春の美食を味わう料理自慢の宿15選

全室が札幌・定山渓の渓流側に面した1934年創業の章月グランドホテル。
ご滞在中は心あたたまるおもてなしで、くつろぎあふれる素敵な時間を過ごすことができます。
夕食は、素材が持つ本来の味を大切にし、旬の味覚を盛り込んだ和食会席の品々をご用意。
朝食は一人ひとりにお膳をお持ちする和定食スタイルで。三段重とカラダにやさしい「四季の朝鍋」、色とりどりのサラダやドリンクをそろえた「プチバイキング」をお楽しみください。

旅館名の「鄙（ひな）」とは、故郷という意味。故郷に帰ってゆるりとこころが解き放たれるように、「あかん鶴雅別荘 鄙の座」は旅人を迎えます。
お食事は、北海道の旬の味覚と新鮮な素材にこだわったお料理をお部屋またはお食事処で楽しめます。地に芽吹くもの、海が育てたもの、北の大地と海が育んだ滋味の味の数々が堪能できます。
また、ご滞在中のお飲物は特別なお飲み物を除き追加料金がかからないので、お食事やお好みに合わせて召し上がってみてはいかがでしょうか。

山形県の湯野浜温泉にある温泉旅館「游水亭いさごや」では、山海の厳しくも豊かな自然の恵みを最大限に活かし、今しか味わえない季節の味がお料理に込められています。
旬の食材にテーマを絞り、ご堪能いただく「庄内浜海席」、健康と上質を考えて特選素材のみが使われた「白水の膳」などのプランがありますが、おすすめは「魯水の膳」です。こちらのプランでは、希代の美食家・魯山人の作品を眺め、魯山人の＜うつし器＞と料理長渾身の＜美味＞が堪能できます。
また、茶寮「月岡-TSUKI GA OKA-」内には 『魯山人ギャラリー』 をがあり、繊細でダイナミックな器の数々や書画が並んでいるので、芸術に触れることもできます。

盛り付けを工夫した前菜から始まり、山の幸、川の幸、上州牛など、厳選した旬の食材のお料理の数々。
地元素材ならではの“素材そのもの”の味わいを大切にし、趣向を凝らした季節のお料理をお楽しみください。
お料理は、それぞれに趣の異なる個室のお食事処で用意。お食事と共に、雰囲気や窓からの四季折々に変化する眺めも味わえるプライベートな空間になっています。

オーベルジュとは、フランス語で「食べて泊まれるレストラン付きの料理旅籠」という意味。オーナーシェフが青年期にフランス各地を巡っていた時にオーベルジュの魅力を知り、帰国した後に日本で初めてのオーベルジュが誕生しました。
「オーベルジュ オー・ミラドー」の料理のテーマは 「西と東の融合」。
40年以上フレンチの最先端を走り続けてきた技術と経験をベースに、伝統的かつ繊細な和食の技法をも取り入れ、日本でしか作ることができないフランス料理を追求しています。
箱根は、海にも、山にも、川や湖沼にも恵まれた食材の宝庫。季節や食材、そしてシェフのインスピレーションにより常に変化・進化するお料理を味わってみませんか。

大正6年創業の「旅館花屋」。お食事は手間暇を惜しまず、夕食の会席料理はひとつひとつ手作りされ、まるで美術品のよう。体にしみわたるような優しい味付けに、いつしかこころがほどけてゆくことでしょう。献立は四季の移り変わりを基本に、今、最も美味しい食材を使用しながらご用意いたします。日本料理の基本に忠実に、奥深く繊細な会席料理をお楽しみください。
ご朝食もひとつひとつ手作りで、滋味あふれる体にやさしい朝食です。柔らかな朝陽が差し込む食堂やダイニングの大正浪漫薫る雰囲気のなか、一日の始まりを優雅に感じられるひとときを味わうことができます。

日本の古宿10選にも選ばれた伝統とモダンが融合する棲（すみか）。
美人の湯と称されるとろりとした泉質が人気の宿。全17室のうち9室が温泉露天風呂付き客室です。
自慢の創作和食は、その時々の旬の味覚をふんだんに使った四季の味です。どの季節にお越しいただいてもお愉しみいただけるよう、匠の技で手間を惜しまず丁寧な仕事で素材の旨味を存分に引き出します。旬にこだわる玄竹の味をぜひ、ご賞味ください。

「環翠楼」は6,000坪の広大な敷地に、離れ客室がわずか9室。創業より受け継がれる木造建築を活かしたどこか懐かしい、心地よい空間が広がります。
夕食や朝食はそれぞれの離れで味わえるので、完全プライベート空間でゆったりとした時間を過ごす事ができます。
月毎に変わる会席料理は、阿賀野の食材と新潟の旬を大切にご用意。お米は農家から直接仕入れ、五頭山の伏流水で炊き上げたこだわりのコシヒカリです。
蔵元の心と技が育んだ新潟の銘酒もお料理に合わせていかがでしょうか。誰にも気兼ねのない、自分だけの時間が楽しめます。

