常夏の島グアムへ行ったらぜひ訪れたい観光スポット18選を紹介！

「恋人岬」は、グアムがスペイン統治下の時代に起こった悲恋の伝説をもとに、恋人たちの聖地となった岬です。周囲に望まれない若い恋人たちが、この岬でお互いの黒髪を一つに結び、最後のキスを交わして岬から身を投げたという悲しい恋の伝説があります。この伝説によって岬は、「恋人岬」と呼ばれるようになりました。そんな「恋人岬」はタモン湾の北端にあり、展望台からは美しい大パノラマを望むことができます。願いを込めてハート形の鍵をかけるスポット「ハートロックウォール」や世界中の人々が結ばれるように祈りを込めた「ラブ・ベル」もあり、特にカップルで訪れたいスポットです。

「チャモロ・ビレッジ」は、島民や観光客が料理や美術品、工芸品などを求めて集まる観光スポット。グアムの首都ハガニアにあり、毎日マーケットが開催されています。おすすめの訪問日時は、水曜日の17時～21時頃。水曜日の夕方からは「ウェンズデー ナイト マーケット」と呼ばれ、屋台でさまざまなものが売られたり、ダンスショーが行われたりとグアムの夜を一層楽しめます。その活気は老若男女問わず踊り明かすことも珍しくないというほど。お土産を買いたい方にも、にぎやかなマーケットを楽しみたい方にもおすすめです。

「スペイン広場」は、スペインに統治されていた時代の史跡が残る広場です。最も有名なのは「チョコレートハウス」と呼ばれるスペイン建築の可愛らしい建物。スペイン総督の邸宅にあったチョコレートハウスで、スペイン総督夫人がチョコレートドリンクで来客をもてなしたことから、その名が付けられました。そのほかにも、スペイン総督の邸宅跡や三連アーチが美しい「アルマセンの三連アーチ」と名付けられた門など見どころ満載のスポットです。

「ラッテストーン公園」は、旧日本軍の防空壕跡や周辺に洞窟要塞が多く残る公園。グアムと日本との歴史的な関係を感じられるでしょう。また、公園内には、約1.5mの謎の石柱が並びます。この石柱は、墓石といわれることもあれば、建造物の土台といわれることもありますが、本当のところは判明しておりません。公園の名称である“ラッテストーン”とは、このような石柱群のことを意味し、グアムをはじめとしたマリアナ諸島で見ることができます。

「アプガン砦」は、スペイン軍によって建造された要塞の跡地です。スペイン統治時代にチャモロ族の大反乱から対抗するために建造されました。場所はグアムの首都ハガニア。高台にあり、展望台からは海や街並みが見下ろせます。そんなアプガン砦は、造られた当初はスペイン軍に使われていました。しかし、19世紀の終わりにグアムがアメリカ領になると、アメリカの海軍が通信拠点として活用。さらに第二次世界大戦中は日本軍が占拠し、大砲を使用する砲床として使われた過去があります。「アプガン砦」では、移り変わる歴史の面影を感じられるでしょう。

「2大ウォーターパーク」の1つ目は「パシフィック アイランド クラブ グアム（PICグアム）」。同ホテルに宿泊すれば豊富なアクティビティがすべて無料で楽しむことができ、キッズサービスも充実したウォーターパークです。2つ目は「星野リゾート リゾナーレグアム」。絶叫スライダーの「マンタ」や屋根付きの乳幼児用のプールがあり、子どもから大人まで楽しめるミクロネシア最大規模のウォーターパークです。どちらのウォーターパークも、スライダーやその他アトラクション、プールが盛りだくさん。一日ではすべてをまわりきれないほど楽しめるスポットです。

※2024/1/5現在、「マンタ」は改装工事のためご利用できません。2024年1月下旬、改装工事終了予定です。

「太平洋戦争国立歴史公園」は、第二次世界大戦の太平洋戦域の作戦に参加した人々の勇気と犠牲を忘れることがないよう、1978年に設立された公園です。1944年の7月21日に太平洋戦争で米軍が上陸した土地でもあり、公園内には巨大な魚雷が飾られています。現在は戦争史だけではなく、グアムで発見された素晴らしい自然の資源や景観などを保存する公園として、多くの観光客が訪れるスポットとなっています。週末にはバーベキューやランニング、スポーツカイトを楽しみにくる人々でにぎわい、現地の人からも親しまれる公園となっています。

「フィッシュアイマリンパーク」は、さまざまなアクティビティを体験したり、伝統的なショーを見たり、食事を楽しんだりとあらゆる楽しみが詰まったマリンパークです。パーク内にあるフィッシュアイ海中展望塔は、360度の方向にある窓からグアムに生息する熱帯魚やサンゴを観賞できるまさに海のパラダイス。そのほかにもシュノーケリングやイルカウォッチング、トロピカルムード溢れる会場にて太平洋の島々の衣装を身にまとい、フォトジェニックなセルフィー撮影ができるツアーなど、グアムで美味しいと評判のアイランドバイキングが楽しめるガーデンレストランなど盛りだくさん。グアムの海を存分に楽しめるアクティビティが用意されています。

「マイクロネシアモール」は、建物面積がなんと約6万平方メートルもある広大な2階建てのショッピングモール。世界的にも有名なブランドショップからグアムらしいサンダルやハワイのデザインを取り扱うショップなど、多種多様なお店が並んでいます。また、スーパーマーケットやミニ遊園地、フードコートもあり、一日中楽しめる巨大モールです。どこに行くか迷ったら、とりあえずこちらに立ち寄ってみるとよいでしょう。

