長野で楽しめる温泉を紹介！地域食材や宿泊施設の魅力に理解を深めよう

文化庁登録有形文化財指定の宿「旅館花屋」は、100年以上の歴史を誇り情緒漂う温泉旅館です。宿の温泉は、源泉かけ流しで硫黄の香りがほのかに漂う天然温泉。大理石風呂、若草風呂、露天風呂の3つを備え、それぞれに特有の情緒を感じられます。源泉かけ流し内湯がある離れは、調度品や間取り、広さがそれぞれ異なるため、何度訪れても新たな発見を楽しめるでしょう。喧噪から離れ、大切な人とゆっくりプライベートな時間を過ごしたい方にもおすすめです。伝統とともに築き上げられた歴史ある日本建築は、由緒ある老舗旅館でしか味わえない魅力といえます。

自家源泉からの「源泉直引き掛け流しの湯」は薬用効果が高いと言われ、飲泉ができ特に胃腸病に良いと言われています。又、乳白色のお湯が特徴的な白骨温泉は、3日入れば3年風邪をひかないといわれるほどの良質な名湯です。肌触りも優しく、心身ともに癒やされるでしょう。季節によってさまざまな雰囲気を楽しめる「野天風呂」は特におすすめです。広大な敷地内には介山荘、昭和館、牧水荘の3ヵ所の施設が設けられ、宿泊する客室それぞれが持つ風情を堪能できます。食事では当館の源泉を利用したお料理や地元食材をさまざまなメニューで楽しめるのも魅力です。

「白船グランドホテル」は、名湯として人気を誇る白骨温泉を堪能できるホテルです。標高1,400mにある露天風呂は、外気との絶妙な温度差を楽しむのに最適な環境です。露天風呂のほか、展望大浴場や家族風呂（有料・要予約）で温泉を楽しむことができます。また、信州サーモンや信州牛、県内産コシヒカリなど、地元ならではの食材にこだわった料理を楽しめるのも特徴の一つ。周辺には、乗鞍高原や上高地など、信州を代表する大自然を中心とした観光地を擁しているため、その訪問の際の宿泊先としてもおすすめです。

「お宿 山翠」は、和モダンな客室や囲炉裏が設けられた客室、露天風呂付きの客室など、さまざまな雰囲気の客室が用意された旅館です。温泉は、「美人の湯」として知られる昼神温泉。木曽のヒノキが使われた貸切風呂（有料・事前予約要）ではバリアフリーのお風呂もあり、幅広い年齢層が安心して温泉を楽しめるようになっています。岩盤浴（有料・事前予約要）や足湯などもお愉しみいただけるため、あらゆる癒やしを体験できます。また、個室でゆったり召し上がれる会席料理も魅力の一つ。安心してお召し上がりいただけるよう、直営農場の食材を多く利用しております。自社農園では、季節に合わせた体験農場も行なっており、イチゴ狩りやリンゴ狩りを楽しめるのが魅力的です。

素肌を磨きしっかり保湿すると言われる泉質を持つ昼神温泉郷にある「昼神グランドホテル天心」。庭園露天風呂「天地の湯」では、柔らかなとろっとした肌触りの、昼神のいで湯をご堪能ください。7階にある昼神を一望できる展望大浴場「天辺の湯」には、スロープや手すりも設置されております。安心して景色と温泉をお愉しみください。また、館内には、デッキチェアで寛ぎながら浸かれる足湯もございます。読書をしながら足湯を愉しんだり、ビール（有料）を注文することもできます。客室はさまざまなタイプがあり、3世代での家族旅行にもおすすめの宿です。

「ユルイの宿 恵山」は囲炉裏料理や美肌の湯、美しい眺望が魅力の温泉旅館です。食材ができあがるまでの待ち時間は、囲炉裏料理の醍醐味でもあります。信州食材をふんだんに使用した会席料理は、まるで五感で堪能する芸術品のようで、四季の彩りを存分に楽しめます。満天の星に見守られながら浸かる温泉は、和テイストでありながら、間接照明によって幻想的な空間が演出されているのが特徴です。貸切風呂（有料・要予約）もあるため、ご家族やカップルでも温泉を楽しむことができます。宿泊した次の日には、毎朝開催されている朝市に足を運んでみてはいかがでしょうか。地元産の旬な野菜や山菜などを購入できます。

