大阪城公園に残る「豊臣」と「徳川」の物語
大阪城は、大阪の代表的なシンボルの一つです。大阪城公園は約105ヘクタールの広さを誇り、大阪城天守閣をはじめとする歴史的な建築物が並んでいます。また園内には、桜や梅などの四季を感じる花々が咲き乱れています。海外の観光客からの人気が高く、2019年6月には令和初のサミットの一環としてさまざまな関連行事が実施されました。大阪城公園には、新大阪駅から約35分でアクセス可能。JR環状線の「大阪城公園駅」「森ノ宮駅」、大阪メトロ・中央線(緑色)の「谷町四丁目駅」「森ノ宮駅」、長堀鶴見緑地線の「森ノ宮駅」、谷町線の「谷町四丁目駅」「天満橋駅」、京阪電鉄本線の「天満橋駅」、JR東西線(学研都市線)の「大阪城北詰駅」などさまざまな駅からアクセス可能です。
大阪城公園3つの魅力
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- 大阪城の歴史
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- 天守閣を彩る歴史的展示の数々
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- 城外の大阪城公園
大阪城は、約400年前の安土桃山時代に豊臣秀吉が築城しました。
完成までに約15年もの歳月をかけた大阪城は、完成当時、現在の4倍もの広さだったそうです。
長い年月の間に落雷による消失などもあり、今の大阪城は、徳川家3代将軍の家光によって再築されたものを再現しています。
大阪城の天守閣内は博物館になっており、様々な展示があります。
たとえば秀吉の逸話が残る原寸大の黄金の茶室や、大坂夏の陣図屏風に描かれた名場面を映像と共に解説するパノラマビジョンは見応えがあります。
豊臣時代と徳川時代、それぞれの時代の大阪城模型があり、存分に歴史を学ぶことができます。
多くのお城は、天守閣や本丸だけしか残されていません。
ところが大阪城公園は、二の丸や外堀の三の丸に至るまでの城跡全体が、現代風の巨大な公園として整備されています。公園内に散らばる櫓や城門まで、歴史的な観光スポットとして楽しめるでしょう。
また大阪城公園内には「ミライザ大阪城」という複合施設があり、食事や忍者・侍体験なども楽しめます。