純木造数寄屋造りの「はづ木」では、自然に囲まれた情緒溢れるゆとりの空間で温泉と薬膳が堪能できます。
薬膳の文字はすでに三千年前の商・周時代にあり、理論や実際が確立されたのは、二千年前の漢時代の宮中料理だといわれています。
夕食の「漢方薬膳懐石料理」は漢方の味をベースに、懐石料理の繊細さを融合した新しい料理の魅力を引き出しています。
朝食は、かゆの漢方膳。三種類の米の混合がゆに八宝菜、梅干し、野沢菜、ザーサイや金山寺の薬味。それぞれをかゆに混ぜると趣が変わります。
美味しいだけではなく健康増進作用のある薬膳は、生活が不規則でストレスの多い現代人にとって最適な食といえます。

「滝元館　遊季の里」で大切にしているのは、地産地食。その土地で採れたものを、その土地で食べる。それが何よりのご馳走です。
＜至高の味覚懐石＞は、春夏秋冬の美しい山・川・里で採れた強い生命力にあふれた旬の食材を中心に、最上級の飛騨牛や新鮮な海の幸を吟味し、
伝統的な調理法と枠にとらわれないアイディアを駆使して仕上げた「極みの美食」です。
その季節に最もおいしい幸を吟味し、月替わりで味わうことができます。
朝食は、少量のものを多品種で。国産の野菜を使い、素材の味を活かす薄味に仕上げています。
地元産にこだわった最高の旬の食材を、味わいも器もロケーションも、すべてが最高の状態で、心ゆくまでお楽しみください。

日本の食の原点とも言うべき「米」を屋号にしたためた山中温泉の「厨八十八」は、創業時より敷地内に田んぼを作り続け、米づくりを通して自然にふれ、作物を慈しみながら料理をする心を大切にしています。
館内の中央には、作りたてを召し上がっていただく料亭街｢厨（くりや）｣があり、料理人が料亭街内の厨房で調理した作りたてのお料理を味わう事ができます。
下ごしらえから化学調味料を使わず丁寧な仕事でこしらえられていて、料理人の心遣いが込められています。
地酒やワインも取り揃えているので、会席と組み合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

日本有数の絶景として知られる英虞湾に臨み、自然に抱かれるかのような穏やかな時間が流れる賢島にある「ＴＨＥ ＨＩＲＡＭＡＴＳＵ ＨＯＴＥＬＳ ＆ ＲＥＳＯＲＴＳ 賢島」は、全国にフランス料理店を展開する「ひらまつ」による全8室のスモールラグジュアリーホテル。
フランス料理の調理技法をベースにしつつも、料理のジャンルに捉われない自由な発想で、最高級のお料理が堪能できます。
その時期に一番おいしい海の幸や松阪牛など、地産地消を基本としたこだわり食材をお楽しみください。
※伊勢えびは10月～4月中旬頃、鮑は4月中旬頃～9月末頃まで召し上がれます。

豊かな自然と風光明媚な瀬戸内海に面した「江田島荘」のお部屋は、32室で全室オーシャンビュー。
フランスで修業を重ねた小竹隼也シェフの手によるお料理の数々も、ぜひご堪能ください。江田島をはじめ、地元でとれる四季折々の食材で構成した珠玉の逸品ばかりです。
地元でとれる新鮮な食材、例えば牡蠣やムール貝、シラスといった海の幸はもちろん、オリーブや柑橘類、野菜、果物、イノシシ肉といった瀬戸内が有する大地の恵みが四季折々で登場します。
「ここでしか味わえない料理=えたじまロカヴォーレ」をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
※locavore（ロカヴォーレ）とは、「local=地元」と「vore=食動物」から生まれた新語で、「地元でとれた食物を食べる」という意味です。

広島県福山市の鞆（とも）の浦にある「汀邸遠音近音」では、目の前に広がる瀬戸内の魚介を味わうことができます。
その時期にいちばん美味しい海の幸を選りすぐったメインディッシュをはじめ、素材を活かした繊細な味わいをお楽しみください。瀬戸内海の旬の魚や地野菜をふんだんに使い、目でも楽しめる器や盛り付けも料理旅館ならでは。
朝食はお客様のお好みに応じて「和食・洋食」からお選びいただけます。和食では、鞆の浦名物の鯛の身を焼きほぐし、鯛出汁で上品な味わいに仕上げた「鯛雑炊」が自慢の一品です。
洋食は、地元のパン屋さんの3種の特製パンや、料理長特製ポタージュスープ、平飼鶏の良質な卵を使用した卵料理や地野菜が味わえます。

絶景の多島海・松島を望む「天草 天空の船」は、眺めに癒される最上のリゾート。
天空に浮かぶ豪華客船をイメージした母屋にある、見晴らしの良いレストランは個室もあわせて全48席。
天草の魚介類はもちろん天草大王、梅肉ポークなど地元素材をふんだんに使った本格イタリアンをご堪能いただけます。
最高のロケーションを楽しみながら、大切な方とご一緒にお料理をお楽しみください。