軽に行けるというアクセスの良さ。台湾旅行初心者でも行きやすいのも魅力的です。また、北投温泉は石川県能登にある温泉旅館「加賀屋」が北投に温泉ホテルをオープンしたことでも話題になりました。日本の温泉と最も異なる点は、温泉に入る際に水着の着用が必須であるという点です。温泉を利用する際には必ず持参するようにしましょう。大浴場の日帰り入浴も行っているため、台湾での温泉をぜひお楽しみください。
いかがでしたでしょうか。
何年もの歴史を受け継いで今なお残る寺院や、毎週人々が集まる写真に映える観光スポットなど、台北にはたくさんの観光名所がございます。
この記事を参考に、施設、予算などを比較しながら、旅の目的にあった観光をお楽しみください。
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※2022年11月1日時点の情報です。
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