諏訪湖畔に立地する「ホテル紅や」は、14階という高層フロアにある展望浴場で温泉に浸かりながら、新緑や紅葉に染まる諏訪湖の景色を満喫できるホテルです。別館でも大浴場をはじめ、岩盤浴やラドン温浴室（有料）、貸切風呂（有料・事前予約要）、ミストサウナ（有料）など、さまざまなスタイルで温泉や温浴を楽しむことができます。レイクビューレストラン「和処 サンセット」でも、諏訪湖の魅力を堪能いただけます。一歩足を踏み入れると、壮大なパノラマビューに圧倒されるでしょう。調味料までこだわり抜いた料理と景色に癒やされ、日々の喧騒を忘れてみてはいかがでしょうか。

170年もの歴史を誇る「布半」は、湯上がりも心地良い4つの温泉を楽しめる温泉旅館です。つるつるとしたお湯は、美肌効果が期待できる泉質で、何度でも入りたくなるような優しい肌触りとなっています。館内随所には日本建築の美がほどこされ、まるで芸術品のような宿です。湖側客室「夢屋敷」に宿泊すれば、諏訪湖の四季折々に変化する景色を眺めながら日常を忘れゆったりとお寛ぎいただけます。料理長は、名立たる料理の賞を10年連続で受賞。和の基本を守りつつオリジナル性を高めた料理の提供しております。

「一茶のこみち 美湯の宿」は、すべて源泉かけ流し100％の温泉宿。大浴場・露天風呂のほかに、屋上には貸切露天風呂（有料・事前予約要）も備えています。貸切露天風呂は完全露天で、周囲の景観だけでなく、温かい陽光から夕焼け、星空まで、一日の時間の移ろいをも感じることができるでしょう。非日常的な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。また、新緑の季節から秋、雪化粧と四季折々の眺望は、まるで壮大な景色を独り占めしているかのような贅沢を感じられます。食事では、信州のブランド牛をはじめ、千曲川の川魚、馬刺しなど、地元食材をふんだんに使った和会席を堪能できます。

松本藩主の御殿湯“あさま温泉”を24時間楽しめる「和泉荘」は、全客室で天然温泉が楽しめます。肌への刺激が少ない泉質が特徴で、赤ちゃんや敏感肌の方でも安心して入浴できるのがうれしいポイント。夕食や朝食は、個室で食事をお召し上がりいただけるため（各プランをご確認ください）人目を気にせずゆったりと堪能できるのが魅力です。一人での宿泊も可能なので、自由気ままの温泉旅が実現するでしょう。宿の周辺には、松本城や松本市美術館など、松本を代表する多くの観光スポットがあります。温泉と観光を同時に楽しめるのも魅力の一つでしょう

北アルプスの常念岳を目の前に温泉が愉しめる「ホテルアンビエント安曇野」。その温泉は無色透明、無味無臭の弱アルカリ性であり地元でも人気が高く、石づくりとヒノキの大浴場は男女日替わりのため2つの浴槽が愉しめます。さらに露天風呂もあり、自然の息吹を肌で感じながらの入浴をお愉しみください。客室にはキッチンが備わっており、長期滞在でも快適にお過ごしいただけます。記念日などの大切な日には、メゾネットスイートでいつもよりワンランク上のお部屋で過ごしてはいかがでしょうか。旅の楽しみである料理は、繊細かつ上品なフランス料理と日本料理を堪能できます。豊富な品数をそろえた朝食バイキングでは、地元の食材を実演コーナーで調理してもらえるため、できたての料理が味わえます。