「デデド朝市」は、グアム島で最も人口が多い街であるデデドで開催されるマーケット（2021年12月現在）。毎週土曜日と日曜日の朝に開催され、観光客だけではなく、地元の人からも人気のある朝市です。地元で採れたばかりの新鮮な野菜やフルーツ、水揚げされたばかりの魚介類などが売られています。屋台も並んでいるので、朝食目当てで訪れるのもよいでしょう。また、ハンドメイド製品や洋服、雑貨、アクセサリーなども販売されており、ファッションが好きな方におすすめです。疲れたらドリンクやスイーツなどで休憩するのも朝市ならではの楽しみ方です。

「グアム・プレミア・アウトレット」は、グアムに唯一あるアウトレットショッピングモールです。アウトレットなので、お目当てのブランドやサイズが必ずしも見つかるとは限りませんが、有名ブランドのアイテムがアウトレット価格で購入できます。日本に出展していないショップや日本に出展していても海外でしか売られていないアイテムなどもあるので、掘り出し物を探すのが好きな方は心がくすぐられそう。世界各国の料理が食べられるフードコートや近くにはレストランもあるので、ショッピングついでにお腹を満たすのもよいでしょう。

「イナラハン天然プール」は、その名のとおり自然がつくりあげた天然のプール。長い期間をかけて海水と風が岩場を削り、溶岩が海水をせき止めてできたそうです。グアムにあるほかの人気観光スポットのように、観光客向けに整備されている場所ではありませんが、地元の人も多く訪れる人気のスポットです。飛び込み台があるので、高いところが平気な方は地元の人に混ざって飛び込みしてみるのもよいでしょう。

グアム北部のジャングルを進むと姿を現す洞窟「パガットケーブ」は、“グアムの青の洞窟”と呼ばれ、パワースポットとして有名なスポットです。洞窟に至るまでのジャングルは、グアムの気候で育った木々や植物が生い茂り、草や木をかけ分けながら進む必要があるほど。そのため、訪れる際はツアーの利用がおすすめです。洞窟内は外の温度に比べて、ひんやりとした気温。奥に進むと神秘的なパワーも感じるような、青く透きとおる泉が広がります。天然のプールとなっているので、神秘の洞窟で泳ぐという貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか。

「タモントレードセンター」は、フォトジェニックなスポットとして有名で、多くの人が訪れる人気の撮影スポットです。建物の外壁がピンクで塗られており、「ピンクの壁」という愛称で知られています。グアムの抜けるような青空を背景にした一面ピンクの建物は、写真映え間違いなし。フォトジェニックな写真を撮影したいという方は、訪れて損はないでしょう。グアムに訪れた思い出をこのフォトジェニックなスポットで撮影して、持ち帰ってみてはいかがでしょうか。

「Kマート」は、食材や日用品、お土産、フードコート、さらには家電まで、ありとあらゆるものが購入できる24時間営業のスーパーマーケットです。観光客にも人気ですが、地元の人も多く訪れています。そのため、地元の人が普段使いするものから、観光客向けのお土産など品ぞろえが豊富。お土産で悩んでいる方は、「Kマート」へ行けばきっと素敵なお土産を見つけられるはず。「Kマート」のロゴが入ったTシャツやトートバッグなども販売されているので、記念に買って帰るのもよいかもしれません。あちこち買い物へ行くのは大変、お買い物は一ヵ所でまとめてしたいという方におすすめのスーパーマーケットです。

「Tギャラリア グアム by DFS」は、世界中で知られているハイブランドのショップが集まるグアム最大級のショッピングスポット。取り扱いブランドの数は100を超えるため、きっと気に入るアイテムを見つけられるでしょう。気になっていたハイブランドのアイテムが日本よりも安く手に入れられるかも。お買い物が好きならグアムに訪れた際、ぜひ立ち寄りたいスポットです。

「ザ・プラザ」は、グアムの繁華街タモンの中心にあるショッピングセンターです。世界でも有数な高級ブランドショップが数多く入っており、館内でお買い物を存分に楽しめます。また、各種レストランも充実しており、お買い物とお食事両方を楽しみたいという方に特におすすめ。「ザ・プラザ」内にはグアムで唯一の水族館「アンダーウォーターワールド」があり、全長100mにもおよぶトンネルアクアリウムでは、優雅に泳ぐ珍しい大型魚やサメなどをご観賞いただけます。またシートレック体験では水族館の中をお魚と一緒に歩くこともできます。

グアムの南部にあり、3段の美しい滝が魅力の「タロフォフォの滝公園」。見学ができる滝は2つあり、そのうちの1つは幅約20m、高さ約9mもの大きさです。目の前にすると、その迫力を感じられるでしょう。また、「タロフォフォの滝公園」には、「横井ケーブ」と名付けられたスポットがあります。横井ケーブは、第二次世界大戦時、28年もの間ジャングルのなかで潜伏していた元日本兵の横井庄一さんが使用したとされるケーブ（洞窟）を模したもの。横井さんは、タロフォフォ川の近くで発見されたそうです。自然と歴史、どちらの興味も満たしたいなら訪れておきたいスポットです。