松本城がモチーフとなった黒塀のエントランスが印象的な「翔峰」は、バリエーション豊かな浴場の数を誇り、館内湯巡りを楽しめる温泉旅館です。展望露天風呂では、松本市内を包み込む北アルプスの絶景で癒やしのひと時をお過ごしいただけます。全客室からも雄大な北アルプスと松本平を一望できます。また、ガーデンテラスで、新鮮な空気を吸いながら観る景色も抜群です。食事処は3つに分かれており、プライベート空間を重視した食事処やオープンキッチンで料理をつくってくれる店など、好みに合わせて料理を楽しめます。

「蓼科グランドホテル滝の湯」の特徴は、まるで温泉街を歩いているかのような空間にあります。「温泉にぎわい通り」には、信州の伝統工芸品をモチーフにした照明などを配し、卓球スペースやゲームコーナーなど温泉には定番の施設も備えています。2つの源泉を持つお風呂は、庭園大浴場と渓流露天風呂と、3つの貸切風呂（有料・要予約）が用意されています。趣の異なる複数の湯船と景観が日頃の疲れを癒やします。客室は、ホテル最上階の「スカイコンフォートフロア　洋室」がおすすめ。ワンランク上で居心地の良いプライベート空間でお過ごしいただけます。最高4名様までご利用いただけるため、家族旅行にもおすすめです。

「横谷温泉旅館」は、八ヶ岳中信高原国定公園である横谷渓谷の、自然と距離感が非常に近い場所に位置します。温泉からの眺望も、手を伸ばせば届くのではと感じてしまうほど近くに生い茂る木々たちの姿です。泉質は鉄分を含むので、本来は無色透明でありながら、酸素に触れると茶褐色や黄金色の濁り湯に変わります。多彩な6種類の湯船のなかでひときわ目を引くのは、巨大な石をダイナミックに使用した露天風呂。館内の露天風呂のなかで、特に濁りが濃いお湯となっています。1923年創業の歴史を持ち、広大な自然に勝るほどの巨石露天風呂を、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

四季ごとに彩られる庭園を擁する「上林ホテル仙壽閣」は、喧騒からほど遠い静寂の空間を楽しめるホテルとして親しまれています。「上林ホテル仙壽閣」の魅力といえば、県内最大級のかけ流し温泉（※2021年11月現在）。巨岩から流れ落ちる源泉は、まるで滝のような迫力です。赤松の庭園には120種もの山野草が咲き誇り、沢蟹と清流の庭園では桜や藤、きれいな水だからこそ育てられる沢蟹の姿を満喫できます。食事では、月替わりの懐石料理を味わえます。一つひとつの料理には、歳時記の季語を添える粋な計らいもうれしいポイントです。

北アルプスの麓に位置する「白馬樅の木ホテル」は、北米調の雰囲気に満ちあふれたリゾートホテルです。異国を思わせるような館内施設ですが、八方温泉露天風呂「庄兵衛の湯」では、まるで日本庭園にいるかのような雰囲気を楽しめます。高級感漂う客室が多く、行き届いたサービスと高級リゾートホテルとしての安らぎをご堪能いただけます。グリーンシーズンには、テラスで炭火焼きバーベキューも楽しめます。ホテル周辺にはアクティビティを楽しめるスポットが多く、レンタル自転車で楽しむことも可能です。日頃の喧騒を忘れ、大自然の恵みを存分に味わってみてください。

標高2,500m級の霞沢岳、六百山、背後には焼岳と、「上高地温泉ホテル」は広大な自然とともに佇むホテルです。目の前には梓川が流れ、アルプスの雪解けを身近に感じるでしょう。標高1,500mに湧き出る温泉は、1830年代に発見されて以来多くの方に利用されています。上高地では唯一3つの自家源泉を持ち、2つの湯殿に贅沢にかけ流します（※2021年11月現在）。上高地のホテルに宿泊するには、開山シーズンから閉山式までの期間に訪れる必要があるので、早めにスケジュールを組むと良いでしょう。開山シーズン限定の「開山プラン」もありますので、シーズンの幕開けをぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。